【喝を入れる】と【活を入れる】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
今日の買取件数:20件/今月の買取件数:516件/累計買取件数:2,420件
(例文買取センターでは日本語を売ってくれる人を募集しています)

同じ「かつをいれる」という読み方の「喝を入れる」と「活を入れる」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「喝を入れる」と「活を入れる」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。



「喝を入れる」と「活を入れる」の違い

「喝を入れる」は「活を入れる」の間違い

「喝を入れる」と「活を入れる」の違いを分かりやすく言うと、「喝を入れる」とは「活を入れる」の間違った使い方、「活を入れる」とは刺激を与えて元気づけることです。

「喝を入れる」は誤字

一般的には「喝を入れる」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「活を入れる」のことを間違えて「喝を入れる」を使っている人がほとんどです。

「喝を入れる」の「喝」という言葉は、叱ることや大声を上げることを意味しています。「活を入れる」は、大声で叱るという意味はなく、刺激を与えて元気づけることを意味しているので、「喝」ではなく、「活」の方を使うのが正しい使い方になります。

「活を入れる」は正しい日本語

正しい言葉である「活を入れる」を使った分かりやすい例としては、「不甲斐ない自分に活を入れる」「この曲は自分に活を入れてくれる」「チームの士気が下がっていたので明日の試合に向けて活を入れる」「落ち込んでいる彼女に活を入れる」などがあります。

「活を入れる」という言葉はあっても、「喝を入れる」という言葉は存在しません。同時に「活を入れる」という単語の意味について「刺激を与えて元気づけること」と覚えておきましょう。

「活を入れる」の英語表記

「活を入れる」を英語にすると「revive 」「bring to life」「put fight into」「encourage」となり、例えば上記の「落ち込んでいる彼女に活を入れる」を英語にすると「Encourage her depressed」となります。

「喝を入れる」の意味

「喝を入れる」とは

「喝を入れる」とは、「活を入れる」の間違った使われ方です。

「喝を入れる」と間違えやすい理由

「喝を入れる」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「活を入れる」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「喝を入れるの」の「喝」という言葉は、大声で叫ぶことや叱ることを意味しています。お寺の和尚さんが座禅する際に、大声で「喝」と使うのが印象的です。そのため、気合を入れる言葉と勘違いして覚えやすいので気を付けましょう。

「喝を入れる」の類語

「喝を入れる」の喝の字を使った別の言葉としては、声を上げて褒めそやすことを意味する「喝采する」(読み方:かっさいする)、大声で怒鳴りつけることを意味する「喝道する」(読み方:かつどうする)、大声で叱りつけることを意味する「喝破する」(読み方:かっぱする)などがあります。

「活を入れる」の意味

「活を入れる」とは

「活を入れる」とは、刺激を与えて元気づけることを意味しています。その他にも、柔道などの術で気絶した人の息を吹き返らせることの意味も持っています。

「活を入れる」の使い方

「活を入れる」を使った分かりやすい例としては、「人事異動を行い組織に活を入れる」「落ち込んでいる部下に活を入れる」「これから試合をする選手たちに活を入れる」「売上向上のため社員達に活を入れる」などがあります。

「活を入れる」の由来

「活を入れる」の由来は、今ではあまり使われていない、柔道などの術で気絶した人の息を吹き返らせることの意味です。

柔道などの激しい競技では、絞め技や急所を狙う攻撃があり、相手を気絶させることがあります。そうした場合に、息を吹き返させるために行う蘇生術のことを「活を入れる」と表現していました。

それが転じて、刺激を与えて元気づけたり、励ましたりすることの意味で、「活を入れる」が使われるようになりました。

表現方法は「自分に活を入れる」「活を入れられる」「活が入る」

「自分に活を入れる」「活を入れられる」「活が入る」などが、「活を入れる」を使った一般的な言い回しになります。

「活を入れる」の類語

「活を入れる」の類語・類義語としては、元気を奮い起こすことを意味する「奮起させる」、奮い立たせることを意味する「鞭打つ」などがあります。

「活を入れる」の活の字を使った別の言葉としては、生き生きとした気分のことを意味する「活気がある」、姿や形が生き生きと現れることを意味する「活現する」、組織などの活動を活発にすることを意味する「活性化する」などがあります。

「喝を入れる」の例文

1.「喝を入れる」という言葉は存在しないので、おそらく「活を入れる」の言い間違いだろう。
2.「活を入れる」という言葉は刺激を与えて元気づけることで、「喝を入れる」という言葉はない。
3.「喝を入れる」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.停滞ムードに喝を入れるという言葉を使う人はいるが、正しくは停滞ムードに活を入れるです。
5.やる気を失くした人に活を入れるという言葉はあるが、やる気を失くした人に喝を入れるという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「活を入れる」という言葉を間違えて「喝を入れる」と表現している時などが挙げられます。

「喝を入れる」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「活を入れる」を間違えて使っている可能性が高い言葉です。

「喝を入れる」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「喝を入れる」ではなく、「活を入れる」と表現するのが正しい使い方です。

「活を入れる」の例文

1.落ち込んでいる友人に活を入れるために、飲み会を開きました。
2.このままで終わるのは絶対に良くないので、自分に活を入れて頑張ろう。
3.部下が仕事で失敗をして酷く落ち込んでいたので、活を入れる言葉を投げ掛ける。
4.挫折して落ちてこんでいた私に、活を入れてくれた師匠にはとても感謝している。
5.連敗が続いてるチームに活を入れるために、監督がミーティングを行いました。

この言葉がよく使われる場面としては、刺激を与えて元気づけることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、柔道などの術で気絶した人の息を吹き返らせることを表現したい時にも使います。

上記の例文のように、落ち込んでる人を元気づけたり、励ましたりする場合に使われている言葉です。柔道などの術で気絶した人の息を吹き返らせることの意味ではあまり使われなくなりました。また、元気づける意味を持っているのでプラスのイメージで使う言葉になります。

「喝を入れる」と「活を入れる」どちらを使うか迷った場合は、「喝を入れる」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「活を入れる」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター