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【二理ある】と【一理ある】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「二理ある」(読み方:にりある)と「一理ある」(読み方:いちりある)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「二理ある」と「一理ある」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「二理ある」と「一理ある」の違い

「二理ある」は「一理ある」の間違い

「二理ある」と「一理ある」の違いを分かりやすく言うと、「二理ある」とは「一理ある」の間違った使い方、「一理ある」とは一つの道理があることです。

「二理ある」は誤字

一般的には「二理ある」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「一理ある」のことを間違えて「二理ある」を使っている人がほとんどです。

「一理ある」は正しい日本語

正しい言葉である「一理ある」を使った分かりやすい例としては、「彼が言うことにも一理ある」「彼女のアドバイスも一理あるなと思いました」「部下から寄せられた批判には一理ある」「彼らの言い分も一理ある」などがあります。

「一理ある」という言葉はあっても、「二理ある」という言葉は存在しません。同時に「一理ある」という単語の意味について「一つの道理があること」と覚えておきましょう。

「一理ある」の英語表記

「一理ある」を英語にすると「You have a point」「You got me there」となります。

「二理ある」の意味

「二理ある」とは

「二理ある」とは、「一理ある」の間違った使われ方です。

「二理ある」が間違っている理由

「二理ある」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「一理ある」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「二理ある」と「一理ある」を間違ってしまう理由としては、「一理」という言葉があるので、「二理」という言葉もあると勘違いしてしまっているのが原因です。ただし、「二理ある」という言葉は存在せず、正しい日本語は「一理ある」になります。

ではなぜ「二理ある」も存在する言葉だと勘違いしてしまうのかというと、日本語には「二度あることは三度ある」「三度目の正直」「一に看病二に薬」「七転び八起き」などの数が増えていく言葉がたくさん存在しています。

そのため、一つの道理があることを意味する「一理ある」よりも、さらに道理があることを表現したい場合に、「二理ある」を使ってしまっているのでしょう。

しかし、「二理ある」は間違った日本語なので使わないよう注意が必要です。

「一理ある」の意味

「一理ある」とは

「一理ある」とは、一つの道理があることを意味しています。

「一理ある」の使い方

「一理ある」を使った分かりやすい例としては、「先方の言い分にも一理ある」「なるほど、あなたの言うことも一理ある」「彼女の主張にも一理ある」「それは一理あると思うが賛成することはできません」などがあります。

「一理ある」は一つの道理や一応の理屈のことを意味する「一理」に、そういう状態であることを意味する「ある」が合わさり、一つの道理があることの意味で使われている言葉です。

「一理ある」は目上の人に対してあまり適していない

「一理ある」はあくまでも一つの道理だけので、裏を返せば道理にあってはいない部分もあるという捉え方もすることができます。そのため、ビジネスシーンおいて目上の人に対して使うのはあまり適していません。

なぜなら、反対意見や不満なことがあると相手に感じさせてしまうの可能性があるからです。

では「一理ある」を上手く使うためにはどうすればいいのかというと、「あなたの意見は一理ありますがいくつか不明な点もあるのでお聞きしてもよろしいのでしょか」のように、相手の意見を認めつつも自分の主張を伝える使い方です。

「一理ある」の割合

「一理ある」は何パーセントくらいあっているかと疑問に思う人がいるかもしれませんが、結論を言うとそういう定量的な評価をする言葉ではありません。そのため、割合などでは表すことができない曖昧な表現であると覚えておきましょう。

「一理ある」の類語

「一理ある」の類語・類義語としては、理屈や道理に合っていることを意味する「理に適う」、物事が正しく行われていることを意味する「筋が通る」などがあります。

「二理ある」の例文

1.「二理ある」という言葉は存在しないので、おそらく「一理ある」の言い間違いだろう。
2.「一理ある」という言葉は一つの道理があることで、「二理ある」という言葉はない。
3.「二理ある」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.彼女たちの言い分にも二理あるという言葉を使う人はいるが、正しくは彼女たちの言い分にも一理あるです。
5.相手方の主張も一理あるという言葉はあるが、相手方の主張も二理あるという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「一理ある」という言葉を間違えて「二理ある」と表現している時などが挙げられます。

「二理ある」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「一理ある」を間違えて使っている可能性が高いです。

「二理ある」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「二理ある」ではなく、「一理ある」と表現するのが正しい使い方になります。

「一理ある」の例文

1.彼の言ってることは無茶苦茶だったが、一理ある部分もあったので否定することができませんでした。
2.私の意見と全く違うのだけれど、あなたの意見も一理あると思います。
3.あのコメンテイターはいつも上から目線だけど、たまには言っていることが一理ある。
4.これらの意見が全て正解とは言い難いが、基本的な考え方は一理ある。
5.私の説の方が正しいと思うが、彼が言っている説も一理ある。

この言葉がよく使われる場面としては、一つの道理があることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「一理ある」は目上の人に使うのはあまり適していない表現です。

「二理ある」と「一理ある」どちらを使うか迷った場合は、「二理ある」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「一理ある」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
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