【お呼び立てください】と【お呼び立てして申し訳ありません】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「お呼び立てください」(読み方:およびたてください)と「お呼び立てして申し訳ありません」(読み方:およびたてしてもうしわけありません)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。




「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」の違い

「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」の意味の違い

「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」の違いを分かりやすく言うと、「お呼び立てください」は自分を呼び出してもらうこと、「お呼び立てして申し訳ありません」は相手を呼び出して申し訳なく思うことという違いです。

「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」の使い方の違い

一つ目の「お呼び立てください」を使った分かりやすい例としては、「ご遠慮なさらずにお呼び立てください」「いつでもお気軽にお呼び立てください」「必要な時にはいつでもお呼び立てください」などがあります。

二つ目の「お呼び立てして申し訳ありません」を使った分かりやすい例としては、「急な用件でお呼び立てして申し訳ありません」「天候が悪い中お呼び立てして申し訳ありません」「せっかくの休日にお呼び立てして申し訳ありません」などがあります。

「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」の使い分け方

「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」は似た言葉ですが、意味は異なっているので混同しないように注意が必要です。

「お呼び立てください」は呼び出してくれや来させてくれを丁寧にした表現で、自分を呼び出してもらう場合に使う言葉になります。

一方、「お呼び立てして申し訳ありません」は呼び出してしまってごめんなさいを丁寧にした表現で、相手を呼び出して申し訳なく思った場合に使う言葉です。

つまり、「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」はどちらかと言えば対義語に近い表現であると覚えておきましょう。

「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」の英語表記の違い

「お呼び立てください」を英語にすると「ask you to come」「please call me」となります。一方、「お呼び立てして申し訳ありません」を英語にすると「I’m sorry to call you」「I apologize for calling you」となります。

「お呼び立てください」の意味

「お呼び立てください」とは

「お呼び立てください」とは、呼び出してくれとお願いすることを意味しています。

「お呼び立て下さい」は誤用

「お呼び立てください」を「お呼び立て下さい」とするのは誤用です。

ではなぜ誤用かと言うと、「お呼び立てください」の「ください」は補助動詞であり、日本語には動詞は漢字表記し、補助動詞はひらがなで表記するという決まりがあるのが理由になります。

「お呼び立てください」の使い方

「お呼び立てください」を使った分かりやすい例としては、「御用のある際はお気軽にお呼び立てください」「どんな案件でもお呼び立てください」「天候に関わることなくお呼び立てください」「何か気になることがあれば何度でもお呼び立てください」などがあります。

「お呼び立てください」は呼んでわざわざ来させることを意味する「呼び立てる」に、接頭語の「お」、相手に何かを要望や懇願することを意味する「ください」が合わさり、呼び出してくれとお願いすることの意味で使われている言葉です。

「お呼び立てください」はビジネスシーンにおいてよく使われており、いつでも呼び出して欲しいと思う気持ちを相手に伝える場合に使います。

また丁寧な表現なので、上司や取引先などの目上の人に対しも使うことができると覚えておきましょう。

「お呼び立てください」の類語

「お呼び立てください」の類語・類義語としては、言い付けてとお願いすることを意味する「お申し付けください」があります。

「お呼び立てして申し訳ありません」の意味

「お呼び立てして申し訳ありません」とは

「お呼び立てして申し訳ありません」とは、呼び出してしまったことを謝罪することを意味しています。

「お呼び立てして申し訳ありません」の使い方

「お呼び立てして申し訳ありません」を使った分かりやすい例としては、「お忙しいところをお呼び立てして申し訳ありません」「遠方にも関わらずお呼び立てして申し訳ありません」「このような状況なのにお呼び立てして申し訳ありません」などがあります。

「お呼び立てして申し訳ありません」は呼んでわざわざ来させることを意味する「呼び立てる」に、接頭語の「お」、「申し訳ない」を丁寧に表現した「申し訳ありません」が合わさり、呼び出してしまったことを謝罪することの意味で使われている言葉です。

「お呼び立てして申し訳ありません」はとても丁寧な表現なので、ビジネスシーンにおいて上司や取引先などの目上の人に対して使うことができます。

「お呼び立てして申し訳ありません」のはクッション言葉とセットで使える

また、「お忙しいところお呼び立てして申し訳ありません」のように、クッション言葉とセットで使うことで、相手に良い印象を与えることが可能です。

クッション言葉とは、伝えたい本題に入る前に一言添えて気遣いを示す言葉のことを意味しています。そのため、クッション言葉を使用すると相手に対して良い印象を与えることができます。

「お呼び立てして申し訳ありません」の類語

「お呼び立てして申し訳ありません」の類語・類義語としては、訪問してもらうことを申し訳なく感じることを意味する「ご訪問いただき申し訳ありません」があります。

「お呼び立てください」の例文

1.何か御用のある際は、遠慮せずにお気軽にお呼び立てください。
2.どんな場所であろうとすぐに駆け着けますので、お呼び立てください。
3.私たちはどんな案件であったとしても参上しますので、お気軽にお呼び立てください。
4.何かお困りのことがございましたら、遠慮なくお呼び立てください。
5.お気軽にお呼び立てくださいと言われたので、早速助けてもらうことにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、呼び出してくれとお願いすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「お呼び立てください」はビジネスシーンにおいて使われている言葉です。

「お呼び立てして申し訳ありません」の例文

1.本来はこちらが伺うべきところ、お呼び立てして申し訳ありません。
2.本日はお足元の悪い中、弊社までお呼び立てして申し訳ありません。
3.急な用件で、せっかくの休日にお呼び立てして申し訳ありません。
4.お呼び立てして申し訳ありませんが、もう一度面会させていただきたいと存じます。
5.本日はあいにくの天気の中、遠方までお呼び立てして申し訳ありません。

この言葉がよく使われる場面としては、呼び出してしまったことを謝罪することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「お呼び立てして申し訳ありません」はビジネスシーンにおいて使われている言葉です。

「お呼び立てください」と「お呼び立てして申し訳ありません」は似ていても意味は異なっています。

どちらの言葉を使うか迷った場合、自分を呼び出してもらうことを表現したい時は「お呼び立てください」を、相手を呼び出して申し訳なく思うことを表現したい時は「お呼び立てして申し訳ありません」を使うと覚えておきましょう。

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