【令和元年】と【令和1年】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「令和元年」(読み方:れいわがんねん)と「令和1年」(読み方:れいわいちねん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「令和元年」と「令和1年」という言葉は、どちらも改元後の1年を表すという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



令和元年と令和1年の違い

令和元年と令和1年の違いを分かりやすく言うと、古くからある風習としての初年度の呼び方か、1年目であることを強調した呼び方かの違いです。

または、漢字表記で書く時には「令和元年」として、ローマ字を使った略字で書く時にはR1と書いて「令和1年」とするという違いであると考えてもわかりやすいでしょう。

令和元年と令和1年というのは、基本的に違いはありません。法律などで令和元年と書くべきであると決まっているわけでもありませんし、令和1年と書いてはいけないという決まりも特にありません。

しかし、令和は4月1日にその元号が発表された際に、政府から「原則、改元日以降は、当年度全体を通じて『令和元年度』」とするという文書が作成され、発表されています。

このことにより年度を表記する際には「令和1年度」ではなく「令和元年度」とするのが一般的とされます。そして、この文書には『当年度全体を通じて』という記載があります。つまりこれは、2019年4月1日も含まれるということです。

平成から令和に改元がされたのは5月1日ですが、年度のはじめは一般的に4月1日です。年度というのは、その年の4月1日から翌年の3月31日までの期間のことを指します。つまり、『当年度全体』というのは2019年4月1日~2020年3月31日までの期間を指します。

上記の文書は、この期間全体を指して『令和元年度』とするという意味になります。つまり、平成31年度は存在しないということです。改元直前である2019年4月も含めて、2020年3月31日までを令和元年度と表現します。

しかし、民間の契約書などで令和○年と書かなくてはならない場合に、元年ではなく令和1年と使っても特に問題はありません。国の文書は各省庁の書類を管理をする関係で「令和元年」に統一していますが、民間がそれに同調する必要や義務はありません。

基本的には改元初年度のことは「元年」と呼ぶ風習、風潮がありますが、どうしても元年と使いたくない場合には「令和1年」としても、間違いではありません。

令和元年(令和1年)は、2019年5月1日~2019年12月31日までの期間のことを指します。2020年1月1日からは令和2年ということになります。

また、令和元年は漢字で表記する際に使われるものだと考えるのも分かりやすいでしょう。ローマ字の略字で表現する場合、令和はRとなりますが、Rの後に元年と書くのは少し違和感があります。Rを使う際には、R1(令和1年を表す略字)とするのが自然です。

令和元年の意味

令和元年とは、天皇が即位をした最初の年のことで、令和の最初の年のことを意味しています。

元年というのは、年号の改まった最初の年のことであり、○○元年のように表記します。元年の「元」という字は「根源」「物事のはじまり」という意味があります。そこに期間を示す「年」という字を組み合わせて「元年」という言葉は出来ています。

元年という表記は、645年あたりから始まったものであるとされています。645年という年は「大化の改新」という歴史的な出来事があった年で、これは「大化」という元号に起こった一連の改革のことを指しています。

『日本書紀』という本には、この時代のことを「大化元年とする」という記述があります。大化以前にも天皇が変わるごとに「○○天皇元年」という風に、天皇が変わったその年を「元年」と表現する習慣がありました。

現代でも、その習慣はそのまま残っていて、法的書類や国の法律に関係する書類では、元号が変わった年、変更された初年は「○○元年」と記載するという風習が残っています。しかし、法的に「○○元年」と表記しなくてはならない決まりはありません。

令和については年度を示す際には「原則、改元日以降は、当年度全体を通じて『令和元年度』」とするという文書が作成されています。このため、年度を記す際には「令和1年度」ではなく「令和元年度」とするのが良いでしょう。

令和1年の意味

令和1年とは、改元がなされた最初の年で、令和の1年目のことを意味しています。一般的には改元後最初の年は「元年」と呼ばれますが、特に法律などで表記が決められているものではありません。

改元後最初の年について「令和元年」とするか「令和1年」とするかは、各会社、団体ごとに方針は異なるものです。データでの書類作成の際などは、後々に年度順に並べ替えたりしやすいように、元年ではなく1年と使っている企業も多くあります。

また、ローマ字表記で元号を省略する際には「R元年」と表記するよりも「R1年」または「R1」と表記する方が自然です。このように、状況に応じて「令和元年」とするか「令和1年」とするか自由に決めることが出来るものです。

国としては全体の書類を「令和元年」と記載することを決めていますが、公的書類などで令和1年と書いても特に問題はなく、修正をする必要はありません。

令和元年の例文

1.令和元年とは2019年5月1日からのことを指す。
2.令和元年度と表現した場合は、改元前の2019年4月1日からのことを示す。
3.令和元年の「元年」という言葉は、かなり昔から使われていた言葉のようだ。
4.履歴書を書く際、令和元年と書いても令和1年と書いても間違いではない。
5.公的書類を書く際、令和元年と書いても令和1年と書いても問題なく受理してもらえるようだ。

この言葉がよく使われる場面としては、元号が平成から令和に変わった最初の年を話題にする時などが挙げられます。長年の風習として、改元後の最初の年は「元年」と呼ぶとしていますが、これは法的に決められていることではありません。

ただし「令和元年度」という括りで考える際には、改元時に「原則、改元日以降は、当年度全体を通じて『令和元年度』」とするという文書が作成されているため、令和1年度ではなく、令和元年度と表現するのが良いでしょう。

令和元年度は、改元前の2019年4月も含まれます。令和元年度は2019年4月~2020年3月までのことを指します。令和元年は、2019年5月1日~2019年12月31日までを指し、2020年1月1日からは令和2年がはじまります。

令和1年の例文

1.後々のことを考えると、令和1年で統一して書類作成をした方が、整理がしやすいだろうと思う。
2.我が社では書類作成の際、令和1年という表現で統一することに決まった。
3.履歴書の記入日の欄に「令和1年」と書き込んだ。
4.国で作成する文書は「令和元年」で統一するそうだが、民間では「令和1年」と書いても問題ない。
5.令和1年をローマ字表記で書く際にはR1と書くことになるそうだ。

この言葉がよく使われる場面としては、元号が令和に変わった最初の年について記載する時などが挙げられます。

漢字表記される際には令和元年と表現されるのが一般的ですが、特に法律でそうするべきと決まっているわけではないので、令和1年と書いても問題はありません。

令和1年というのは、ローマ字の略字でRを使う際などによく使われる表現です。反対に、ローマ字表記をする際にはR元年という表現は少し不自然です。ローマ字を使う際にはR1年(令和1年)とするのが良いでしょう。

また、公的書類などに令和1年と書いても間違いにはなりません。元年と書いても1年と書いても問題なく、受理受領されるものですので、状況に応じてより良いと思う表記を選ぶようにしましょう。

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