【フレシキブル】と【フレキシブル】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た言葉である「フレシキブル」(読み方:ふれしきぶる)と「フレキシブル」(読み方:ふれきしぶる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「フレシキブル」と「フレキシブル」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「フレシキブル」と「フレキシブル」の違い

「フレシキブル」は「フレキシブル」の間違い

「フレシキブル」と「フレキシブル」の違いを分かりやすく言うと、「フレシキブル」とは「フレキシブル」の間違った使い方、「フレキシブル」とは柔軟性があることです。

「フレシキブル」は誤字

一般的には「フレシキブル」という言葉は存在しません。読み方が似ていることから、「フレキシブル」のことを間違えて「フレシキブル」を使っている人がほとんどです。

「フレキシブル」は正しい日本語

正しい言葉である「フレキシブル」を使った分かりやすい例としては、「フレキシブルな対応をお願いしますね」「フレキシブルアームの照明を購入しました」「フレキシブルな人に憧れています」「彼はフレキシブルな発想をしている」などがあります。

「フレキシブル」という言葉はあっても、「フレシキブル」という言葉は存在しません。同時に「フレキシブル」という単語の意味について「柔軟性があること」と覚えておきましょう。

「フレキシブル」の英語表記

「フレキシブル」を英語にすると「flexible」となり、例えば上記の「彼はフレキシブルな発想をしている」を英語にすると「He is flexible in her opinions」となります。

「フレシキブル」の意味

「フレシキブル」とは

「フレシキブル」とは、「フレキシブル」の間違った使われ方です。

「フレシキブル」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「フレキシブル」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「フレシキブル」と間違えやすい理由

「フレシキブル」と「フレキシブル」を間違ってしまう理由としては、発音が似ているだけではなく、正しい言葉である「フレキシブル」よりも、間違っている言葉である「フレシキブル」の方が発音しやすいのが原因です。

ただし、発音しやすいからといって、「フレシキブル」は間違った日本語なので使わないように気をつけましょう。

「フレキシブル」は英語の「flexible」をカタナカにした言葉で、「flex」と「able」が合わさった言葉です。そのため、「フレシキブル」ではなく、「フレキシブル」とするのが正しい発音になります。

正しい日本語である「フレキシブル」を使った別の言葉としては、曲げ強度や加工性に優れて防火や防音に富む板材のことを意味する「フレキシルブルボード」、いつでも出勤と退勤を労働者が決定できる時間帯のことを意味する「フレキシブルタイム」などがあります。

「フレキシブル」の意味

「フレキシブル」とは

「フレキシブル」とは、柔軟性があることを意味しています。

表現方法は「フレキシブルに対応」「フレキシブルな人」「フレキシブルな働き方」

「フレキシブルに対応」「フレキシブルな人」「フレキシブルな働き方」などが、「フレキシブル」を使った一般的な言い回しになります。

「フレキシブル」の使い方

「フレキシブル」を使った分かりやすい例としては、「仕事をしていく上でフレキシブルな発想が必要だと思います」「彼女はフレキシブルな考えができる人です」「現場でフレキシブルな対応が求められている」「フレキシブルスクールへ入学することを決めました」などがあります。

「フレキシブル」は、柔軟性があることや融通が利くことを意味する形容動詞です。形容動詞とは、事物の性質や状態などを表すことを意味しています。

「フレキシブル」の語源は英語の「flexible」です。この「flexible」をカタカナにしたのが、日本語の「フレキシブル」になります。

また、「flexible」は融通の利くことを意味する「flex」に、できることを意味する「able」が合わさり、柔軟性があることや融通が利くことの意味で使われるようになりました。

「フレキシブル」はビジネスシーンにおいてよく使われている言葉で、「フレキシブルな対応をお願いします」とした場合、「柔軟な対応をお願いします」「臨機応変な対応をお願いします」というニュアンスになります。

「フレキシブル」の類語

「フレキシブル」の類語・類義語としては、 一つの立場や考え方にこだわらずその場に応じた処置や判断のできることを意味する「柔軟」、言葉や行動が自在で角立たず物事をすらすら処理していくことを意味する「円転滑脱」などがあります。

「フレシキブル」の例文

1.「フレシキブル」という言葉は存在しないので、おそらく「フレキシブル」の言い間違いだろう。
2.「フレキシブル」という言葉は柔軟性があることで、「フレシキブル」という言葉はない。
3.「フレシキブル」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.彼女は物事をフレシキブルに考えることができるという言葉を使う人はいるが、正しくは彼女は物事をフレキシブルに考えることができるです。
5.フレキシブルに動ける人材を採用したいという言葉はあるが、フレシキブルに動ける人材を採用したいという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「フレキシブル」という言葉を間違えて「フレシキブル」と表現している時などが挙げられます。

「フレシキブル」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「フレキシブル」を間違えて使っている可能性が高いです。

「フレシキブル」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「フレシキブル」ではなく、「フレキシブル」と表現するのが正しい使い方になります。

「フレキシブル」の例文

1.このネットカフェはフレキシブルな料金プランを採用しているため、足を運びやすいです。
2.弊社はフレキシブルに働けるようにフレックスタイム制を導入しているので、とても働きやすい職場です。
3.最近は人手が足りないことも多いので、フレキシブルなスケジュールで営業をしています。
4.アクシデントが起きた際にフレキシブルな対応ができるのが、ビジネスシーンにおいてはとても重要です。
5.フレキシブルな対応が出来る人は、周囲の人間と良好な関係を築きやすいです。

この言葉がよく使われる場面としては、柔軟性があることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「フレキシブル」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「フレシキブル」と「フレキシブル」どちらを使うか迷った場合は、「フレシキブル」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「フレキシブル」を使うようにしましょう。

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