【おみくじ】と【占い】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「おみくじ」と「占い」(読み方:うらない)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「おみくじ」と「占い」という言葉は、どちらも運勢を占うことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「おみくじ」と「占い」の違い

「おみくじ」と「占い」の意味の違い

「おみくじ」と「占い」の違いを分かりやすく言うと、「おみくじ」は神社やお寺で行なうのが一般的、「占い」は占いサロンやテレビなど様々な場所で行うことができるという違いです。

「おみくじ」と「占い」の使い方の違い

一つ目の「おみくじ」を使った分かりやすい例としては、「おみくじを引いたら大吉が出ました」「日本の神社へ観光する際はおみくじを引きたいです」「毎年初詣では必ずおみくじを引いています」「おみくじは日本の伝統文化の風物詩の一つです」などがあります。

二つ目の「占い」を使った分かりやすい例としては、「トランプで占いをする」「彼女に星占いをしてもらいました」「昨日占いの館で占いをしてもらいました」「遊園地でカップル占いをやっていました」「あなたは占いを信じますか」などがあります。

「おみくじ」と「占い」の使い分け方

「おみくじ」と「占い」はどちらも運勢を占うことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「おみくじ」は神仏のお告げを得て吉凶を知るために引くくじのことを意味しており、神社やお寺で行なうのが一般的です。また、やり方は紙を引く方式で、不特定多数の人に向けて行われています。それ以外だと、神仏との繋がりを重視する宗教的な意味合いが強いです。

一方、「占い」は人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを予言することで、占いサロンやテレビなど様々な場所で行うことができます。やり方も多種多様で、占星術、タロット、手相、星座など多種多様なツールがあります。

また、個人の悩みに対してより具体的なアドバイスをもらえることが多く、宗教的な要素は薄めです。

「おみくじ」と「占い」の英語表記の違い

「おみくじ」は日本語特有の表現なので、直訳した英語表現はありません。そのため、ローマ字表記で「Omikuji」などど書くことが多いです。

一方、「占い」を英語にすると「fortune-telling」「fortune-teller」となり、例えば上記の「あなたは占いを信じますか」を英語にすると「Do you believe in fortune-telling」となります。

「おみくじ」の意味

「おみくじ」とは

「おみくじ」とは、神仏のお告げを得て吉凶を知るために引くくじのことを意味しています。

「おみくじ」の漢字表記

「おみくじ」を漢字にすると、「御御籤」「御神籤」と表記することができます。

「おみくじ」の使い方

「おみくじ」を使った分かりやすい例としては、「初詣でおみくじを引いたら吉でした」「今日は友達と神社でおみくじを引いてきました」「おみくじで凶が出たけど逆に運気があがると信じています」「今年も家族みんなでおみくじを引きました」などがあります。

「おみくじ」は神仏のお告げを得て吉凶を知るために引くくじのことを意味する言葉です。

「おみくじ」の特徴

「おみくじ」は日本の伝統文化の一つで、初詣や観光地の神社で引くのが一般的になっています。基本的には箱の中から番号が書かれた棒やくじを引き、それに対応した紙が渡されるスタイルが一般的になっています。

「おみくじ」にはその年やその日の運勢が書かれており、神社やお寺によっても種類や順番も異なりますが、基本的には大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶で表記されています。

「おみくじ」は神仏との繋がりを重視しているので、宗教的な意味合いがやや強いと覚えておきましょう。

「おみくじ」の類語

「おみくじ」の類語・類義語としては、賭け事などをして、運がよいか悪いかを試すことを意味する「運試し」があります。

「占い」の意味

「占い」とは

「占い」とは、人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを予言することを意味しています。

「占い」の使い方

「占い」を使った分かりやすい例としては、「彼女は最近占いにはまっているらしいです」「タロット占いでもうすぐ特別な人に出会うって言われました」「雑誌の占いコーナーはついつい読んでしまいます」「占いアプリをダウンロードしてみました」などがあります。

「占い」とは人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを予言することを意味する言葉です。

「占い」は古代文明から存在しており、人々の運勢や未来を予知するための方法として行われてきました。そのため、占いの方法と種類は多数存在しており、卜・筮・占星術・トランプ占い・人相見など、様々なジャンルが存在しています。

「占い」の特徴

「占い」は未来を予想するだけではなく、個人へのヒントやアドバイスなどに使うことも可能です。

「占い」は占いサロン、テレビや雑誌、オンライン占いなど様々な場所で行うことができるというのも特徴になります。また、宗教的な要素は薄めであると覚えておきましょう。

「占い」の類語

「占い」の類語・類義語としては、未来の物事を予測して言うことを意味する「予言」、何が起こるかと前もって知ることを意味する「予知」などがあります。

「おみくじ」の例文

1.おみくじに「待ち人は焦らずに待て」と書いてあったので、少し気持ちが楽になりました。
2.旅行運が良いっておみくじにあったので、今年は遠出しようと思います。
3.おみくじの結果は大吉でした。でも書いてあるアドバイスが結構厳しかったです。
4.神社でおみくじを引いたら「努力が報われる」って書いてあったので、今年は精一杯頑張ろうと思う。
5.この神社はとても人気なので、おみくじを引くための行列がすごいです。

この言葉がよく使われる場面としては、神仏のお告げを得て吉凶を知るために引くくじのことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「おみくじ」は限定的な場面で使われている言葉です。

「占い」の例文

1.今朝のテレビで星座占いを見たら1位だったので、今日は良い一日になりそうだ。
2.最近よく当たるって噂の占い師さんに見てもらったんだけど、すごい的確で驚きました。
3.私は占いを信じないタイプでしたが、今思うとあの時の結果は当たってた気がします。
4.占いに頼りすぎるのはよくないけど、迷ったときのヒントにはなると思っています。
5.会社の同僚がランチのときに恋愛占いの話をしていて、ちょっと興味が出てきました。

この言葉がよく使われる場面としては、人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを予言することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「おみくじ」は限定的な場面で使われている言葉です。

「おみくじ」と「占い」はどちらも運勢を占うことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、神社やお寺で行なうのが一般的なのが「おみくじ」、占いサロンやテレビなど様々な場所で行うことができるのが「占い」と覚えておきましょう。

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