【けれども】と【けれど】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「けれども」と「けれど」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「けれども」と「けれど」という言葉は、どちらも確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「けれども」と「けれど」の違い

「けれども」と「けれど」の意味の違い

「けれども」と「けれど」の違いを分かりやすく言うと、「けれども」の方が「けれど」よりも丁寧な表現という違いです。

「けれども」と「けれど」の使い方の違い

一つ目の「けれども」を使った分かりやすい例としては、「死力を尽くしたけれども失敗に終わってしまいました」「中国語の読み書きは少しできるけれども会話することはできません」「お願いがあるのだけれども聞いてくれますか」などがあります。

二つ目の「けれど」を使った分かりやすい例としては、「全力を尽くしたけれど甲子園に出場することはできませんでした」「心配なのはわかるけれど過保護だと思うよ」「彼女は若いけれど思いやりがあります」などがあります。

「けれども」と「けれど」の使い分け方

「けれども」と「けれど」は確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「けれども」の方が「けれど」よりも丁寧な表現という点です。

したがって、よりかしこまった場面においては、より丁寧な表現である「けれども」を使うのがいいでしょう。

また、「けれど」をさらに省略した表現として「けど」がありますが、くだけた表現なので使う場面には注意が必要です。

「けれども」と「けれど」の英語表記の違い

「けれども」も「けれど」も英語にすると「though」「although」となり、例えば上記の「彼女は若いけれど思いやりがあります」を英語にすると「Though she is young, she is considerate」となります。

「けれども」の意味

「けれども」とは

「けれども」とは、確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることを意味しています。その他にも、ある事実を前置きとして述べて本題に結びつけることや二つの事柄を単に結びつけることの意味も持っています。

また、言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すことや不安に思ったりなかばあきらめたりしながらも事柄の実現などを願う気持ちを表すことの意味もあります。

「けれども」の使い方

「彼は年を取っているけれども活動的です」「面白い漫画だけれどもあなも読みませんか」などの文中で使われている「けれども」は、「確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることやある事実を前置きとして述べて本題に結びつけること」の意味で使われています。

一方、「野球も好きだけれどもサッカーも好きです」「明日なら行けるんですけれどもそれでもいいですか」などの文中で使われている「けれども」は、「二つの事柄を単に結びつけることや言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すこと」の意味で使われています。

「けれども」は複数の意味を持つ言葉で、意味によって品詞が変化する言葉です。確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけること、ある事実を前置きとして述べて本題に結びつけること、二つの事柄を単に結びつけることの意味の場合は接続助詞になります。

一方、言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すこと、不安に思ったりなかばあきらめたりしながらも事柄の実現などを願う気持ちを表すことの意味の場合は終助詞になります。

分かりやすく言うならば、「頑張ったけれども試合に負けた」とすると接続助詞になり、「試合に負けた。頑張ったけれども」とすると終助詞になると覚えておきましょう。

「けれども」の特徴

「けれども」は丁寧な表現なので、ビジネスシーンにおいて目上の人に対して使うこともできます。

また、「けれども」は書き言葉と話し言葉のどちらでも使うことが可能です。

「けれども」の類語

「けれども」の類語・類義語としては、前に述べた事柄と反対や対立の関係の内容を述べるのに用いることを意味する「だが」、前述の事柄を受けてそれがきっかけとなってある事実を確認したりある事態が生じたりすることを意味する「ところが」などがあります。

「けれど」の意味

「けれど」とは

「けれど」とは、確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることを意味しています。その他にも、ある事実を前置きとして述べて本題に結びつけることや二つの事柄を単に結びつけることの意味も持っています。

また、言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すことや不安に思ったりなかばあきらめたりしながらも事柄の実現などを願う気持ちを表すことの意味もあります。

「けれど」の使い方

「彼はお金持ちだけれどケチです」「経験から言うけれど約束は必ず守るべきだ」などの文中で使われている「けれど」は、「確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることやある事実を前置きとして述べて本題に結びつけること」の意味で使われています。

一方、「アウトドアも好きだけれどインドアも好きです」「母は今日出掛けれてるけれど連絡しますか」などの文中で使われている「けれど」は、「二つの事柄を単に結びつけることや言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すこと」の意味で使われています。

「けれど」は複数の意味を持つ言葉で、意味によって品詞が変化する言葉です。確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけること、ある事実を前置きとして述べて本題に結びつけること、二つの事柄を単に結びつけることの意味の場合は接続助詞になります。

一方、言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すこと、不安に思ったりなかばあきらめたりしながらも事柄の実現などを願う気持ちを表すことの意味の場合は終助詞になります。

分かりやすく言うならば、「勉強したけれど合格できませんでした」とすると接続助詞になり、「合格できませんでした。勉強したけれども」とすると終助詞になると覚えておきましょう。

「けれど」の注意点

「けれど」を使う上で注意しなければならないのは、「けれども」の「も」を省略した表現なので、かしこまった場面では適していないという点です。十分丁寧な表現ではあるものの、使うことができない場面もあると覚えておきましょう。

また、「けれど」は書き言葉と話し言葉のどちらでも使うことが可能です。

「けれど」の類語

「けれど」の類語・類義語としては、今まで述べてきた事柄を受けてそれと相反することを述べるときに用いることを意味する「しかし」、前述の事柄を受けて相反する内容であることを表すことを意味する「されど」などがあります。

「けれども」の例文

1.彼女は言うことが立派だけれども、することはなってないので支持することはできません。
2.経験から言うんだけれども、一度裏切った人はまた裏切るので気をつけた方がいいだろう。
3.低賃金なので時間もないけれども、お金もないので、早く転職した方がいいだろう。
4.日曜日なら行けるんですけれども。それでもよろしいですか。
5.週末バーベーキューを行なうので、このままのお天気が良いんですけれども。

この言葉がよく使われる場面としては、確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、ある事実を前置きとして述べて本題に結びつけることや二つの事柄を単に結びつけることを表現したい時にも使います。

また、言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すことや不安に思ったりなかばあきらめたりしながらも事柄の実現などを願う気持ちを表すことの意味でも表現できると覚えておきましょう。

例文1は確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけること、例文2はある事実を前置きとして述べて本題に結びつけること、例文3は二つの事柄を単に結びつけることの意味で使っています。

また、例文4は言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すこと、例文5は不安に思ったりなかばあきらめたりしながらも事柄の実現などを願う気持ちを表すことの意味で使っています。

「けれど」の例文

1.彼はあまり背が高くないけれど、バレーボールがとても上手です。
2.大変申し訳ないのだけれど、忘れ物をしたせいで待ち合わせの時間に遅れそうです。
3.私はプレミアリーグも好きだけれど、リーガエスパニョーラも好きです。
4.今月は予定がいっぱいなので、来月なら行けるんですけれども。
5.試合に負けて甲子園へ行くことができませんでした。頑張ったけれども。

この言葉がよく使われる場面としては、確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、ある事実を前置きとして述べて本題に結びつけることや二つの事柄を単に結びつけることを表現したい時にも使います。

また、言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すことや不安に思ったりなかばあきらめたりしながらも事柄の実現などを願う気持ちを表すことの意味でも表現できると覚えておきましょう。

例文1は確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけること、例文2はある事実を前置きとして述べて本題に結びつけること、例文3は二つの事柄を単に結びつけることの意味で使っています。

また、例文4は言い切りを避けて婉曲に表現する気持ちを表すこと、例文5は不安に思ったりなかばあきらめたりしながらも事柄の実現などを願う気持ちを表すことの意味で使っています。

「けれども」と「けれど」はどちらも確定の逆接条件を表して内容の矛盾する事柄を対比的に結びつけることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「けれども」の方が「けれど」よりも丁寧な表現と覚えておきましょう。

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