【アウトドア】と【インドア】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「アウトドア」と「インドア」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「アウトドア」と「インドア」という言葉は、「場所を示す語」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




アウトドアとインドアの違い

アウトドアとインドアの意味の違い

アウトドアとインドアの違いを分かりやすく言うと、アウトドアは屋外を表現する時に使い、インドアは屋内を表現する時に使うという違いです。

アウトドアとインドアの使い方の違い

一つ目のアウトドアを使った分かりやすい例としては、「子どもと一緒にアウトドアレジャーを楽しめるような家族に憧れている」「アウトドア用品を揃えたらキャンプに行きたいと思っている」「アウトドアブランドにもいくつかある」などがあります。

二つ目のインドアを使った分かりやすい例としては、「私はインドア派だが他者との関わることが苦手なわけではない」「インドアコートでのテニスは風などを気にしなくてすむ」「インドアでフットサルを楽しめる会場を探している」などがあります。

アウトドアとインドアの使い分け方

アウトドアとインドアはどちらも、場所を示す言葉ですが、意味は大きく異なります。

アウトドアは、野外活動を意味する言葉であることから、屋外や室外を表す言葉として使われるようになりました。活動的であり、外で他人と楽しく過ごすことを好む人に対して使われることもあり、ポジティブなイメージで捉えられることもあります。

一方のインドアは、室内を表す言葉であり、室内で行うことができる活動を好む人に対しても使われています。物静かであったり、他者とあまり関わろうとしない人に対して使われることもあり、ネガティブなイメージで捉えられることもあります。

つまり、アウトドアは屋外や室外を表し、インドアは屋内や室内を表すという違いがあり、これらの言葉は対義語の関係にあると言えます。

アウトドアとインドアの英語表記の違い

アウトドアを英語にすると「outdoor」となり、例えば上記の「アウトドアレジャー」を英語にすると「outdoor leisure」となります。

一方、インドアを英語にすると「indoor」となり、例えば上記の「インドア派」を英語にすると「a indoor person」となります。

アウトドアの意味

アウトドアとは、室外や屋外を意味しています。

表現方法は「アウトドアブランド」「アウトドアグッズ」「アウトドアショップ」

「アウトドアブランド」「アウトドアグッズ」「アウトドアショップ」などが、アウトドアを使った一般的な言い回しです。

アウトドアの使い方

アウトドアを使った分かりやすい例としては、「季節に応じたアウトドアアクティビティを一緒に楽しむ友だちがいてよかった」「アウトドア用品は見ているだけでワクワクしてくる」「アウトドアブランドの人気ランキングを検索した」などがあります。

その他にも、「アウトドアワゴンにたくさんの荷物を積んだはいいが一人で運べる気がしない」「七輪もあるがアウトドア用のストーブもほしいくらい寒い」「アウトドア一家のためクーラーボックスはいくつか家にある」などがあります。

アウトドアは英語で「outdoor」と表記され、「戸外の」「屋外の」「野外の」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われていますが、「アウトドアアクティビティ」を省略した形として使われることがほとんどです。

そのため、野外で行われる活動の総称を意味する言葉として使われ、具体的には、海で行うシュノーケリングやダイビング、山で行う登山やスキー、川で行うカヌー体験など、特に自然環境の中で行われる活動を指します。

「アウトドアワゴン」の意味

また、上記例文の「アウトドアワゴン」とは、キャンプに必要なものを持ち運ぶための台車を指す言葉で、「キャリーワゴン」とも呼ばれています。折りたたむことができたり、ハンドルの高さを調整できたりと様々なものが販売されています。

アウトドアの類語

アウトドアの類語・類義語としては、疲労を癒すために休養をとったり娯楽を行うことを意味する「レクリエーション」、青少年の心身を鍛える野外活動を意味する「ボーイスカウト」、山野を徒歩で旅行する活動を意味する「ワンダーフォーゲル」などがあります。

インドアの意味

インドアとは

インドアとは、室内や屋内を意味しています。

その他にも、屋内での行動を好んでする人を意味する言葉として使われています。

表現方法は「インドア派」「インドアアーチェリー」

「インドア派」「インドアアーチェリー」などが、インドアを使った一般的な言い回しです。

インドアの使い方

「インドアビューやレビューを見て気になる店があった」「インドアスポーツと言えば卓球だろうと父は言っていた」「インドアデートとして家に誘って二人で対戦ゲームを楽しんだ」などの文中で使われているインドアは、「屋内」の意味で使われています。

一方、「インドアな自分には休日に絶対外出しないと気が済まない人の気持ちがわからない」「友人はアウトドア派だがインドア派に外に出ようと誘っては断られている」などの文中で使われているインドアは、「屋内での行動を好む人」の意味で使われています。

インドアは英語で「indoor」と表記され、「屋内の」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われていますが、「アウトドアアクティビティ」の対となる言葉とされるため、屋内で行われる活動を指す言葉として使われています。

具体的には、ドラマ・映画・動画・音楽などの鑑賞、読書、ヨガ、作品の執筆や制作、楽器の演奏など様々なものが挙げられます。これらのインドア趣味を極めることで副業につなげて新しい働き方を見出す人も増えました。

「インドアビュー」の意味

上記例文の「インドアビュー」とは、店内や施設内にいるかのように360度撮影された写真が用意されているマップの機能を指す言葉です。店舗側としては店のアピールをすることができ、ユーザー側としては店内の雰囲気を知ることができるメリットがあります。

インドアの類語

インドアの類語・類義語としては、外出を億劫と感じる人を意味する「出不精」、人との接触を避けるために自宅にこもって過ごす人を意味する「巣ごもり族」などがあります。

アウトドアの例文

1.アパレル商品を展開するアウトドアブランドもあり、機能性が十分なのはもちろん、デザイン性もある服を選べるのは嬉しい。
2.アウトドアケトルを用意すれば鍋を使いながらお湯を沸かすことができるだろう。
3.どんな季節でもアウトドアを楽しむことができるが、悪天候の時くらいは家でのんびりするのも悪くないだろう。
4.アウトドアと言えど身体を動かし続けるわけでなく、のんびりと自然を眺めたり、本を読むのも良いものだ。
5.彼はアウトドア派だが、いわゆる陽キャというわけではなく、黙々と作業をするのが好きなタイプのようだ。

この言葉がよく使われる場面としては、室外や屋外を意味する時などが挙げられます。

基本的には、野外で行われる活動を表す言葉として使われています。

インドアの例文

1.インドアスポーツの中でも、バドミントンは小学校から楽しいと感じていた。
2.「おうち時間」という言葉が使われるようになった頃、インドア生活をより充実させるためにどうするかに悩む人が周りに多かった。
3.インドア趣味は主に自宅でできる趣味が該当し、外出して映画を見るなどはインドアには当たらないと思っている。
4.クラスメイトにインドアの人は休日に何をしているのか疑問に思われ尋ねられたことがある。
5.インドアだからといって元気がなく、積極性がないと思われるのは非常に遺憾だ。

この言葉がよく使われる場面としては、室内や屋内を意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、屋内での行動を好んでする人を意味する言葉としても使われています。

アウトドアとインドアは、どちらも「場所を示す語」を表します。どちらを使うか迷った場合は、屋外を表す場合は「アウトドア」を、屋内を表す場合は「インドア」を使うと覚えておけば間違いありません。

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