【携わる】と【関わる】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「携わる」(読み方:たずさわる)と「関わる」(読み方:かかわる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「携わる」と「関わる」という言葉は、どちらも関係を持つことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



「携わる」と「関わる」の違い

「携わる」と「関わる」の意味の違い

「携わる」と「関わる」の違いを分かりやすく言うと、「携わる」と「関わる」どちらも関係を持つことを意味していますが、「携わる」の方がより深く関係しているという違いです。

「携わる」と「関わる」の使い方の違い

一つ目の「携わる」を使った分かりやすい例としては、「将来はテレビ業界に携わる仕事がしたい」「本プロジェクトに携わることができて光栄です」「私は新型ロボットの開発に携わっています」「彼女は政治に携わっている」などがあります。

二つ目の「関わる」を使った分かりやすい例としては、「命に関わる重大な病気なので早く治療するべきです」「研究に関わった人々に感謝しています」「私は医療業界に関わっています」「彼はこの犯罪に関わっている可能性がある」「その件は私は何も関わっていません」などがあります。

「携わる」と「関わる」は、関係するという似た意味を持つ言葉ですが、使い方が少し違います。「関わる」よりも「携わる」の方がより深く関係した場合に使うと覚えておきましょう。

「ロボット開発に携わる」と「ロボット開発に関わる」の違い

例えば上記の「私は新型ロボットの開発に携わっています」は、新型ロボットの開発に深く関わっている中心メンバーという意味になりますが、「私は新型ロボットの開発に関わっています」とすると、新型ロボットの開発に対して知恵を貸したりなど、浅く関わっているという意味になります。

「携わる」と「関わる」の使い分け方

「携わる」は深く関係している場合に使うのに対して、「関わる」は浅く関係していれば使えるので、とても広い範囲で使うことができるのも特徴です。

「携わる」は狭く深く、「関わる」は広く浅くと覚えておけば間違いないでしょう。

例えば、「命に関わる」「犯罪に関わる」「信頼に関わる」「事件に関わる」などは言いますが、「命に携わる」「犯罪に携わる」「信頼に携わる」「事件に携わる」などはあまり言いません。

「携わる」と「関わる」の英語表記の違い

「携わる」を英語にすると「engage」「be involved」となり、例えば上記の「彼女は政治に携わっている」を英語にすると「She is involved in politics」となります。

一方、「関わる」を英語にすると「involved」「have to do」となり、例えば上記の「その件は私は何も関わってません」を英語にすると「I am not involved in the matter」となります。

「携わる」の意味

「携わる」とは

「携わる」とは、ある物事に関係したり従事したりすることを意味しています。

「携わる」の使い方

「携わる」を使った分かりやすい例としては、「将来は動物に携わる仕事がしたい」「この仕事に携わることができたことを光栄に思います」「私は宇宙事業に携わる仕事をしてる」「医者として医療事業に携わっています」などがあります。

「携わる」はより深く関わっているという表現をしたい時に使うと覚えておけば間違いありません。

「携わる」は履歴書の志望動機で使うことが多い

「携わる」はある物事に関係したり従事したりするという意味を持ち、ビジネスシーンで頻繁に使われる言葉になります。また、採用面接や履歴書などの志望動機などを書く際にもよく使われています。

表現方法は「携わることができて光栄」「携わっています」

「携わることができて光栄」「実務に携わっています」「この仕事に携わりたいです」「同じ業種に携わっていました」などは、「携わる」を使った一般的な表現方法になります。

「携わる」の類語

「携わる」の類語・類義語としては、関りを持つことを意味する「タッチ」、関わり合って離れられない状態になることを意味する「係う」(読み方:かかずらう)、進んでその物事に関係することを意味する「乗り出す」などがあります。

携わるの携の字を使った別の言葉としては、互いに助け合うことを意味する「提携」、互いに連絡を取り協力して物事を行うことを意味する「連携」、身につけたり手に持ったりすることを意味する「携帯」などがあります。

「関わる」の意味

「関わる」とは

「関わる」とは、関係や繋がりを持つことを意味しています。

「関わる」の使い方

「関わる」を使った分かりやすい例としては、「熱中症は命に関わることがあるので注意しよう。」「私は車業界に関わっています」「人と関わることが好きなので営業職に就きたい」「このプロジェクトに関わった人々に感謝しています」などがあります。

表現方法は「命に関わる」「事件に関わる」「人と関わる」

「関わる」は関係や繋がりを持つことを意味しているため、「命に関わる」「事件に関わる」「人と関わる」「仕事に関わる」など、物事だけではなく人にも使うことができます。そのため、ビジネスシーンと日常生活の両方で使っても問題ありません。

「関わる」は、同じ意味を持つ「係わる」「拘る」とも表現することも可能です。

ただし、「関わる」は文化庁が定める常用漢字表に記載されているため法令や新聞などで使用できますが、「係わる」と「拘る」は常用漢字表に記載されていないため法令や新聞などで使用できません。そのため、公的な書類などに記載する際には「関わる」を使う方が良いでしょう。

「関わる」の類語

「関わる」の類語・類義語としては、関係があることを意味する「関する」、今話題になっている事柄に直接関係することを意味する「当該」、その事柄に直接関係することを意味する「当事」、関係が及ぶことを意味する「連なる」などがあります。

「関わる」の関の字を使った別の言葉としては、二つ以上の物事が互いに関り合うことを意味する「関係」、他人のことを口を出すことを意味する「関渉」、ある物事に関係することを意味する「関与」、ある事柄と他の事柄の間に繋がりがあることを意味する「関連」などがあります。

「携わる」の例文

1.弊社の巨大プロジェクトに携わることができて光栄です。
2.将来は医療に携わる仕事をしたいので、大学受験を頑張るようにしよう。
3.この街の緑を守るために、森林ボランティアに携わりたい。
4.入社後は3ヶ国語を話せる能力を活かして、貴社の海外事業に携わる仕事がしたいです。
5.私は新型コロナウイルスのワクチン開発に携わっています。
6.幼児保育に携わる者として、昨今の虐待事件は看過できないものがある。
7.舞台演出に長年携わってきたが、今回のミュージカルの演出ほど難しいものは無かった。
8.環境保護活動に携わる身として微力ながらではあるが貢献してきたと自負している。
9.将来は宇宙産業に携わりたいので、思い切って自分でベンチャーを立ち上げてロケット開発をしてみようと思う。
10.明治期に女子教育に携わった人々のおかげで、その後の日本女性の社会進出が大きく促進された。

この言葉がよく使われる場面としては、ある物事に関係したり従事したりすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、ビジネスシーンで使うことが非常に多いです。

「関わる」の例文

1.高血圧は命に関わる重大な病気を招くことがあるので、気を付けた方が良いだろう。
2.人と関わる仕事が苦手なので、接客業以外で職を探そう。
3.教育に関わる仕事がしたいので、教育学部のある大学に進学しよう。
4.関わると不幸になる人もいるので、友達はきちんと選んだ方が良い。
5.彼はこの犯罪に関わっている可能性があるため、監視した方が良いだろう。
6.小さなこどもは保育園などの集団生活を通して、初めて他者との関わりを学ぶのである。
7.このプロジェクトに関わる全ての資料は責任者の謎の死と同時に闇に葬られた。
8.面倒ごとには関わり合いたくないと言って、彼は友人達の喧嘩を止めもせず1人足早に帰って行った。
9.仕事というのは関わる人数が多ければ上手く、早く出来るというものでもない。
10.政治家は多くの人々と関わることが仕事である故に、時折関わってはいけない人と会ってしまい、後々週刊誌ですっぱ抜かれることがあるので注意しなければならない。

この言葉がよく使われる場面としては、関係や繋がりを持つことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、様々な範囲で使うことができる言葉です。

「携わる」と「関わる」は同じ関係するという意味を持っていますが、「携わる」の方がより深く関係している場合に使うと覚えておけばいいでしょう。

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