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【ご機嫌麗しゅう】と【ごきげんよう】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ご機嫌麗しゅう」(読み方:ごきげんうるわしゅう)と「ごきげんよう」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」という言葉は、どちらも相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」の違い

「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」の意味の違い

「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」の違いを分かりやすく言うと、「ご機嫌麗しゅう」の方が「ごきげんよう」よりも丁寧な表現という違いです。

「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」の使い方の違い

一つ目の「ご機嫌麗しゅう」を使った分かりやすい例としては、「ご機嫌麗しゅうまたお会いできるのを楽しみにしております」「ご機嫌麗しゅうお過ごしでしょうか」「女子高に通っている友達からご機嫌麗しゅうと言われました」などがあります。

二つ目の「ごきげんよう」を使った分かりやすい例としては、「今日もごきげんよう」「ごきげんようと挨拶をされたのでとても戸惑いました」「ごきげんようと挨拶を交わし久しぶりに飲みにいきました」などがあります。

「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」の使い分け方

「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」はどちらも相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことを意味しており。大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「ご機嫌麗しゅう」の方が「ごきげんよう」よりも丁寧な表現という点です。

したがって、よりかしこまった場面には「ご機嫌麗しゅう」を使うのがいいでしょう

「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」の英語表記の違い

「ご機嫌麗しゅう」も「ごきげんよう」も英語にすると「Hello, how are you」「Good luck」「Look after yourself」となります。

「ご機嫌麗しゅう」の意味

「ご機嫌麗しゅう」とは

「ご機嫌麗しゅう」とは、相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことを意味しています。

「ご機嫌麗しゅう」の使い方

「ご機嫌麗しゅう」を使った分かりやすい例としては、「お体に気をつけてご機嫌麗しゅうお過ごしください」「ご機嫌麗しゅうまた来週学校で」「ご機嫌麗しゅうそれでは稽古を始めましょう」「三回生のお姉さま方ご機嫌麗しゅう」などがあります。

「ご機嫌麗しゅう」は相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことで、主に上流階級と言われる人々が使用していた言葉になります。

「ご機嫌麗しゅう」は出会った時や別れの時どちらでも使うことが可能です。例えば、出会った時に使う「ご機嫌麗しゅう」は「お元気ですか」というニュアンスになり、別れの時に使う「ご機嫌麗しゅう」は「元気でお過ごしください」というニュアンスになると覚えておきましょう。

「ご機嫌麗しゅう」は一部の人達の間で使用されている

「ご機嫌麗しゅう」は現代においてはほとんど使われていない言葉ですが、一部の人達の間では現代でも使用されていると言われています。

「ご機嫌麗しゅう」は女性しか使えない言葉に思いますが、男性が使用しても何も問題ありません。ただし、違和感を覚える人もいるので、基本的には女性が使う言葉と覚えておきましょう。

「ご機嫌麗しゅう」の類語

「ご機嫌麗しゅう」の類語・類義語としては、健康であるか尋ねることを意味する「お元気でいらっしゃいますか」があります。

「ごきげんよう」の意味

「ごきげんよう」とは

「ごきげんよう」とは、相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことを意味しています。

「ごきげんよう」の漢字表記

「ごきげんよう」を漢字にすると、「ご機嫌よう」と表記することができます。

「ごきげんよう」の使い方

「ごきげんよう」を使った分かりやすい例としては、「ごきげんよういかがお過ごしでしょうか」「予定があるのでお先に帰ります、皆様ごきげんよう」「また会う日までごきげんよう」「ごきげんよう、お久しぶりです」「それではさようなら、ごきげんよう」などがあります。

「ごきげんよう」は相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことで、出会った時や別れの時どちらでも使うことが可能です。

また、出会った時に使う「ごきげんよう」は「お元気ですか」というニュアンスになり、別れの時に使う「ごきげんよう」は「元気でお過ごしください」というニュアンスになると覚えておきましょう。

「ごきげんよう」は明治時代には貴族や華族は日常的に使われていましたが、現代においてはほとんど使われることが少なくなってきています。ただし、21世紀でも一部の私立学校では日常的に用いられていると言われています。

「ごきげんよう」の語源

「ごきげんよう」は室町時代の京都の宮中で使われる御所言葉で、女官が天皇や皇后に会う際に、まず両者に対するご機嫌伺いから始まることから、「お揃いあそばされましてごきげんよう」という挨拶を行なうのが一般的でした。

これが元となり、上流階級の人々の間で「ごきげんよう」という言葉が使われるようになってと言われています。

「ごきげんよう」は女性しか使えない言葉に思いますが、男性が使用しても何も問題ありません。ただし、違和感を覚える人もいるので、基本的には女性が使う言葉と覚えておきましょう。

「ごきげんよう」の類語

「ごきげんよう」の類語・類義語としては、これからも元気でいてくださいという挨拶のことを意味する「お元気で」、気分の良し悪しを尋ねることを意味する「ご機嫌いかが」などがあります。

「ご機嫌麗しゅう」の例文

1.それではご機嫌麗しゅう。またお会いする日を楽しみにしております。
2.私はお嬢様学校に通っていたので、ご機嫌麗しゅうが標準挨拶でした。
3.私は子供の頃は貧しかったので、ご機嫌麗しゅうという言葉とは無縁の生活でした。
4.ご機嫌麗しゅうございます。私のためにお集りいただきありがとうございました。
5.お忙しいところご足労いただきありがとうございます。ご機嫌麗しゅうございますか。

この言葉がよく使われる場面としては、相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご機嫌麗しゅう」は日常生活ではほとんど使われていない言葉です。

「ごきげんよう」の例文

1.今日はお先に失礼させていただきます。それではごきげんよう。
2.通っている学校はお嬢様ばかりなので、ごきげんようが一般的に使われている。
3.ごきげんよう。それでは本日よろしくお願いいたします。
4.あなたのご武運をお祈りいたします。それではごきげんよう。
5.またのご宿泊を心よりお待ちしております。ごきげんよう。

この言葉がよく使われる場面としては、相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ごきげんよう」は日常生活ではほとんど使われていない言葉です。

「ご機嫌麗しゅう」と「ごきげんよう」はどちらも相手の健康を祈る気持ちを込めた挨拶のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「ご機嫌麗しゅう」の方が「ごきげんよう」よりも丁寧な表現と覚えておきましょう。

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