【エンドコンテンツ】と【ハイエンドコンテンツ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「エンドコンテンツ」と「ハイエンドコンテンツ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「エンドコンテンツ」と「ハイエンドコンテンツ」という言葉は、「エンディングを迎えた後も楽しめる要素」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




エンドコンテンツとハイエンドコンテンツの違い

エンドコンテンツとハイエンドコンテンツの意味の違い

エンドコンテンツとハイエンドコンテンツの違いを分かりやすく言うと、エンドコンテンツよりもハイエンドコンテンツの方が難易度が高いという違いです。

エンドコンテンツとハイエンドコンテンツの使い方の違い

一つ目のエンドコンテンツを使った分かりやすい例としては、「エンドコンテンツのほとんどはクリア後に報酬をくれる」「まずはエンドコンテンツのためにも己を磨くべきだ」「新しく実装されたエンドコンテンツで盛り上がっている」などがあります。

二つ目のハイエンドコンテンツを使った分かりやすい例としては、「ハイエンドコンテンツへの挑戦のために色々準備をしなければならない」「ハイエンドコンテンツと呼ばれるダンジョンがまだ開放されていない」などがあります。

エンドコンテンツとハイエンドコンテンツの使い分け方

エンドコンテンツとハイエンドコンテンツはどちらも、エンディングを迎えた後も楽しめる要素を指す言葉ですが、指し示すものが若干異なります。

エンドコンテンツは、ゲーム終盤向けのコンテンツを指す言葉で、主人公やその他の登場人物のレベルが最大まで上がってしまったり、物語を全て読み終えた後、一度クリアした世界に現れる強敵と戦ったり、未収集品を集めたりなどの要素が該当します。

一方のハイエンドコンテンツも、ゲームクリア後のやり込み要素を表す言葉ですが、エンドコンテンツよりもさらに難易度が上がっているコンテンツを指し、エンドコンテンツと区別するために用いられています。

つまり、エンドコンテンツよりもハイエンドコンテンツの方が難易度が高いと言えます。ハイエンドコンテンツが存在する場合はエンドコンテンツも存在しますが、エンドコンテンツが存在する場合でもハイエンドコンテンツが必ず存在するわけではありません。

エンドコンテンツとハイエンドコンテンツの英語表記の違い

エンドコンテンツを英語にすると「End Game Content」となり、例えば上記の「エンドコンテンツのほとんど」を英語にすると「most of the End Game Contents」となります。

一方、ハイエンドコンテンツを英語にすると「High-End Game Content」となり、例えば上記の「ハイエンドコンテンツへの挑戦」を英語にすると「The Challenge of High-End Game Content」となります。

エンドコンテンツの意味

エンドコンテンツとは

エンドコンテンツとは、ゲーム終盤向けのコンテンツを意味しています。

エンドコンテンツの使い方

エンドコンテンツを使った分かりやすい例としては、「エンドコンテンツのためにキャラクターを満遍なく育成することにした」「エンドコンテンツはミニゲームの制覇から始めることにした」「未収集品を集めるエンドコンテンツに苦戦している」などがあります。

その他にも、「エンドコンテンツをやってようやくこの世界のことを知ることができた気がする」「対戦ゲームにおけるエンドコンテンツはPvEでランキング上位に昇り詰めることだろう」「エンドコンテンツこそ楽しみにしている要素だ」などがあります。

エンドコンテンツは英語で「End Game Content」と表記されます。「終盤」「目標」を意味する「end」と、ゲーム内容を意味する「game content」を組み合わせて作られた言葉で、日本語では「エンドコンテンツ」と略して使われています。

エンドコンテンツの特徴

ゲームによってエンドコンテンツの内容は大きく異なり、アイテムの収集やコンプリート、より強い敵との戦闘、難易度の高いダンジョンへの挑戦、他のプレーヤーとの対戦やランキングにおける上位争いなど様々なものが該当します。

ゲームをクリアしたプレーヤーが取り組む要素ですが、本編を進めながらでも出来る場合もあります。インターネットにつなぐことができるゲームの増加により、コンテンツの追加ができるようになったことから、多くのゲームが長く楽しめるようになっています。

エンドコンテンツの類語

エンドコンテンツの類語・類義語としては、同じステージやストーリーなど一度踏破した場所やシーンを何度も繰り返すコンテンツ「周回コンテンツ」、ゲーム内においてストーリー本筋から逸れたところに存在するボスを意味する「裏ボス」などがあります。

ハイエンドコンテンツの意味

ハイエンドコンテンツとは

ハイエンドコンテンツとは、ゲームクリア後の難易度の高いやり込み要素を意味しています。

ハイエンドコンテンツの使い方

ハイエンドコンテンツを使った分かりやすい例としては、「ハイエンドコンテンツを見据えて技を繰り出す順番を考えている」「ハイエンドコンテンツが難しくゲームをやめてしまった」「ハイエンドコンテンツの解放にも時間が掛かる」などがあります。

その他にも、「ハイエンドコンテンツの実装日にはメンテナンスが行われていた」「友人とハイエンドコンテンツへ向かったら二人揃ってなかなかクリアできなかった」「ハイエンドコンテンツとされるダンジョンがどこにあるのか分からない」などがあります。

ハイエンドコンテンツは上項の「エンドコンテンツ」に、「強い」「激しい」といった意味を持つ「high」を組み合わせた言葉で、エンドコンテンツよりもさらに難易度の高いものに対して使われている言葉です。

製品や商品に対して「ハイエンド」という言葉が使われていますが、高価格・高性能・高品質な商品を指すため、「エンドゲームコンテンツ」を元にするハイエンドコンテンツとは異なります。低価格・低性能や初心者向けの製品を指す「ローエンド」の対義語です。

ハイエンドコンテンツの対義語

ハイエンドコンテンツの対義語・反対語としては、通常時に提供される内容を意味する「ノーマルコンテンツ」があります。

ハイエンドコンテンツの類語

ハイエンドコンテンツの類語・類義語としては、基本のコンテンツとは別で追加されるコンテンツを意味する「エクストラコンテンツ」、話題性が薄れて魅力がなくなったコンテンツを意味する「オワコン」などがあります。

エンドコンテンツの例文

1.エンドコンテンツを友人らと楽しむことができるまでしばらく掛かりそうだ。
2.自分はエンジョイ勢のためエンドコンテンツはできればやる程度の気持ちだったが、報酬が魅力的なため挑戦することにした。
3.流石エンドコンテンツと呼ばれるだけのことはあり、難易度が高く、戦略を練ってから挑んだ方が良さそうだ。
4.ハイスコアを狙って報酬を得て、早いところエンドコンテンツにも蹴りを付けたいと思っている。
5.このゲームにおけるエンドコンテンツは非常にやれることが多いため、通常のストーリーが終わってからが本番とも言われている。

この言葉がよく使われる場面としては、ゲーム終盤向けのコンテンツを意味する時などが挙げられます。

エンドコンテンツはゲーム作品などによって内容が異なりますが、本編が終了した後にプレーヤーが楽しむことのできるコンテンツです。

ハイエンドコンテンツの例文

1.ハイエンドコンテンツのために、まずはエンドコンテンツを攻略しなければならないだろう。
2.先日実装されたハイエンドコンテンツはあまりにも難しく、プレーヤーたちのスキルが問われるものとなっている。
3.ハイエンドコンテンツの存在が自分のモチベーションアップにつながっている。
4.今遊んでいるゲームではハイエンドコンテンツを解放してからが本番だと言われていることが多い。
5.ネタバレ要素の多いハイエンドコンテンツの実況動画を見てしまい、この先のストーリーを若干知ってしまった。

この言葉がよく使われる場面としては、ゲームクリア後の難易度の高いやり込み要素を意味する時などが挙げられます。

ハイエンドコンテンツが存在する場合は、エンドコンテンツと呼ばれる要素が存在することがほとんどです。

エンドコンテンツとハイエンドコンテンツは、どちらも「エンディングを迎えた後も楽しめる要素」を表します。どちらを使うか迷った場合は、「エンドコンテンツ」よりも「ハイエンドコンテンツ」の方が難易度が高いと覚えておけば間違いありません。

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