【ですので】と【なので】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ですので」と「なので」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ですので」と「なので」という言葉は、どちらも前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「ですので」と「なので」の違い

「ですので」と「なので」の意味の違い

「ですので」と「なので」の違いを分かりやすく言うと、「ですので」の方が「なので」よりも丁寧な表現という違いです。

「ですので」と「なので」の使い方の違い

一つ目の「ですので」を使った分かりやすい例としては、「社長は外出中ですので後ほど折り返しご連絡いたします」「こちらは立ち入り禁止エリアですのでこれ以上先に進むことはできません」「業務時間外ですので明日以降にお越しください」などがあります。

二つ目の「なので」を使った分かりやすい例としては、「風邪なので学校を休むことにしました」「故障の原因が明らかなのですぐに直すことができます」「今日は雨なので傘を持って出かけました」「木曜日なのでとても疲れています」などがあります。

「ですので」と「なので」の使い分け方

「ですので」と「なので」はどちらも前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「ですので」の方が「なので」よりも丁寧な表現と覚えておきましょう。

したがって、「なので」はカジュアルな表現なので、ビジネスシーンにおいて使うのはあまり適していません。もし、かしこまった場面で使いたいのであれば、丁寧な表現である「ですので」の方を使うのがいいでしょう。

「ですので」と「なので」の英語表記の違い

「ですので」も「なので」も英語にすると「so」「because」「as」となり、例えば上記の「木曜日なのでとても疲れています」を英語にすると「I’m so tired because it’Thursday」となります。

「ですので」の意味

「ですので」とは

「ですので」とは、前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを意味しています。

「ですので」の使い方

「ですので」を使った分かりやすい例としては、「確認に少し時間がかかりそうですので改めてご連絡いたします」「せっかくですので今回はお言葉に甘えさせていただきます」「明日は会議ですので時間厳守でお願いいたします」などがあります。

「ですので」は前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを意味する「なので」を丁寧にした表現です。また、「ですので」は主に話し言葉として使われる接続詞になります。

「ですので」は尊敬語や謙譲語ではないですが、丁寧語なのでビジネスシーンにおいて目上の人に対しても使うことができます。また、同等や目下の人に対しては、「なので」の方を使うといいでしょう。

「ですので」の注意点

「ですので」を使う上で注意しなければならないのは、「ですので先程お答えしましたが」のように、文頭では使うことができないという点です。文中で理由や原因を説明するときに使うのが正しい使い方であると覚えておきましょう。

「ですので」の類語

「ですので」の類語・類義語としては、前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを意味する「ですから」、前に述べた事柄から次に述べようとする事柄が起こることを意味する「就きましては」などがあります。

「なので」の意味

「なので」とは

「なので」とは、前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを意味しています。

「なので」の使い方

「なので」を使った分かりやすい例としては、「今日はテストなので遅刻することはできません」「雨の予報なので傘を持ってでかけることにしました」「将来が不安なので学生のうちにたくさん勉強することにしました」「風邪なので会社を休むことにしました」などがあります。

「なので」は断定の助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形活用語尾+接続助詞「ので」が合わさり、前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことの意味で使われている言葉です。

「なので」は話し言葉や日常生活で使われるカジュアルな表現になります。そのため、ビジネスシーンなどのかしこまった場面で使うのはあまり適していません。もし、ビジネスシーンなどで使いたいのであれば、「なので」を丁寧にした表現である「ですので」を使うようにしましょう。

「なので」の注意点

「なので」を使う上で注意しなければならないのは、「なので先程お答えしましたが」のように、文頭では使うことができないという点です。文中で理由や原因を説明するときに使うのが正しい使い方であると覚えておきましょう。

「なので」の類語

「なので」の類語・類義語としては、前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを意味する「だから」、前述の事柄を受けてそれを理由としてあとの事柄を導くことを意味する「それで」などがあります。

「ですので」の例文

1.日曜日は暇ですので、バーベキューに参加することは可能ですよ。
2.この時間は営業時間外ですので、お引き取りいただけますか。
3.本日は大雨ですので、足元にお気をつけてお越しください。
4.こちらは関係者以外立ち入り禁止ですので、あちらの入り口からお入りください。
5.台風により臨時休業中ですので、またのご来店をお待ちしております。

この言葉がよく使われる場面としては、前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ですので」はビジネスシーンにおいても使うことが出来る言葉です。

「なので」の例文

1.せっかくの休日なので、観たかった映画を観に行くことにしました。
2.息子は反抗期なので、何かあるとすぐに怒ってしまいます。
3.夜は雨が降るという予報なので、傘を持って出かけることにしました。
4.いつも通る道が工事中なので、迂回して駅へ向かうことにしました。
5.昨日から風邪なので、今日の学校は休むことにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「なので」はカジュアルな場面でしか使うことができない言葉です。

「ですので」と「なので」はどちらも前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「ですので」の方が「なので」よりも丁寧な表現と覚えておきましょう。

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