【有給】と【有休】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「ゆうきゅう」という読み方、似た意味を持つ「有給」と「有休」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「有給」と「有休」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。



有給と有休の違い

有給と有休の違いを分かりやすく言うと、「有給休暇」という言葉の略し方の違い、略す際に取っている字の違いです。

「有給」と「有休」の違いは、意味の違いではなく、略し方の違いです。有給休暇という言葉の前半部分を取って「有給」と略しているか、有給の「有」と休暇の「休」を取って「有休」と略しているかの違いだけです。

一般的には「有給」と略されることの方が多いようですが、略語については、どの部分を取るのが正しいというような決まりはないので、使いやすい方の表記を使用して問題ありません。どちらを使っても良いものであると覚えておくようにしましょう。

それでは、「有給」と「有休」という言葉の元となっている「有給休暇」とは、どのようなものでしょうか。有給休暇とは、休んでも出勤している時と同じように賃金が支払われる休暇のことです。「年次有給休暇」と呼ばれたりもします。

有給休暇は、1年ごとに労働者に対して与えられるものです。労働基準法では、6か月以上に渡り継続的に勤務し、全労働日数の8割以上出勤した人に対して、1年に10日~20日の有給休暇を与えなくてはならない決まりになっています。

1年ごとに決められた日数が与えられることになっていて、基本的には勤続年数6か月で10日、1年6か月で11日、2年6か月で12日、3年6か月で14日、4年6か月で16日、5年6か月で18日、6年6か月以上で20日と決められています。

この有給休暇という権利は、正社員だけでなく、パートやアルバイトという雇用形態の場合についても、同じように与えられるものです。

また、有給休暇は、法定休暇という種類の休みのことでもあります。仕事の休みには大きくわけて2種類あり、一つ目は、元々労働義務のない日のことで、これは「休日」と呼ばれます。

そして、もう一つが、本来は労働義務がある日にその義務が免除される休みのことで、これを「休暇」と呼びます。休暇には、法律で決められている法定休暇と、就業規則や労働協約によって会社ごとのルールで与えられる法定外休暇の2種類があります。

有給休暇は、法律で決められている法定休暇にあたる休みのことであると覚えておくようにしましょう。そのため、有給休暇の申請は、原則として会社側が拒否出来ないものでもあります。

しかし、どうしても有給休暇の取得により、業務に支障が出てしまう場合の申請については、会社側が「時季変更権」という権利を使うことにより、休暇をずらしてもらうよう労働者と話し合うことも可能です。

有給休暇は、基本は1日単位で与えられるものですが、会社独自のルールによって、1時間単位で与えられることもあります。これを時間単位年休と呼んだりします。

有給の意味

有給とは、有給休暇の略語であり、有給休暇という言葉の前半部分を取ったものを意味しています。有給休暇とは、法律で決められている法定休暇です。

有給休暇は、1年ごとに労働者に対して与えられるものであり、労働基準法では、6か月以上継続して勤務をし、なおかつ全労働日数の8割以上の出勤をした人について与えられるものです。

上記の条件を満たしていれば、正社員だけでなく、パートやアルバイトなどの人も同じように有給休暇を貰うことが出来ます。また、会社側は、1年間に5日以上の有給休暇を従業員に取得させることが義務付けられています。

有休の意味

有休とは、有給休暇の略語であり、有給休暇という言葉の「有」と「休」の部分を取ったものを意味しています。有休というのは、有給と同じ意味の言葉で、略した時に取っている字が違うだけです。

一般的には「有休」よりも「有給」という略し方をしている人の方が多いようですが、どちらを使っても同じ意味になるので、間違いではありません。好みによって、どちらを使っても良いものです。

有給休暇とは、法定休暇の一種であり、正式には「年次有給休暇」と呼ばれるものであると覚えておくようにしましょう。

有給の例文

1.今年の夏は有給を使って、ハワイ旅行をするつもりだ。
2.忙しくてなかなか有給が取れなかったが、今年はどうにか仕事を分担して、みんなで交代で休もうという話になった。
3.有給を取ると、平日の空いている時間に映画などが観られるから嬉しい。
4.繁忙期の後は、必ず有給を取ってリフレッシュすることにしている。
5.うちの会社は有給が取りやすくて、とても良いと思う。
6.現在のパート先であと三日間出勤すれば、母は有給が取得できるようになるそうだ。
7.友人は、早々に仕事の引き継ぎまで済ませ、残りの有給を全部使い切ってから退職するつもりだ。
8.このアルバイトは3ヶ月限定だから、有給はもらえないよ。
9.僕の場合、お正月とお盆の帰省ラッシュを回避するために有給を利用することが多い。
10.結婚して十年経つが、私と妻は今でも同じ日に有給を取っては、定期的にデートをしている。

この言葉がよく使われる場面としては、本来は労働義務のある日に、その義務が免除された時などが挙げられます。休んでいる間も、労働をしている時と同じように給金が出るのが有給休暇で、有給休暇の略語が「有給」です。

有給休暇は、法律で定められている法定休暇です。年間に5日以上の取得が義務付けられています。正社員、パート、アルバイトなど雇用形態を問わず、6か月以上継続して勤務し、労働日数の8割以上の出勤をした人が取得できる権利のことを言います。

「有給」とは、有給休暇の前2文字を取って略した言葉であり、一般的に使われている略語でもあります。

有休の例文

1.有給休暇の略は、ずっと「有休」だと思っていたけれど「有給」と略す方が一般的なのかな?
2.「有給」と「有休」は全く同じ意味の言葉であるそうだ。
3.お盆の時期を避けて、9月の終わりあたりに有休を取ろうかと思っているよ。
4.友達と有休の時期を合わせて、旅行することにした。
5.疲れが溜まっているので、有休を取って一日ゆっくり寝ていたい。
6.妹の結婚式が平日に決まったので、出席するには有休を取らねばならない。
7.やっぱり休暇は有意義に使わなきゃ、と思っていたのに、いざ有休を取ってみると洗濯と掃除だけで終わってしまった。
8.田舎から上京してくる両親に観光案内を頼まれたので、有休を取って付き合うことにした。
9.問題が発生し、部署全体が対応に追われる中、彼は上司に、明日からの有休のことをどう切り出したものかと頭を悩ませていた。
10.彼女はわざわざ有休まで活用して、多種多様なボランティアに参加している。

この言葉がよく使われる場面としては、有給休暇を略して表現する時などが挙げられます。有給と有休は同じ意味であり、どう略しても間違いではありません。有給休暇とは、法律で定められた法定休暇のことです。

一般的には「有給」と略されますが、中には「有休」と略している人もいます。どちらも同じ意味であり、どちらの略語を使っても間違いではないので、好きな方を使うようにしましょう。

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