【伺います】と【参ります】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「伺います」(読み方:うかがいます)と「参ります」(読み方:まいります)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「伺います」と「参ります」という言葉は、どちらも行くことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



「伺います」と「参ります」の違い

「伺います」と「参ります」の意味の違い

「伺います」と「参ります」の違いを分かりやすく言うと、「伺います」とは自分を謙ることで行く先の相手を立てるときに使い、「参ります」とは聞き手である第三者に対して、改まって丁重に伝えたい場合に使うという違いです。

「伺います」と「参ります」の使い方の違い

一つ目の「伺います」を使った分かりやすい例としては、「明日午後2時にそちらにお伺いいたします」「ご活躍はかねがね伺かっております」「お名前をお伺いしてよろしいでしょうか」「明日御社に伺います」などがあります。

二つ目の「参ります」を使った分かりやすい例としては、「今後はこのようなことが起こらないように心掛けて参ります」「明日出張で名古屋へ参ります」「次の列車は短い8両編成で参ります」「今後検討して参ります」「彼はすぐに参ります」などがあります。

「伺います」と「参ります」は、どちらも行くという意味の謙譲語ですが、使い方が少し違っています。

「伺います」と「参ります」の使い分け方

「伺います」は、自分を謙ることで行く先の相手を立てるときに使う言葉で、「参ります」は、聞き手である第三者に対して、改まって丁重に伝えたい場合に使うのが違いになります。

「伺います」は行く先に敬意を払うべき相手がいる時にしか使えなく、「参ります」は行く先に敬意を払うべき相手が居なくても使えると覚えておきましょう。

例えば、上記の「明日出張で名古屋へ参ります」は正しい表現ですが、名古屋は場所であり、敬う相手ではないので、「明日出張で名古屋へ伺います」とすることはできません。

その他にも、「伺います」は聞く、尋ねる、問うの謙譲語の意味を持っており、「参ります」は降参するや困惑しているという意味を持っているのも違いになります。

「伺います」と「参ります」の英語表記の違い

「伺います」を英語にすると「I’ll be there 」「come」「hear」「visit」となり、例えば上記の「明日御社に伺います」を英語にすると「I’m coming to your office tomorrow」となります。

一方、「参ります」を英語にすると「I’ll be with you」「come over」となり、例えば上記の「彼はすぐに参ります」を英語にすると「He will be right with you」となります。

「伺います」の意味

「伺います」とは

「伺います」とは、訪れるの謙譲語を意味しています。その他にも、聞く、尋ねる、問うの謙譲語という意味も持っています。

「伺います」の使い方

「また近いうちにそちらに伺います」「明日ご自宅に伺いますのでよろしくお願いします」「すぐにそちらへお伺いしますのでしばしお待ちください」などの文中で使われている「伺います」は、「訪れるの謙譲語」の意味で使われています。

一方、「お話をお伺いしてよろしいでしょうか」「あなたのお噂はかねがねお伺っております」「御用件をお伺いしてもよろしいでしょうか」などの文中で使われている「伺います」は、「聞くや尋ねるの謙譲語」の意味で使われています

「伺います」は訪れるの謙譲語

「伺います」は複数の意味を持つ言葉ですが、一般的に使われているのは、訪れるの謙譲語の意味になります。また、聞くや尋ねるの謙譲語の意味で使う人は年々減ってきています。

「伺います」はメールなどのビジネスシーンと日常生活の両方で使える言葉ですが、特にビジネスシーンで使う機会が多いでしょう。

表現方法は「そちらに伺います」「お伺いします」「ご説明に伺います」

「そちらに伺います」「お伺いします」「ご説明に伺います」「お店に伺います」「お伺いしてよろしいでしょうか」「かねがねお伺っております」などは、「伺います」を使った一般的な表現方法になります。

「伺います」の類語

「伺います」の類語・類義語としては、所在が分からないものなどを探し求めることを意味する「尋ねる」、分からないことやはっきりしないことを人に聞くことを意味する「問う」、話を情報として受け入れることを意味する「聞く」などがあります。

「伺います」の伺の字を使った別の言葉としては、指示や意見などを示してもらうために出す文書のことを意味する「伺い書」、目上の人などに指示を仰ぐことを意味する「伺いを立てる」、目上の人のご機嫌を伺うことを意味する「伺候」(読み方:しこう)などがあります。

「参ります」の意味

「参ります」とは

「参ります」とは、行くの謙譲語を意味しています。その他にも、降参することや困惑していることという意味も持っています。

「参ります」の使い方

「明日の午後2時にそちらへ参ります」「来週出張で北海道へ参ります」「兵士として戦争に行って参ります」「この内容で準備を進めて参ります」などの文中で使われているは「参ります」は、「行くや行うの謙譲語」の意味で使われています。

一方、「参りました私の負けです」「上司からのパワハワにより精神的に参ってしまった」などの文中で使われている「参ります」は、「降参することや困惑していること」の意味で使われています。

「参ります」は行くの謙譲語

「参ります」は複数の意味を持つ言葉ですが、一般的に使われているのは、行くの謙譲語の意味になります。

また、「参ります」はビジネスシーンと日常生活の両方で使える言葉ですが、特にメールなどのビジネスシーンで使う機会が多いでしょう。

表現方法は「進めて参ります」「検討して参ります」「確認して参ります」

「進めて参ります」「検討して参ります」「確認して参ります」「心掛けて参ります」「行って参ります」「取り組んで参ります」などは、「参ります」を使った一般的な表現方法になります。

「参ります」の類語

「参ります」の類語・類義語としては、目的地に向かって進むことを意味する「行く」、人やある場所を訪ねることを意味する「訪れる」、ある方向を指して動いていくことを意味する「向かう」、ある場所や方角に向かって行くことを意味する「赴く」などがあります。

「参ります」の参の字を使った別の言葉としては、ある目的をもつ集まりに一員として加わり共に行動することを意味する「参加」、その場所に行って観ることを意味する「参観」、目上の人のところに行くこと意味する「参上」などがあります。

「伺います」の例文

1.こちらの準備が出来次第すぐに、そちらに伺わせていただきます。
2.また後日、改めてこちらからお伺いいたします。
3.先生のお噂はかねがね伺っております。
4.ご都合のつく日程をお伺いしたいのですが、よろしでしょうか。
5.この議題についての御意見をお伺いします。

この言葉がよく使われる場面としては、訪れるの謙譲語を表現したい時などが挙げられます。その他にも、聞くの謙譲語、尋ねるや問うの謙譲語を表現したい時にも使います。

例文1と例文2は訪れるの謙譲語として使っており、例文3は聞くの謙譲語として使っています。また、例文4と例文5は尋ねるや問うの謙譲語として使っています。

「参ります」の例文

1.速やかに担当者が参りますので、控室の方でしばしお待ちください。
2.まもなく1番線に電車が参ります。危ないですから黄色い線の内側にお下がりください。
3.明日はライブイベントがあるので、今日の仕事が終わり次第すぐに東京へ参ります。
4.この勝負は私の負けです。参りました。
5.このようなことが連続で起るとさすがに参ります。

この言葉がよく使われる場面としては、行くの謙譲語を表現したい時などが挙げられます。その他にも、降参することや困惑していることを表現したい時にも使います。

「伺います」と「参ります」どちらを使うか迷った場合は、「伺います」は自分を謙ることで行く先の相手を立てるときに使い、「参ります」は聞き手である第三者に対して、改まって丁重に伝えたい場合に使うと覚えておきましょう。

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