【ゾワゾワ】と【ゾクゾク】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ゾワゾワ」と「ゾクゾク」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ゾワゾワ」と「ゾクゾク」という言葉は、「感情の高ぶりによって身震いする様子」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ゾワゾワとゾクゾクの違い

ゾワゾワとゾクゾクの違いを分かりやすく言うと、ゾワゾワは不快さを表現する時に使い、ゾクゾクは快感や喜びを表現する時に使うという違いです。

一つ目のゾワゾワを使った分かりやすい例としては、「怖いとゾワゾワするため、怪談話などを深夜には聞けない」「背中がゾワゾワするのが続くようなら病院に行った方がいいだろう」「ゾワゾワと虫が這うような感覚がする」などがあります。

二つ目のゾクゾクを使った分かりやすい例としては、「恐怖でゾクゾクして一歩も動けなくなった」「ゾクゾク寒気がするが風邪でも引いたのだろうか」「合格したのを見て少し遅れてからゾクゾクし始めた」などがあります。

ゾワゾワとゾクゾクはどちらも、感情の高ぶりによって身震いする様子を表しますが、使い方が若干異なります。

ゾワゾワは、嫌悪や不快、また、感情の高ぶりから身震いする様子を表す言葉です。上記例文の「怖いとゾワゾワする」「背中がゾワゾワする」「ゾワゾワと虫が這うような感覚」などのように用いられています。

一方のゾクゾクは、感情の高ぶりや緊張、恐怖から身震いする様子を表す言葉です。また、嬉しさから心が浮き立つ様子を表す言葉としても使われており、不快感だけでなく快感や喜びを覚える時にも使われるのが特徴です。

つまり、ゾワゾワは不快さを表す場合に用いられ、ゾクゾクは不快感だけでなく、快感や喜びを表す場合にも用いられるという違いがあります。

ゾワゾワとゾクゾクを英語にすると「get chills」「shiver」となり、例えば上記の「怖いとゾワゾワする」を英語にすると「get chills when I’m scared」となります。

ゾワゾワの意味

ゾワゾワとは、嫌悪や不快、また、身震いする様子を意味しています。

ゾワゾワを使った分かりやすい例としては、「体がゾワゾワする原因はストレスが原因と言われている」「彼の話を聞いてゾワゾワしたため、今晩は一人で寝れないと感じている」「何だかゾワゾワするが、何が原因なのかは分かっていない」などがあります。

その他にも、「皮膚の上でなく洋服の上を虫が歩いていた時でさえゾワゾワした」「見慣れない生物が飛んで来るだけでもゾワゾワしてしまう」「酷いケガの写真を見てゾワゾワしてしまった」「何かがにじり寄ってくる感覚にゾワゾワする」などがあります。

ゾワゾワは、何かを這いずるような不快感や恐怖心、寒気によって身体が震える様子を表すオノマトペです。恐怖や鳥肌が立つことを意味する「ぞっとする」などの言葉で表現していたことに由来するとされています。

ゾワゾワの対義語・反対語としては、責任や負担から解放されて楽になることを意味する「肩の荷が下りる」があります。

ゾワゾワの類語・類義語としては、気持ちや態度が落ち着かず、不安な様子「そわそわ」、騒がしく落ち着かない様子を意味する「ざわざわ」などがあります。

ゾクゾクの意味

ゾクゾクとは、感情の高ぶりや緊張、恐怖から身震いする様子を意味しています。

その他にも、寒気がする様子、嬉しさのあまりに心が浮き立つ様子を表す言葉としても使われています。

「写真を見て気持ち悪さにゾクゾクしてしまった」「最近血を見ると怖くてゾクゾクしてしまう」「ゾクゾクした後少しパニックになって目の前が真っ白になった」などの文中で使われているゾクゾクは、「緊張、恐怖から身震いする様子」の意味で使われています。

一方、「布団から出るとゾクゾクする」などの文中で使われているゾクゾクは「寒気がする様子」の意味で使われ、「好きなアーティストの新曲を聞いてゾクゾクした」などの文中で使われているゾクゾクは「嬉しい様子」の意味で使われています。

ゾクゾクは、寒気や恐怖、興奮などのよって身体が震える様子を表すオノマトペです。寒くなる感覚を「ぞくっとする」などの言葉で表現していたことに由来するとされています。

「ゾワゾワ」とは異なり、興奮や激しい喜びを覚えたことによって感情が高ぶり、身の震えを覚える様子に対しても使われるのが特徴で、上記例文の「アーティストの新曲を聞いてゾクゾクした」などのように用いられています。

ゾクゾクの対義語・反対語としては、緊張がとけて安心する様子を意味する「ホッとする」があります。

ゾクゾクの類語・類義語としては、不安や恐怖、驚きなどで心臓の動悸が速くなる様子を意味する「どきどき」、期待や喜びなどで心が落ち着かず、胸が騒ぐ様子を意味する「わくわく」、精神や気分などが高まることを意味する「高揚」などがあります。

ゾワゾワの例文

1.ゾワゾワする感覚には心が落ち着かないため、一番の睡眠の妨げとなっている。
2.芋虫だけでなく、蛾や蝶にさえゾワゾワしてしまうため、虫が本当に苦手なのだと思っている。
3.なんだか背中がゾワゾワして悪寒がするのだが、風邪でも引いたのだろうか。
4.特定の人物を目の前にするとゾワゾワ鳥肌が立つが、理由が分からず困っている。
5.ゾワゾワやもやもやを感じるのはスピリチュアルなサインなのだろうかと思い、ネットで調べてみた。

この言葉がよく使われる場面としては、嫌悪や不快、また、身震いする様子を意味する時などが挙げられます。

上記例文のように、不快さを表し、喜びや快感に対して用いられることはありません。

ゾクゾクの例文

1.今やっているゲームのストーリーは、じわじわと謎が解けていくため、ゾクゾクしながら進めている。
2.ホラー映画を見てゾクゾクしていたが、友人の手を握りしめてしまっていたことに全く気が付かなかった。
3.集合体恐怖症の私は、何かが集まった画像や写真を見るとゾクゾクして目を背けたくなってしまう。
4.ゾクゾク寒気がするため病院に行ったら、インフルエンザと診断を受けた。
5.好きなグループの解散前の最後のライブチケットが当たった瞬間はゾクゾクした。

この言葉がよく使われる場面としては、感情の高ぶりや緊張、恐怖から身震いする様子を意味する時などが挙げられます。

例文4のように「寒気がする様子」を表すことや、例文5のように「嬉しさのあまりに心が浮き立つ様子」を表す言葉としても使われています。

ゾワゾワとゾクゾクは、どちらも「感情の高ぶりによって身震いする様子」を表します。どちらを使うか迷った場合は、不快さを表す場合は「ゾワゾワ」を、快感や喜びを表す場合は「ゾクゾク」を使うと覚えておけば間違いありません。

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