【度量】と【器量】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「度量」(読み方:どりょう)と「器量」(読み方:きりょう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「度量」と「器量」という言葉は、読み方は似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。



度量と器量の違い

度量と器量の意味の違い

度量と器量の違いを分かりやすく言うと、度量とはおおらかで広い心を意味しており、器量とは能力や人徳を意味するという違いです。

度量と器量の使い方の違い

一つ目の度量を使った分かりやすい例としては、「私の彼氏は度量がある人」「これは度量が狭い反応だ」「それが彼らの度量だろう」「今回の行いは度量に欠けている」「度量の広さを持つ大人になりたい」「私の度量不足だったと思います」「度量衡をはかる器具を作っている」などがあります。

二つ目の器量を使った分かりやすい例としては、「指導者としての器量がある」「教師としての器量に乏しい」「その案件は私の器量をオーバーしている」「器量がある人の特徴はこれだ」「この案件は器量不足のため断った」「町一番の器量よしと言われている」などがあります。

度量と器量は読み方は似ているのですが、意味は大きく異なります。度量は他人の言動を受け入れる広い心を意味しており、器量はある事をするのにふさわしい能力や人徳を意味しています。

「度量不足」と「器量不足」の違い

「度量不足」「器量不足」という表現がありますが、「度量不足」は言動を受け入れられない心の持ちようを表し、「器量不足」はあることを遂行できない能力不足を表しています。

度量と器量の英語表記の違い

度量を英語にすると「generous」となり、例えば上記の「度量がある人」を英語にする「generous person」となります。一方、器量を英語にすると「ability」となり、例えば上記の「指導者としての器量」を英語にすると「ability as a leader」となります。

度量の意味

度量とは

度量とは、他人の言動を受けいれる広くおおらかな心を意味しています。

その他にも、長さと容積の意味も持っています。

表現方法は「度量を持つ」「度量がない」「度量が狭い」

「度量を持つ」「度量がない」「度量が狭い」「度量が小さい」などが、度量を使った一般的な表現方法です。

度量の使い方

「度量のある人物になりなさい」「彼には重責を担える度量がある」「度量が大きい上司とは働きやすい」「度量が小さい人にはなりたくない」「度量を広げる努力をする」「度量のある女性と結婚したい」などの文中で使われている度量は、「他人の言行を受けいれる広い心」の意味で使われています。

一方、「この装置の度量をはかる」「度量換算を行う」などの文中で使われている度量は、「長さと容積」の意味で使われています。

度量の由来

度量という言葉には 物差しと枡(読み方:ます)の意味があり、それが転じて長さと容積を表すようになりました。更には、他人の言行を受けいれる広くおおらかな心をも意味するようになったのです。上記の「度量のある人物」とはおおらかで広い心を持った人物を表します。

「度量換算」の意味

度量という言葉を用いた日本語には「度量換算」があり、長さや重さなどの単位を他の単位に換えて計算しなおすことを意味します。具体的には10ミリメートル(mm)を1 センチメートル(cm)に変換することです。

「度量を測る」と「度量を量る」の意味

「度量をはかる」の「はかる」を漢字にする時には注意が必要です。長さや面積には「測る」、容積や大きさには「量る」を用います。

度量の類語

度量の類語・類義語としては、その人の身についている徳を意味する「人徳」、心が広くてよく人の言動を受け入れることを意味する「寛容さ」、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さを意味する「包容力」などがあります。

度の字を使った別の言葉としては、物体のあたたかさや冷たさを示す尺度を意味する「温度」、そこまでと限られている程度を意味する「限度」、物事が繰り返して起こる度合いを意味する「頻度」、気おくれしない精神力を意味する「度胸」などがあります。

器量の意味

器量とは

器量とは、ある事をするのにふさわしい能力や人徳を意味しています。

その他にも、顔だちや容貌の意味も持っています。

表現方法は「器量がない」「器量を持つ」「器量が悪い」

「器量がない」「器量を持つ」「器量が悪い」「器量が大きい」「器量が小さい」などが、器量を使った一般的な表現方法です。

器量の使い方

「器量を磨く生き方をしなさい」「器量が狭い人は仕事ができない」「器量を上げる努力をしている」「あの人には器量があるから頼れる」「その人の器量を判断する」「完全なる器量不足である」などの文中で使われている器量は、「ある事をするのにふさわしい能力や人徳」の意味で使われています。

一方、「器量は当座の花」「器量のいい女性に惹かれる」「彼女はいわゆる器量良しである」「器量のある女性は実は多い」「器量の悪い娘ばかり」などの文中で使われている器量は、「顔だちや容貌」の意味で使われています。

「器量不足」の意味

器量という言葉を用いた日本語には「器量不足」があり、ある事をするのにふさわしい能力が足りないことを表します。「私などでは器量不足ですが、精一杯努めます」などと使います。

「器量は当座の花」の意味

器量には顔立ちや容貌の意味もあります。ことわざの「器量は当座の花」とは、美しさは一瞬であり長続きしないという意味があります。

器量の類語

器量の類語・類義語としては、物事を成し遂げることのできる力を意味する「能力」、ある物事を行う能力を意味する「技量」、物事を成し遂げる力の程度を意味する「力量」、物事をやり遂げようとする気力や根性を意味する「甲斐性」などがあります。

器の字を使った別の言葉としては、物を入れるうつわを意味する「容器」、器具や道具類の総称を意味する「器物」、要領よく物事を処理することを意味する「器用」、便利な機械や器具を意味する「利器」などがあります。

度量の例文

1.リーダーには器の大きさや度量の広さが必要だと思う。
2.彼は同僚や部下からの指摘を素直に受け止めて反映する度量の大きな人だ。
3.私を裏切った彼を許せるほどの度量はない。
4.友達に指摘されたぐらいでいじけてしまうなんて、度量の小さい人だね。
5.聖書にも度量衡が登場しており、人間の身体の一部を利用した単位だったようだ。

この言葉がよく使われる場面としては、他人の言動を受けいれる広い心や長さと容積を表現したい時やなどが挙げられます。

例文1から例文4で使われている「度量」は、他人の言動を受けいれる広い心を表しています。例文5で使われている「度量衡」とは、物理量の測定や単位を意味しており、度は長さ、量は容積、衡は重を表します。

器量の例文

1.会社は経営者の能力や器量以上には成長しないと言われている。
2.少額のお金をケチって器量が狭いと思われることは損だと思う。
3.器量を上げるとは、人がやりたくてもやれない経験値を積み重ねることだと思う。
4.祖母は、昔は近所でも評判の器量よしだったことを自慢げに話す。
5.私の兄は器量好みだと断言できるほど、歴代の彼女はみんなカワイイし美人だ。

この言葉がよく使われる場面としては、ある事をするのにふさわしい能力や人徳を表現したい時などが挙げられます。また、容貌を表現することもあります。

例文1から例文3で使われている器量とは、ある事をするのにふさわしい能力や人徳を表します。
例文5で使われている「器量好み」とは、顔だちの美しい女性ばかりを好む人のことを意味します。

度量や器量という言葉はどちらも人生の中ので数えきれないほど、使ったり聞いたりする言葉なはずです。読み方は似ていますが意味が異なり、度量は他人の言動を受けいれる広い心を意味し、器量は能力や人徳を意味することに注意しましょう。

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