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【ご協力のほど】と【ご協力の程】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「ごきょうりょくのほど」という読み方の「ご協力のほど」と「ご協力の程」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ご協力のほど」と「ご協力の程」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「ご協力のほど」と「ご協力の程」の違い

「ご協力のほど」と「ご協力の程」の意味の違い

「ご協力のほど」と「ご協力の程」の違いを分かりやすく言うと、「ご協力のほど」は文章に漢字が多い場合に使う、「ご協力の程」は文章にひらがな多い場合に使うという違いです。

「ご協力のほど」と「ご協力の程」の使い方の違い

一つ目の「ご協力のほど」を使った分かりやすい例としては、「今度も変わらぬご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします」「今月末までに提出にご協力のほどよろしくお願いいたします」「ごみの分別についてご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします」などがあります。

二つ目の「ご協力の程」を使った分かりやすい例としては、「プロジェクトを無事成功させるためにご協力の程よろしくお願いいたします」「引き続きご協力の程よろしくお願いいたします」「ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします」などがあります。

「ご協力のほど」と「ご協力の程」の使い分け方

「ご協力のほど」と「ご協力の程」はどちらも協力を要請することのことを意味しており、大きな違いはありません。あて違いを挙げるならば、文章に漢字が多い場合に使うのが「ご協力のほど」、文章にひらがな多い場合に使うのが「ご協力の程」と覚えておきましょう。

つまり、「ご協力のほど」と「ご協力の程」は基本的にどちらの表現を使って構わないのですが、漢字が多ければひらがなを使う、ひらがなが続いて読みにいのであれば漢字を使うなどのように、文章全体を見て読みやすい文章にするのが大切です。

「ご協力のほど」と「ご協力の程」の英語表記の違い

「ご協力のほど」も「ご協力の程」も英語にすると「We kindly ask for your cooperation」となります。

「ご協力のほど」の意味

「ご協力のほど」とは

「ご協力のほど」とは、協力を要請することのことを意味しています。

表現方法は「ご協力のほどよろしくお願いいたします」「ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます」

「ご協力のほどよろしくお願いいたします」「ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます」などが、「ご協力のほど」を使った一般的な言い回しになります。

「ご協力のほど」の使い方

「ご協力のほど」を使った分かりやすい例としては、「お忙しい中大変恐縮ですがご協力のほどよろしくお願い申し上げます」「今後のサービス向上のためご協力のほどお願いいたします」「プロジェクトの推進に向けてご協力のほどよろしくお願いいたします」などがあります。

「ご協力のほど」は、力を合わせて事にあたることを意味する「協力」に、接頭語の「ご」、断定を避けて表現をやわらかにすることを意味する「のほど」が合わさり、協力を要請することのことの意味で使われている言葉です。

「ご協力のほど」は目上の人に使える

「ご協力のほど」は「のほど」を使用した柔らかい表現なので、ビジネスシーンなどで目上の人に対して協力をお願いしたい場合に重宝する貴重な言い回しになります。

また、会話などの話し言葉としてだけではなく、手紙やメールなどの書き言葉としても使うことができます。

「ご協力のほど」を書き言葉として文章で使う場合は、前後の文面を見合わせて、漢字が多い場合うと覚えておきましょう。もしひらがなが多い文章の場合は、同じ意味を持つ「ご協力の程」を使うのが適しています。

「ご協力のほど」の類語

「ご協力のほど」の類語・類義語としては、手助けを要請することを意味する「ご助力のほど」、力を貸して欲しいとお願いすることを意味する「お力添えのほど」などがあります。

「ご協力の程」の意味

「ご協力の程」とは

「ご協力の程」とは、協力を要請することのことを意味しています。

表現方法は「ご協力の程よろしくお願いいたします」「ご協力の程よろしくお願い申し上げます」

「ご協力の程よろしくお願いいたします」「ご協力の程よろしくお願い申し上げます」などが、「ご協力のほど」を使った一般的な言い回しになります。

「ご協力の程」の使い方

「ご協力の程」を使った分かりやすい例としては、「アンケートへのご参加ご協力の程よろしくお願いいたします」「今後の業務改善に向けてご協力の程よろしくお願い申し上げます」「事情を考慮の上ご協力の程よろしくお願いいたします」などがあります。

「ご協力の程」は、力を合わせて事にあたることを意味する「協力」に、接頭語の「ご」、断定を避けて表現をやわらかにすることを意味する「の程」が合わさり、協力を要請することのことの意味で使われている言葉です。

「ご協力の程」は目上の人に使える

「ご協力の程」は「の程」を使用した柔らかい表現なので、ビジネスシーンなどで目上の人に対して協力をお願いしたい場合に重宝する貴重な言い回しになります。

「ご協力の程」を書き言葉として文章で使う場合は、前後の文面を見合わせて、ひらがなが多い場合うと覚えておきましょう。もし漢字が多い文章の場合は、同じ意味を持つ「ご協力のほど」を使うのが適しています。

「ご協力の程」の類語

「ご協力の程」の類語・類義語としては、力を貸して助けて欲しいとお願いすることを意味する「ご支援の程」、援助して盛り立てることを意味する「バックアップ」などがあります。

「ご協力のほど」の例文

1.イベントスペース内での飲食は禁止しております。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
2.アンケート用紙につきましては、今週末までに提出をご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
3.スケジュール通りに進行することができました。ご協力のほどありがとうございました。
4.恵まれない子供たちを救うために、募金のご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
5.町内のボランティア活動への参加、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

この言葉がよく使われる場面としては、協力を要請することのことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご協力のほど」はビジネスシーンおいて使われている言葉です。

「ご協力の程」の例文

1.小さいお子様も参加されておりますので、本イベントは飲酒は禁止しております。ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
2.風邪が流行っておりますので、店内はマスクの着用にご協力の程よろしくお願い申し上げます。
3.皆様お忙しい時期かと思いますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。
4.感染症予防のためご利用人数に制限をかけさせていただきますが、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
5.ただいまいよりサービスのメンテナンスを実施いたします。ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

この言葉がよく使われる場面としては、協力を要請することのことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご協力の程」はビジネスシーンにおいて使われている言葉です。

「ご協力のほど」と「ご協力の程」はどちらも協力を要請することのことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、文章に漢字が多い場合に使うのが「ご協力のほど」、文章にひらがな多い場合に使うのが「ご協力の程」と覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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