【推し活】と【推し事】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「推し活」(読み方:おしかつ)と「推し事」(読み方:おしごと)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「推し活」と「推し事」という言葉は、どちらも自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「推し活」と「推し事」の違い

「推し活」と「推し事」の意味の違い

「推し活」と「推し事」の違いを分かりやすく言うと、「推し活」の方が「推し事」よりもやや一般的という違いです。

「推し活」と「推し事」の使い方の違い

一つ目の「推し活」を使った分かりやすい例としては、「推し活をすることで仕事を頑張ることができます」「推し活のために食費を削っている」「推し活は私の生き甲斐です」「推し活のために転職を考えている」などがあります。

二つ目の「推し事」を使った分かりやすい例としては、「推し事としてライブには絶対参加することにしています」「推し事は私の生きる希望です」「推し事が充実していて人生がとても楽しいです」などがあります。

「推し活」と「推し事」の使い分け方

「推し活」と「推し事」はどちらも自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「推し活」の方が「推し事」よりもやや一般的という点です。

ただし、意味は全く同じ言葉なので、基本的に好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

「推し活」も「推し事」も日本語特有の表現なので、英語表記はありません。

「推し活」の意味

「推し活」とは

「推し活」とは、自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを意味しています。

表現方法は「推し活をする」「推し活グッズ」「大人の推し活」

「推し活をする」「推し活グッズ」「大人の推し活」などが、「推し活」を使った一般的な言い回しになります。

「推し活」の使い方

「推し活」を使った分かりやすい例としては、「推し活のためにバイトを掛け持ちすることにしました」「推し活があるので辛い仕事を頑張ることができる」「推し活として推しの情報を集める」「推し活としてオーダーメイドの商品を予約しました」などがあります。

「推し活」は自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを意味するオタク用語です。オタク用語とはオタクである仲間同士で使う言葉のことを意味しています。

「推し活」はオタク用語なので、流行語や若者言葉などと同じように、時代ととも意味や使い方にも変化が生じると覚えておきましょう。また、オタク用語はオタクの仲間同士やネットスラングとして使う言葉なので、ビジネスシーンでは使うことができません。

「推し活」は自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援する活動のことですが、具体的な応援内容の定義はありません。

例えば、グッズを買うこと、聖地巡礼すること、ライブに行くこと、推しの良さをSNSで布教すること、推しにファンレターを書くなど、推しに関することの活動であれば全て「推し活」に当てはまると覚えておきましょう。

また、「推し活」の「推し」は自分が好きであれば応援しているもの全てが対象です。例えば、アイドル、歌手、俳優、女優、声優、スポーツ選手、作家、Youtuberなどの3次元だけではなく、アニメや漫画のキャラクター、Vtuberなどの2次元も対象になります。

また、鉄道、仏像、お城、刀などの、施設や概念も「推し活」の対象にすることが可能です。

「推し活」の類語

「推し活」の類語・類義語としては、オタク的とされる趣味の分野における活動のことを意味する「オタ活」があります。

「推し事」の意味

「推し事」とは

「推し事」とは、自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを意味しています。

「推し事」の読み方

「推し事」の読み方は「おしごと」です。誤って「おしこと」などと読まないようにしましょう。

「推し事」の使い方

「推し事」を使った分かりやすい例としては、「推し事として握手会に参加する」「一緒に推し事を楽しんでくれる友達を探している」「推し事をしてから精神的に余裕ができるようになりました」などがあります。

「推し事」は自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを意味するオタク用語です。

「推し事」はオタク用語なので、流行語や若者言葉などと同じように、時代ととも意味や使い方にも変化が生じると覚えておきましょう。また、オタク用語はオタクの仲間同士やネットスラングとして使う言葉なので、ビジネスシーンでは使うことができません。

「推し事」は自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援する活動のことですが、具体的な応援内容の定義はありません。

例えば、グッズを買うこと、聖地巡礼すること、ライブに行くこと、推しの良さをSNSで布教すること、推しにファンレターを書くなど、推しに関することの活動であれば全て「推し事」に当てはまると覚えておきましょう。

「推し事」の「推し」は自分が好きであれば応援しているもの全てが対象です。例えば、アイドル、歌手、俳優、女優、声優、スポーツ選手、作家、Youtuberなどの3次元だけではなく、アニメや漫画のキャラクター、Vtuberなどの2次元も対象になります。

また、鉄道、仏像、お城、刀などの、施設や概念も「推し事」の対象にすることが可能です。

「推し事」の語源

「推し事」の語源は「お仕事」です。推しを応援するという義務感から活動しているオタク達に対して、その活動はお仕事かよなどのツッコミが入ることがあり、「推し」に「お仕事」をかけて「推し事」と言うようになりました。

「推し事」の類語

「推し事」の類語・類義語としては、ジャニーズなど男性アイドルグループを応援することを意味する「担当」などがあります。

「推し活」の例文

1.学生時代は友達が全くいなかったが、推し活を始めたら友達ができました。
2.推し活にはお金がかかるので、昇給目指して仕事を頑張るようになりました。
3.推し活をするにあたって推しに見合う自分になりたいので、美容を頑張るようになりました。
4.アイドル好きの夫は私よりも推し活を優先するので、離婚を考えるようになりました。
5.給料を推し活につぎ込んでいるので、全く貯金することができません。
6.最近同僚が明るくなったと思ったら推し活が楽しいのはもちろんのこと、推し活を通じて恋人までできたそうだ。
7.推し活で高齢者が心身共に元気になる事を実証した施設があり、それなら私は余裕で100まで生きられるな。
8.推し活のために貯金を切り詰めて、次回のライブに参加するためのチケットを購入したのに中止だなんて残念でなりません。
9.彼女は推し活の一環として、推しの名前を冠したブログを運営し、コミュニティを形成しています。
10.この時期になると全国ツアーが始まり、推し活で忙しいので、休日の予定はすでに埋まっています。

この言葉がよく使われる場面としては、自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「推し活」はオタク用語です。

「推し事」の例文

1.推し事にはお金がかかるので、副業を始めることを考えています。
2.推し事として、推しが生まれた地域の聖地巡礼をすることにしました。
3.推しが出演する番組を録音するのは、推し事として必要なことだろう。
4.推し事にするには東京が最適なので、頑張って稼ぐしかありません。
5.社会人になってから推し事を始めたが、そのおかげでたくさんの友達ができました。
6.彼はいつもお仕事よりも推し事を優先して、まさに推しの鏡みたいなやつですよ。
7.娘は転校した時は不安だったようだが、今では一緒に推し事を楽しんでくれる友達がいるようで、楽しく過ごしています。
8.推し事は私にとっての心の支えであり、毎日の活力を与えてくれる存在なので、欠かすことはありません。
9.推しの誕生日には、SNSで感謝のメッセージを投稿することが推し事の一環です。
10.K-POPアイドルのファンは、推し事として現地の新聞に応援広告を出していてその資金力に驚きを隠せません。

この言葉がよく使われる場面としては、自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「推し事」はオタク用語です。

「推し活」と「推し事」はどちらも自分にとってのイチオシの人やキャラクターを応援することを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、大きな違いはないので好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

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