【修羅場】と【愁嘆場】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「修羅場」(読み方:しゅらば)と「愁嘆場」(読み方:しゅうたんば)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「修羅場」と「愁嘆場」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。



修羅場と愁嘆場の違い

修羅場と愁嘆場の意味の違い

修羅場と愁嘆場の違いを分かりやすく言うと、修羅場とは血みどろの激しい戦いや争いの行われる場面、愁嘆場とは日常生活の悲劇的な場面という違いです。

修羅場と愁嘆場の使い方の違い

一つ目の修羅場を使った分かりやすい例としては、「修羅場をくぐり抜けた」「修羅場を経験することは大切です」「不倫現場を目撃され修羅場となった」「たくさんの修羅場を経験しました」などがあります。

二つ目の愁嘆場を使った分かりやすい例としては、「愁嘆場を演じました」「愁嘆場に遭遇しました」「愁嘆場が多い作品は苦手です」「愁嘆場だからといって泣き過ぎた」などがあります。

修羅場と愁嘆場の場所の違い

修羅場と愁嘆場は似ている言葉ですが、意味が大きく異なっているので注意してください。修羅場とは血みどろの激しい戦いや争いの行われる場所や場面のこと、愁嘆場とは日常生活の悲劇的な局面のことと覚えておきましょう。

修羅場と愁嘆場の英語表記の違い

修羅場を英語にすると「shambles」「pandemonium」となり、例えば上記の「修羅場を経験することは大切です」を英語にすると「It is important to experience the shambles」になります。

愁嘆場を英語にすると「tragic scene」となり、例えば上記の「愁嘆場を演じました」を英語にすると「Play a tragic scene」となります。

修羅場の意味

修羅場とは

修羅場とは、血みどろの激しい戦いや争いの行われる場所や場面を意味しています。

表現方法は「修羅場を踏む」「修羅場と化す」「修羅場をくぐり抜ける」

「修羅場を踏む」「修羅場と化す」「修羅場をくぐり抜ける」などが、修羅場を使った一般的な表現方法です。

修羅場の使い方

修羅場を使った分かりやすい例としては、「LINEで浮気がバレて修羅場になった」「仕事で成長するには自ら修羅場を作り続けるしかない」「修羅場をくぐり抜けたので成長を感じる」「たくさんの修羅場を経験してきたので小さなことには動じない」などがあります。

その他にも、「修羅場をくぐり抜けてきた人はオーラがある」「彼は何度も修羅場をくぐってきたのでとても強い」「修羅場を踏みました」「予期せぬ場所でカップルの修羅場に遭遇してしまった」「修羅場を体験したことがあります」などがあります。

修羅場はプラスのイメージとマイナスのイメージどちらも持っているのですが、男女間のトラブルが起きた場合に使うことが多いため、基本的にマイナスなイメージになっています。

修羅場の由来

修羅場という言葉は仏教用語で、一般的に「しゅらば」と読むのですが、阿修羅 (読み方:あしゅら) と帝釈天 (読み方:たいしゃくてん) とが戦う場所を意味する修羅場「しゅらじょう」と読むこともできます。

そこから血みどろの激しい戦いや争いの行われる場所を、修羅場と呼ぶようになったのがこの言葉の由来になります。また、現代では意味が転じてきており、男女間のトラブルなどを表現する時によく使われています。

修羅場の類語

修羅場の類語・類義語としては、戦闘が行われる場所を意味する「戦場」、戦争の行われている土地のことを意味する「戦地」、戦闘を交えている地域を意味する「戦線」、戦場となった野原のことを意味する「戦野」、激しい争いや競争のことを意味する「戦争」などがあります。

修羅場の修羅の字を使った別の言葉としては、阿修羅の住む争いや怒りの絶えない世界を意味する「阿修羅道」(読み方:あしゅらどう)、激しい戦闘や闘争の行われる場所を意味する「修羅の巷」(読み方:しゅらのちまた)などがあります。

愁嘆場の意味

愁嘆場とは

愁嘆場とは、日常生活の悲劇的な局面を意味しています。

愁嘆場の使い方

愁嘆場を使った分かりやすい例としては、「愁嘆場を演じるつもりはありません」「愁嘆場はなるべく避けて過ごしたい」「愁嘆場に出くわした」「彼女の愁嘆場を目撃してしまったため、今度は自分が支えようと誓った」などがあります。

愁嘆場はあまり使わない言葉なので、馴染みがないかもしれません。悲劇的な局面を意味しているのでマイナスのイメージを持つ言葉になります。

愁嘆場の由来

愁嘆場という言葉は、芝居などで登場人物が嘆き悲しむ所作のある場面のことを意味しており、それが転じて日常生活の悲劇的な局面で使うようになりました。また、愁嘆場の由来は歌舞伎用語になります。歌舞伎では善良な市民が身の上の不幸を嘆き悲しみ、訴える場面で使われています。

愁嘆場の類語

愁嘆場の嘆の字を使った別の言葉としては、酷く嘆くことを意味する「浩嘆」、嘆くことを意味する「嗟嘆」、何度も嘆くことを意味する「三嘆」、悲しみ嘆くことを意味する「傷嘆」、嘆いたり感心したりした時に発する声のことを意味する「嘆声」などがあります。

修羅場の例文

1.浮気相手とのラインを誤爆してしまったため、旦那と修羅場になった。
2.仕事で成長するには修羅場を乗り越えることがとても重要です。
3.修羅場をくぐり抜けてきた人と一緒に仕事しているが、とても頼りになる。
4.修羅場ちゃんねるを観るのが好きなので、定期的にチェックしている。
5.戦いの火蓋が切られたので、たちまち城内は修羅場と化しました。

この言葉がよく使われる場面としては、血みどろの激しい戦いや争いの行われる場所や場面を表現したい時などが挙げられます。

現代では例文1のように、男女間のトラブルの際に使われることが非常に多い言葉になっています。そのため、修羅場という言葉を聞くと男女間のトラブルを思い浮かべる人も多いはずです。

例文3のように、困難な状況を体験して乗り越えてきたり、それを解決またはやり過ごしてきたことを「修羅場をくぐる」と表現します。また、例文5のように修羅場になることを「修羅場と化す」と表現します。

愁嘆場の例文

1.愁嘆場に出くわしてしまったので、とても悲しい気持ちなった。
2.茨木童子の愁嘆場はあまり見たくない。
3.愁嘆場を演じて恥を晒すようなことは二度としないと自分に誓いました。
4.愁嘆場や修羅場は最小にして人生を送りたい。
5.この映画はとても愁嘆場が多いが、ここ数年で観た作品の中で一番面白いです。

この言葉がよく使われる場面としては、日常生活の悲劇的な局面を表現したい時などが挙げられます。

愁嘆場という言葉はあまり使わない言葉なのですが、悲劇的な局面を表現したい時に使うと覚えておきましょう。

修羅場と愁嘆場どちらを使うか迷った場合は、血みどろの激しい戦いや争いの行われる場所や場面を表現したい場合は「修羅場」を、日常生活の悲劇的な局面を表現したい場合は「愁嘆場」を使うようにしましょう。

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