【すいません】と【すみません】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
今日の買取件数:20件/今月の買取件数:484件/累計買取件数:3,556件
(現在、例文買取センターでは、買取数を増やして元気になって頂く負けるなキャンペーンを実施中!)

似た意味を持つ「すいません」と「すみません」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「すいません」と「すみません」という言葉は、どちらも謝罪の意味を表すという共通点があり、本来の用法は違いますが混同して使われる傾向があります。



「すいません」と「すみません」の違い

「すいません」と「すみません」の意味の違い

すいませんとすみませんの違いを分かりやすく言うと、謝罪の方法が、口頭であるか、文章であるかの違いです。

「すいません」は誤字

しかし、注意しておかなくてはいけないのは、本来は「すいません」という言葉は使わないということです。

「すみません」は正しい日本語

「すいません」というのは間違いで、正しくは「すみません」と表現します。この間違いは、すみませんの「み」の字の発音が曖昧になったことからはじまったという説もあります。

「すいません」と間違えやすい理由

すみません、と発音しようとすると、口を大きく左右上下に動かさなくてはなりません。そして、すみませんの「み」の字は、子音が「い」となります。

子音というのは、言葉を長く伸ばして発音した時に感じる音のことで、「み」は長く伸ばすと「みぃー」となります。

すみません、と発音した際に「み」の字の発音が曖昧になり、子音である「い」だけが残ってしまって「すいません」と言うようになったと考えられます。

また、すいませんという発音は、すみませんよりも口の動きが小さくて済みます。しゃべり言葉として発音がしやすく、多くの人の間に広まったと考えられます。

しかし、正しい言葉としては「すみません」です。この言葉は特に謝罪を意味する言葉なので、しゃべり言葉であっても「すいません」という言葉は状況などをよく考えた上では使うようにしましょう。

目上の人に対しては「すみません」を使う

文章などでの謝罪の場合や、口頭でも目上の人に対する時などは「すみません」を使うのが確実です。

すみませんという言葉は、本来「これでは私の気が済みません」「お手間をかけてばかりで、私の気持ちがモヤモヤとして心が澄みません」というような意味を持っています。

「すいません」と「すみません」の漢字表記の違い

「すいません」が正しいのか「すみません」が正しいのか、わからなくなった場合は漢字の表記の「済みません」「澄みません」を連想するようにすると、わかりやすいです。

「すいません」の意味

「すいません」とは

すいませんとは、「すみません」がしゃべり言葉として簡略化したものを意味しています。

本来の言葉としては「すみません」が正しいものとなりますが、「すいません」は、しゃべり言葉として多くの人に使われています。ただし、謝罪の言葉ですので口頭で伝える場合も、使いどころや立場などを考えた上で発するようにするのが良いでしょう。

「すいません」は高知県や宮城県の方言

また「すいません」という方言を使っている地域もあります。高知県や宮城県などは、方言で「すみません」のことを「すいません」と発音します。この場合は、失礼にあたるということもないので、問題なく使えます。

「すみません」の意味

「すみません」とは

すみませんとは、気が済まない様子や気が晴れない様子を表す謝罪の言葉を意味しています。

「すみません」の語源

すみませんの語源は「気が済まない」または「気持ちが澄まない」というところから、「すまない」「すみません」という言葉に発展したというのが一説です。

気持ちがおさまらない、相手に対して、このままではいられないというような意味が「済まない」であり、気持ちの面でスッキリしない、晴れ晴れとしないという意味が「澄まない」になります。

どちらも申し訳なさからくる気持ちで、謝罪を表現しています。すみませんとは、この「済む」「澄む」に「ない」という否定をつけた「すまない」という言葉を、更に丁寧に言い換えた言葉です。

「すむ」に否定形の言葉をつけた時に「す「ま」ない」と、マ行の言葉が付きますので、丁寧にした時にも、マ行の言葉(まみむめも)しか使いません。

すいませんは、「す「い」ません」となり、ア行の音なので、間違いです。「す「み」ません」の「み」はマ行なので、こちらが正しい言葉となります。

「すいません」の例文

1.「すいません」は、かなり砕けた謝罪で、しゃべり言葉だ。
2.間違えて謝罪メールに「すいません」と書いてしまった。
3.「すいません」と発音する方言もあるそうだ。
4.親しい間柄で、軽い口調でなら「すいません」と言うこともあるだろう。
5.「すみません」が、徐々に変化して「すいません」と言う人が増えた。
6.真面目で堅い性格の義理の息子がよく「すいません」と言っていて、意外な気がしていたが、あれは方言だったのだと最近知った。
7.謝罪の場で、「すみません」や「すいません」を使われると、どうしてもそこまで真剣だとは思い難い。
8.普段の生活ではどうしても「すみません」より、言いやすい「すいません」を使ってしまう。
9.「コーヒーをこぼしてしまって、すいません」の「すいません」は、「すみません」がくだけた形に変化した話し言葉だ。
10.すいませんという言葉は上司に使うと失礼にあたるのですみませんを使う。

すいませんという言葉は、しゃべり言葉では問題なく通じるものです。また、方言として「すいません」を使っている地域もあります。

正しい言葉である「すみません」を言いやすくした形であり、この言葉と同じように簡素化されて浸透した言葉は他にもあります。

例えば「歩く」という言葉は使い方として「歩いていきます」などと使います。「歩いて」という言葉は誰でも耳なじみの良いものでしょう。しかし本来、正しく使うとするならば、これは「歩きて」という言葉になります。

「歩く」という言葉は否定形の言葉を付けた時に「ある「か」ない」と、カ行の言葉が付きます。上記でも説明しましたが、その法則で考えると「歩いて」というのは「ある「い」て」となり、ア行の言葉が入っていて正しくありません。

しかし、現代において「歩きて~」という言葉を使っている人に出会うことは、なかなかないでしょう。このように、言葉は時代によって変化をし続けていくものです。

「すいません」「すみません」についても、進化の途中である言葉のひとつでしょう。しかし、正しくは「すみません」であることは覚えておくようにしましょう。

「すみません」の例文

1.謝罪をしても心が晴れないような気持ちを「すみません」と言う。
2.すみませんは、漢字で「済みません」「澄みません」と書いていたそうだ。
3.「すみません」は、社会人の謝罪としては少し軽い気がする。
4.すみません、コピーを一部お願いできますか?
5.すみません、道をお尋ねしても良いでしょうか?
6.馴染みの青果店で、大根が見つからず尋ねると、「すみません、今日はもう売り切れてしまって」とのことだった。
7.「すみません、その電話を、転送していただけますか?」を、実際の話し言葉では、よりくだけた形の「すいません、その電話を、転送してもらえますか?」と話すことがある。
8.ビジネスメールでは、「すみません」ではなく、「申し訳ありません」または「申し訳ございません」を謝罪の言葉として用いる。
9.「すみません」より丁寧な謝罪の表現には、「申し訳ございません」や「お詫び申し上げます」といったフォーマルな表現がある。
10.すみませんが、こちらのメールアドレスまでお問い合わせください。

すみませんという言葉は、例文の4や5のように、謝罪だけでなく呼びかけのようにも使われます。英語で言うところの「Excuse me」というような意味です。

この呼びかけを意味する言葉が使われる場面では、しゃべり言葉として使われる場合が多く、ついつい「すいません」と混同されがちです。

しかし、この言葉を使う時は、ほとんどの場合が人に何かを頼む場面です。頼み事をするような場面では、あまり砕けた言葉を使うよりも、丁寧な言葉遣いをした方が印象が良いでしょう。正しくは「すみません」であることをよく覚えておくようにしましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター