【値下げ】と【値引き】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「値下げ」(読み方:ねさげ)と「値引き」(読み方:ねびき)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「値下げ」と「値引き」という言葉は、どちらも値段を安くすることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「値下げ」と「値引き」の違い

「値下げ」と「値引き」の意味の違い

「値下げ」と「値引き」の違いを分かりやすく言うと、「値下げ」はその後ずっと下げた値段で売ること、「値引き」は一定期間だけ安くして売ることという違いです。

「値下げ」と「値引き」の使い方の違い

一つ目の「値下げ」を使った分かりやすい例としては、「売れ残りの商品を値下げする」「商品を2割値下げすることにしました」「メルカリで値下げ交渉をしてみました」「値下げしていただきありがとうございます」「冬物を大幅に値下げしました」などがあります。

二つ目の「値引き」を使った分かりやすい例としては、「商品を値引きして売る」「スーパーで値引き待ちをしている高齢者を多数見かけた」「いくら値引きされてもこれを買うことはないだろう」などがあります。

「値下げ」と「値引き」の使い分け方

「値下げ」と「値引き」はどちらも値段を安くすることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「値下げ」は物の値段を安くして、それ以降はずっとそのままの場合によく使われています。例えば、冬服の場合、冬が終わり暖かい季節になると誰も買う人がいなくなるので、売れ残りがないよう季節の変わり目に値段を下げることが多いです。

一方、「値引き」は一定期間だけ安くして売る場合に使われています。例えば、スーパーのお刺身などは傷みやすい商品なのでその日のうちに売らないと廃棄になってしまいます。そのため、売れ残るよりも安くして売った方がお得なのです。

そこで、値段を安くして販売し売れ残りをなくそうとします。まぐろのお刺身500円が閉店一時間前になると半額になるのをイメージしていけたければいいでしょう。しかし、素材は違うものの、次の日の朝から売り出されるまぐろのお刺身の値段は500円に戻っています。

この売り切るために一定期間だけ値段を下げることを「値引き」と言います。

つまり、「値下げ」はその後ずっと下げた値段で売ること、「値引き」は一定期間だけ安くして売ることというのが違いです。

「値下げ」と「値引き」の英語表記の違い

「値下げ」も「値引き」も英語にすると「a reduction in price」「a price reduction」となり、例えば上記の「冬物を大幅に値下げしました」を英語にすると「There were big reductions in the prices of winter clothes」となります。

「値下げ」の意味

「値下げ」とは

「値下げ」とは、物の値段や料金を安くすることを意味しています。

「値下げ」の使い方

「値下げ」を使った分かりやすい例としては、「欲しかったゲームが値下げされていたので思わず買ってしまいました」「夏物を大幅値下げすることにしました」「豊漁でホタテが2割ほど値下げになりました」「オークションで値下げ交渉を行う」などがあります。

「値下げ」は物の値段や料金を安くすることを意味する名詞です。

身の回りにある物やサービスの値段を下げる場合に使うので、一度は見かけたことのある言葉でしょう。

「値下げ」の特徴

「値下げ」は一度下げた値段を、その後ずっと下げたままで売る場合に使うのが一般的です。例えば、これまで5000円で売っていたスピーカーの売れ行きがあまりよくないので、企業戦略として5000円ではなく、4000円で販売するなどが挙げられます。

もちろん、価格安くしたあとはその後ずっと同じ値段で売る予定です。

「値下げ」の対義語

「値下げ」の対義語・反対語としては、物の値段や料金を高くすることを意味する「値上げ」があります。

「値下げ」の類語

「値下げ」の類語・類義語としては、物価や貨幣価値を低くすることを意味する「切り下げる」、値段や比率などを低くすることを意味する「引き下げる」、値段を安くすることを意味する「低減」などがありまs。

「値引き」の意味

「値引き」とは

「値引き」とは、定価よりも安くすることを意味しています。

「値引き」の使い方

「値引き」を使った分かりやすい例としては、「値引きされる商品は奪い合いになることが多いです」「値引きされていたので思わず買ってしまいました」「売れ残りをなくしたないので値引きして売ることにしました」などがあります。、

「値引き」は定価よりも安くすることを意味する名詞です。そのため、従来の価格より下げて売り抜きたい場合などによく使われています。

「値引き」の特徴

「値引き」は物やサービスを一定期間だけ安くして売る場合に使うというのが特徴です。そのため、一定期間が終わればまた元の値段に戻ると覚えておきましょう。

例えば、スーパーのお弁当コーナーは売れ残り商品があると次の日には持ち越せず廃棄となってしまいます。そこで、その日のうちに商品を売り抜くために値段を安くするのが「値引き」です。

通常一つ500円するかつ丼ですが、閉店間際になると「値引きシール」が貼られて半額になります。しかし、次の日お弁当コーナーのかつ丼を見てみると、値段が500円に戻っているのです。なぜなら、「値引き」は一定期間だけ安くして売る場合に使う言葉だからです。

「値引き」の類語

「値引き」の類語・類義語としては、一定の価格からある割合の金額を引くことを意味する「割引き」、商品を値引きすることを意味する「おまけ」などがあります。

「値下げ」の例文

1.買う理由が値段ならやめておけという言葉があるように、値下げしているからと言ってそこまで欲しくないものを買うのは良くないだろう。
2.政府が緩和措置を行なったことにより、ガソリンの価格が値下げされました。
3.人気ゲームのリメイク版の発売が発表されたことにより、高騰していた中古品の価格が値下げされました。
4.値下げ交渉は、断られてからがスタートだと私は思っています。
5.利用料金が値下げされて、この施設がだいぶ利用しやすくなりました。

この言葉がよく使われる場面としては、物の値段や料金を安くすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「値下げ」は物の売買やサービスなどの値段や料金に関わる言葉です。

「値引き」の例文

1.もう少し待てば値引きされるかもしれないので、店内で待つことにしました。
2.この商品は値引きされると思うので、それを待ってから買おうと思っています。
3.欲しかった商品が値引きキャンペーンを行なったいたので、思わず購入してしまいました。
4.購入時に値引きされるので、安く済ませたいならクーポンは活用した方がいいだろう。
5.購入商品に欠陥が見つかったので、値引きの対応をしてもらいました。

この言葉がよく使われる場面としては、定価よりも安くすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「値引き」は物の売買やサービスなどの値段や料金に関わる言葉です。

「値下げ」と「値引き」はどちらも値段を安くすることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、その後ずっと下げた値段で売ることを表現したい時は「値下げ」を、一定期間だけ安くして売ることを表現したい時は「値引き」を使うと覚えておきましょう。

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