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【語弊を招く】と【誤解を招く】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「語弊を招く」(読み方:ごへいをまねく)と「誤解を招く」(読み方:ごかいをまねく)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「語弊を招く」と「誤解を招く」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「語弊を招く」と「誤解を招く」の違い

「語弊を招く」は「誤解を招く」の間違い

「語弊を招く」と「誤解を招く」の違いを分かりやすく言うと、「語弊を招く」とは「誤解を招く」の間違った使い方、「誤解を招く」とは相手が誤解するような表現を用いることです。

「語弊を招く」は誤字

一般的には「語弊を招く」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「誤解を招く」のことを間違えて「語弊を招く」を使っている人がほとんどです。

「誤解を招く」は正しい日本語

正しい言葉である「誤解を招く」を使った分かりやすい例としては、「彼女の発言は誤解を招く可能性があります」「誤解を招くような広告は違法です」「誤解を招く言い方をしてしまったのでとても反省しています」などがあります。

「誤解を招く」という言葉はあっても、「語弊を招く」という言葉は存在しません。同時に「誤解を招く」という単語の意味について「相手が誤解するような表現を用いること」と覚えておきましょう。

「誤解を招く」の英語表記

「誤解を招く」を英語にすると「misled you」「caused a misunderstanding」「confused you」となります。

「語弊を招く」の意味

「語弊を招く」とは

「語弊を招く」とは、「誤解を招く」の間違った使われ方です。

「語弊を招く」が間違っている理由

「語弊を招く」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「誤解を招く」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「語弊を招く」が間違っている理由

「語弊を招く」と「誤解を招く」を間違ってしまう理由としては、「語弊」と「誤解」のニュアンスが似ているため、混同してしまっているのが原因です。ただし、正しい日本語は「誤解を招く」なので、間違えないように注意しましょう。

ではなぜ「語弊を招く」が間違った言葉かというと、「語弊」とは言葉の使い方が適切でないために誤解を招きやすい言い方のことを意味しており、「語弊を招く」としてしまうと、意味が重複している不適切な表現となってしまうからです。

また同様に、「語弊を恐れる」「語弊を恐れず」「語弊を生む」なども間違った表現なので、使わないように注意しましょう。

では「語弊」を使用した正しい言い回しは何かというと、「語弊がある」「語弊が生じる」「語弊のないよう」などが挙げられます。

間違った言葉である「語弊を招く」の「語弊」を使った分かりやすい例としては、「こういう言い方だと語弊があるかもしれないがもう少し慎重にやった方がいいと思う」「語弊があるかもしれないがあの案件は断って良かったと思う」などがあります。

「誤解を招く」の意味

「誤解を招く」とは

「誤解を招く」とは、相手が誤解するような表現を用いることを意味しています。

「誤解を招く」の使い方

「誤解を招く」を使った分かりやすい例としては、「誤解を招くような書類を作成してはいけません」「誤解を招く返答をしてしまい大変申し訳ございません」「人前に立つ仕事をしているのなら誤解を招くような言い方は避けるべきだろう」などがあります。

「誤解を招く」はある事実について間違った理解や解釈をすることを意味する「誤解」に、好ましくない事態を引き起こすことを意味する「招く」が合わさり、相手が誤解するような表現を用いることの意味で使われている言葉です。

「誤解を招く」はマイナスなイメージで使われることが多い

「誤解を招く」を簡単に言うならば、相手が勘違いしてしまいやすい行動や言動を取ってしまうことを指しています。そのため、マイナスなイメージで使われることが多い言葉です。

では、相手が勘違いしてしまいやすい行動や言動は何かというと、正確な情報を伝えない、言葉が足らなくてしっかりな情報を伝えられない、言葉遣いが悪く相手が理解できないなどが挙げられます。

「誤解を招く」の特徴

「誤解を招く」はビジネスシーンと日常生活どちらでも使えるというのが特徴です。例えば、ビジネスシーンでは「誤解を招くような資料は作成しないでください」「誤解を招くような発言をして大変申し訳ございません」などのように使います。

また、日常生活では「異性に対して誤解を招くような行動はしない方がいいだろう」のように、恋愛関係においても使うことができます。

「誤解を招く」の類語

「誤解を招く」の類語・類義語としては、言葉の選び方が適切でないために何らかの弊害を起こすことを意味する「語弊がある」、似ていて区別がつきにくいことを意味する「紛らわしい」、間違って思い込まれることを意味する「勘違いされる」などがあります。

「語弊を招く」の例文

1.「語弊を招く」という言葉は存在しないので、おそらく「誤解を招く」の言い間違いだろう。
2.「誤解を招く」という言葉は相手が誤解するような表現を用いることで、「語弊を招く」という言葉はない。
3.「語弊を招く」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.彼女の言動は語弊を招くことが多いという言葉を使う人はいるが、正しくは彼女の言動は誤解を招くことが多いです。
5.言葉足らずは誤解を招く原因になりますという言葉はあるが、言葉足らずは語弊を招く原因になりますという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「誤解を招く」という言葉を間違えて「語弊を招く」と表現している時などが挙げられます。

「語弊を招く」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「誤解を招く」を間違えて使っている可能性が高いです。

「語弊を招く」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「語弊を招く」ではなく、「誤解を招く」と表現するのが正しい使い方になります。

「誤解を招く」の例文

1.彼女は誰にでも優しいので、自分に気があるんじゃないかと誤解を招くことがある。
2.異性と親しくしている現場を彼女に見られてしまい、浮気をしているのではないかと誤解を招く。
3.彼は言葉遣いがあまり良くないので、誤解を招くことが多々あります。
4.上から目線の発言をしてしまうと、人間関係においてあらぬ誤解を招くことがあります。
5.価格や取引条件について誤解を招く表現や虚偽の表記をすることは、法律で禁止されているので絶対にしないよう注意を受けました。

この言葉がよく使われる場面としては、相手が誤解するような表現を用いることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「誤解を招く」はビジネスシーンでも使うことができる言葉です。

「語弊を招く」と「誤解を招く」どちらを使うか迷った場合は、「語弊を招く」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「誤解を招く」を使うようにしましょう。

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