【オンパレード】と【パレード】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「オンパレード」と「パレード」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「オンパレード」と「パレード」という言葉は、「並ぶこと」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




オンパレードとパレードの違い

オンパレードとパレードの違いを分かりやすく言うと、オンパレードは人や物事の多さを表現する時に使い、パレードは人々の行列や行進を表現する時に使うという違いです。

一つ目のオンパレードを使った分かりやすい例としては、「翌朝のビュッフェは好物のオンパレードだったのか、子どもが喜んでいた」「その音楽番組は人気歌手のオンパレードと言える」「彼の口から出てきたのは言い訳のオンパレードだった」などがあります。

二つ目のパレードを使った分かりやすい例としては、「オリンピック選手たちの凱旋パレードは大盛り上がりだった」「ディズニーのパレードは人生で一度は楽しんだ方がいい」「パレードが行われるため車両規制されると知った」などがあります。

オンパレードとパレードはどちらも、並ぶことを表しますが、使い方や意味が若干異なります。

オンパレードは、人々や物事がずらりと並ぶことを表します。上記例文の「好物のオンパレード」「人気歌手のオンパレード」「言い訳のオンパレード」などのように使われ、豊富さや次々と登場する様子を表現します。

一方のパレードは、祭事やイベントで多くの人や車両が行列で進むこと、またはその行列を表します。上記例文の「凱旋パレード」「ディズニーのパレード」などのように使われており、人々が行進するのを見て、観客らが楽しめるのが特徴です。

つまり、オンパレードは人や物事の多さを表す比喩として用いられ、パレードは人々の行列や行進そのものを表す時に用いられるという違いがあります。

そのため、「人気キャラクターのオンパレード」という表現は、人気キャラクターがずらりと並んでいることやその様子を表しますが、「人気キャラクターのパレード」は人気キャラクターが列を成して行進することやその様子を表します。

オンパレードを英語にすると「an abundance of」「on full display」となり、例えば上記の「好物のオンパレード」を英語にすると「an abundance of my favorite dishes」となります。

一方、パレードを英語にすると「parade」となり、例えば上記の「凱旋パレード」を英語にすると「a victory parade」となります。

オンパレードの意味

オンパレードとは、人々や物事がずらりと並ぶことを意味しています。

オンパレードを使った分かりやすい例としては、「SNSはウソのオンパレードと言っていた友人はどんな投稿を見ているのだろうか」「オンパレードは死語と言われることもある」「彼が見せてくれたのは小ネタのオンパレードだった」などがあります。

その他にも、「人気キャラクターのオンパレードで、子どもたちは興奮していた」「特産品のオンパレードでどれも気になってしまう」「有名アーティストらがオンパレードで登場すると聞いて今から期待している」などがあります。

オンパレードは英語で「on parade」と表記され、「整列して」「行列行進して」といった意味を持つ言葉です。日本では、人々だけでなく、「特定の物事がずらりと並ぶこと」を表現する時にも用いられます。

軍隊の整列や、俳優などが総出演することに対して「on parade」という表現が用いられてたことに由来しているとされ、日本語でもカタカナ語として「多くのものが一斉に並ぶこと」「盛大に披露されること」を表すようになりました。

オンパレードの類語・類義語としては、人や物がたくさん並び連なっている様子を意味する「ずらっと」、並べあげることを意味する「列挙」、たえまなく続く様子を意味する「続々」などがあります。

パレードの意味

パレードとは、祭事やイベントで多くの人や車両が行列で進むこと、またはその行列を意味しています。

パレードを使った分かりやすい例としては、「ディズニーランドのエレクトリカルパレードは昔から大好きだった」「野球チームの優勝を祝うパレードが開催されることになった」「パレードでは選手たちに対して多くの祝福の声が聞こえてきた」などがあります。

その他にも、「パレードが行われる時は車両通行止めとなるため迂回する必要がある」「楽器演奏が聞こえてきたことでパレードが行われていることに気が付いた」「パレードに参加する側になるとは思ってもみなかった」などがあります。

パレードは英語で「parade」と表記され、「行列」「列を成して行進する」「整列させる」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われ、人々に見せるために屋外を行列で進むことや、その行列を指す言葉として使われています。

行進する人々は、徒歩はもちろん、オープンカーなどの乗り物に乗って進んでいき、周囲では楽器演奏が行われ華やかに演出されるといった特徴があります。祝勝祝賀のために街中で行われるものもあれば、テーマパークでショーとして行われるものもあります。

似たような行進に、共通の主張を行うために人々が列を成して街中を歩く「デモ行進」がありますが、これはパレードに該当しないため、「デモパレード」と言い換えることはできません。

パレードの類語・類義語としては、軍隊や団体が進む様子を意味する「マーチ」、お祭り騒ぎを伴う催しを意味する「カーニバル」、儀式や祭典を意味する「セレモニー」などがあります。

オンパレードの例文

1.人気配信者のコメント欄がお祝いの言葉のオンパレードだったため、配信者もお礼の言葉を述べていた。
2.オンパレードが死語であるなら、勢ぞろいやラッシュなどが用いられるのだろうか。
3.誕生日の夕食は好物のオンパレードで、一年で一番幸せな日だと感じる。
4.息子が悪いことをした時に口にするのは言い訳のオンパレードだ。
5.ウソのオンパレードが続くと何を信じていいのか分からなくなってしまうため、自分で調べ直すくせがついてしまった。

この言葉がよく使われる場面としては、人々や物事がずらりと並ぶことを意味する時などが挙げられます。

豊富さや次々と現れる様子を意味し、例文4や5のようにネガティブな表現でも使われる言葉です。

パレードの例文

1.ディズニーのパレードもユニバのパレードもどちらもはしゃぎすぎてしまうほどに好きだ。
2.テーマパーク内で行われるパレードでは、子どもたちが手を伸ばせばキャラクターたちがハイタッチしてくれるそうだ。
3.優勝パレードではマーチングバンドによる演奏も楽しみの一つとなっている。
4.オリンピック選手たちの凱旋パレードでは、多くの人が集まっており、最前列で選手たちを見ることができなかった。
5.街中でパレードが行われているのかと思っていたが、デモ行進のようだった。

この言葉がよく使われる場面としては、祭事やイベントで多くの人や車両が行列で進むこと、またはその行列を意味する時などが挙げられます。

人々が行進するのを見て、観客らが楽しめる点が特徴であるため、単なる行列や行進に対してパレードを用いることはほとんどありません。

オンパレードとパレードは、どちらも「並ぶこと」を表します。どちらを使うか迷った場合は、人や物事の多さを表す場合は「オンパレード」を、人々の行列や行進を表す場合は「パレード」を使うと覚えておけば間違いありません。

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