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【ご自分】と【ご自身】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ご自分」(読み方:ごじぶん)と「ご自身」(読み方:ごじしん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ご自分」と「ご自身」という言葉は、どちらも会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「ご自分」と「ご自身」の違い

「ご自分」と「ご自身」の意味の違い

「ご自分」と「ご自身」の違いを分かりやすく言うと、「ご自分」の方が「ご自身」よりもやや一般的に使われている使うという違いです。

「ご自分」と「ご自身」の使い方の違い

一つ目の「ご自分」を使った分かりやすい例としては、「お言葉ですがご自分の行動はどうなんですか」「会長はご自分で運転なさるそうです」「それはご自分で準備をお願いいたします」「装着されているかはご自分でご確認ください」などがあります。

二つ目の「ご自身」を使った分かりやすい例としては、「それについてはご自身で判断してください」「タクシーの手配はお客様ご自身でお願いいたします」「お水はご自身でどうぞ」「陛下ご自身のお考えをお話ください」などがあります。

「ご自分」と「ご自身」の使い分け方

「ご自分」と「ご自身」はどちらも会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「ご自分」の方が「ご自身」よりもやや一般的に使われているという点です。

ただし、どちらも正しい日本語なので、基本的に好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

「ご自分」と「ご自身」の英語表記の違い

「ご自分」も「ご自身」も英語にすると「yourself」「on one’s own」となり、例えば上記の「お水はご自身でどうぞ」を英語にすると「Help yourself to water Sir」となります。

「ご自分」の意味

「ご自分」とは

「ご自分」とは、会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことを意味しています。

「ご自分」の漢字表記

「ご自分」を漢字にすると、「御自分」と表記することができます。

表現方法は「ご自分の行為」「ご自分のお名前」

「ご自分の行為」「ご自分のお名前」などが、「ご自分」を使った一般的な言い回しになります。

「ご自分」の使い方

「ご自分」を使った分かりやすい例としては、「どうぞご自分のことをお話ください」「とても重要なことなのでご自分でお決めください」「社長がご自分で作成なさるのですか」「現場にはご自分の車でお向かいになるそうです」などがあります。

「ご自分」はその人自身のことを意味する「自分」に、接頭語の「ご」が合わさり、会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことの意味で使われている言葉です。

「ご自分」は目上の人に使える

「ご自分」は会話の相手または第三者自身を敬意を込めた場合に使う言葉なので、基本的に目上の人に対して使用すると覚えておきましょう。また、丁寧な表現でもあるのでビジネスシーンにおいて使うことができます。

「ご自分」の注意点

「ご自分」を使う上で注意しなければならないのは、誰かに敬意を表す表現なので、自分自身を表現する際には使えないという点です。もし、自分自身に使いたいのであれば、ただ単純には「自分」を使うようにしましょう。

「ご自分」の類語

「ご自分」の類語・類義語としては、その行為の対象となるもののことを意味する「相手」があります。

「ご自身」の意味

「ご自身」とは

「ご自身」とは、会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことを意味しています。

「ご自身」の漢字表記

「ご自身」を漢字にすると、「御自身」と表記することができます。

表現方法は「ご自身で」「ご自身の責任において」「ご自身の体調を」

「ご自身で」「ご自身の責任において」「ご自身の体調を」などが、「ご自身」を使った一般的な言い回しになります。

「ご自身」の使い方

「ご自身」を使った分かりやすい例としては、「書類にはご自身の印鑑も忘れずにお願いいたします」「ご自身のためにもここは身を引いた方がいいと思いますよ」「それについてはご自身でお確かめください」などがあります。

「ご自分」は自らのことを意味する「自身」に、接頭語の「ご」が合わさり、会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことの意味で使われている言葉です。

「ご自身」は目上の人に使える

「ご自身」は会話の相手または第三者自身を敬意を込めた場合に使う言葉なので、基本的に目上の人に対して使用すると覚えておきましょう。また、丁寧な表現でもあるのでビジネスシーンにおいて使うことができます。

「ご自身」の注意点

「ご自身」を使う上で注意しなければならないのは、誰かに敬意を表す表現なので、自分自身を表現する際には使えないという点です。

「ご自身」の類語

「ご自身」の類語・類義語としては、三人称の人代名詞のことを意味する「あなた」があります。

「ご自分」の例文

1.専務がご自分で運転なさるそうなので、送迎車は必要ないだろう。
2.アルコール類は提供されませんので、ご自分でご用意ください。
3.社長はもう若くないので、ご自分の体調の方を優先してはいかがですか。
4.この行動が正義なのか、ご自分の胸に手を当てて考えてみてください。
5.一つ言わせてもらいたいのですが、ご自分はどうなんでしょうか。

この言葉がよく使われる場面としては、会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご自分」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「ご自身」の例文

1.飲食物は提供されませんので、ご自身でお持ちよりください。
2.契約書の内容に不備があるかもしれませんので、必ずご自身でご確認ください。
3.副総理のお言葉ではなく、総理ご自身のお考えを教えてください。
4.ご自身の課題解決能力について、どのように考えておられますか。
5.それに関しては保証対象外ですので、ご自身で対応してください。

この言葉がよく使われる場面としては、会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご自身」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「ご自分」と「ご自身」はどちらも会話の相手または第三者自身を敬意を込めて言うことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、意味に大きな違いはないので、好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
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