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【ブティック】と【セレクトショップ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ブティック」と「セレクトショップ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ブティック」と「セレクトショップ」という言葉は、「衣料品店」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ブティックとセレクトショップの違い

ブティックとセレクトショップの意味の違い

ブティックとセレクトショップの違いを分かりやすく言うと、ブティックはセレクトショップよりも小規模な店を表現する時に使うという違いです。

ブティックとセレクトショップの使い方の違い

一つ目のブティックを使った分かりやすい例としては、「街のブティックは昔から佇んでいる」「オンラインブティックでばかり買い物する人は利用額に注意だ」「ブティックリゾートに関するブログやレビューを読んで旅行先を決める」などがあります。

二つ目のセレクトショップを使った分かりやすい例としては、「ハイブランド服が集められたセレクトショップには立ち入ったことがない」「セレクトショップのマネキンの靴は個人的に参考になる」「セレクトショップが駅前にできるそうだ」などがあります。

ブティックとセレクトショップの使い分け方

ブティックとセレクトショップはどちらも、衣料品店を意味しますが、使い方が若干異なります。

ブティックは、洒落た衣服やジュエリーを扱う小規模な店を指します。ただし、ファッション業界でブティックという言葉が死語とされていることから、後述のセレクトショップやショップと呼ばれることがほとんどです。

一方のセレクトショップは、複数のメーカーやブランドを扱う店を指します。衣料品だけでなく、雑貨や家具なども取り扱われることがあります。

つまり、ブティックはセレクトショップよりも小規模な衣料品店を指すという違いがあります。

また、ブティックはセレクトショップよりも、高価格な商品やサービスを提供する店に対して使うと区別されることもあります。

ブティックとセレクトショップの英語表記の違い

ブティックを英語にすると「boutique」となり、例えば上記の「街のブティック」を英語にすると「the boutique in town」となります。

一方、セレクトショップを英語にすると「a specialty shop」「a selected shop」となり、例えば上記の「セレクトショップで服を買う」を英語にすると「buy clothes from specialty shops」となります。

ブティックの意味

ブティックとは

ブティックとは、洒落た衣服やジュエリーを扱う小規模な店を意味しています。

その他にも、高級品を扱う店や高価格なサービスを提供する店を意味する言葉として使われています。

ブティックの使い方

「ご老人が経営するブティックは最近代替わりがあったそうだ」「オンラインブティックには衣類だけでなく時計などのアクセサリーも売られている」などの文中で使われているブティックは、「小規模な高級衣料品店」の意味で使われています。

一方、「ブティックホテルの中でも自然に囲まれた場所に家族で行ってみたい」「海外のブティックリゾートは期待通り綺麗な場所ばかりだ」などの文中で使われているブティックは、「高価格な商品やサービスを提供する店」の意味で使われています。

ブティックは英語で「boutique」と表記され、「婦人用の流行品を売る店」という意味を持つ言葉です。本来は「小売店」「職人の店」を表すフランス語で、日本語でも同じように使われています。

日本では2000年代から衣料品以外の雑貨などを扱う専門店に対しても使われる言葉ですが、それ以前に使われていた高級衣料品店に対するブティックは死語とみなされるようになったため、「ショップ」などの別の表現が用いられています。

「ブティックホテル」の意味

また、上記例文の「ブティックホテル」は、客室数が少なく規模が小さいホテルを指す言葉です。ユニークなテーマ性やコンセプトを持ち、高品質かつ高価格という特徴がありますが、今日では規模の大小での分類はあまりされていません。

ブティックの類語

ブティックの類語・類義語としては、紳士服や婦人服、装飾品などのファッションに関する製品を販売する店を意味する「アパレルショップ」などがあります。

セレクトショップの意味

セレクトショップとは

セレクトショップとは、複数のメーカーやブランドを扱う店を意味しています。

セレクトショップの使い方

セレクトショップを使った分かりやすい例としては、「韓流ブームから韓国商品を扱うセレクトショップは愛されているように思う」「セレクトショップに家具を見に行くことになった」「セレクトショップの家電がすぐ壊れてしまわないか心配だ」などがあります。

その他にも、「古着屋はセレクトショップのように思えても不思議ではない」「メンズファッションにおすすめのセレクトショップを教えてもらった」「国内のセレクトショップに関して検索してみた」などがあります。

セレクトショップは英語で「select shop」と表記されますが、和製英語であるため英語圏では「a specialty shop」「a selected shop」といった表現が用いられます。また、「セレクトストア」と呼ばれることもあります。

複数のメーカーやブランドの商品を扱うという特徴があり、服飾や雑貨を扱う店舗に大して使われることの多い言葉です。また、大手メーカーのものではない商品や、セレクトショップが自社製品として商品を販売することもあります。

セレクトショップの対義語

セレクトショップの対義語・反対語としては、「専門店」自社商品に対する消費者らの反応を調べるなどの目的で試験的に売り出すための小売店舗を意味する「パイロットショップ」があります。

セレクトショップの類語

セレクトショップの類語・類義語としては、食料品や雑貨、衣料品などの小売店を意味する「スーパーマーケット」、衣食住の全般に関する商品を陳列する大規模な小売店を意味する「デパート」などがあります。

ブティックの例文と使い方

1.インターネットの普及により、オンラインブティックが利用されることも多くなったと言えるだろう。
2.ブティックという言葉は若者からしたら死語なのだろうが、衣料品店以外であれば未だに使われているように思う。
3.あまり足を踏み入れたことはないが、ブティックの商品は高級なイメージがある。
4.ブティックリゾートでは、マッサージを受けられたり、プールなどの施設を使うことができるところが多く感じる。
5.次回の女子会ではブティックホテルが候補地として挙がっており、日程も決まっていないのにメッセージ上で盛り上がっている。

この言葉がよく使われる場面としては、洒落た衣服やジュエリーを扱う小規模な店を意味する時などが挙げられます。

例文4や例文5のように、高価格な商品やサービスを提供する宿泊施設に対して使われることもあります。

セレクトショップの例文と使い方

1.人気のセレクトショップにも色があるため、自分に似合う洋服ばかりの店もあれば、似合わないショップもある。
2.デザイン性を重視した商品ばかりが並ぶセレクトショップ曰く、見た目だけでなく実用性も兼ねているものを集めたのが売りらしい。
3.偶然セレクトショップで出会ったカップとソーサーは来客用に使おうと思ったが、最近では自分で使ってしまっている。
4.近くのセレクトショップではハイブランド品ではないものばかり取り扱ってくれているため手が出しやすい。
5.韓国ブランドのセレクトショップは特に若者に重宝されているのだろうかとは思うが、私は一度も訪れたことがない。

この言葉がよく使われる場面としては、複数のメーカーやブランドを扱う店を意味する時などが挙げられます。

例文4の通り、取り扱う商品の価格帯に左右されることがないのも、セレクトショップの特徴と言えます。

ブティックとセレクトショップは、どちらも「衣料品店」を表します。どちらを使うか迷った場合は、小規模かつ高価格な商品を扱う場合は「ブティック」を、複数のメーカーの商品を扱う場合は「セレクトショップ」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
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