似た意味を持つ「VTuber」と「YouTuber」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。
どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。
「VTuber」と「YouTuber」という言葉は、どちらも主にYouTube上で動画を配信しているという共通点はありますが、それぞれの意味や使い方はまったく違っており、同義語ではありません。
VTuberとYouTuberの違い
VTuberとYouTuberの違いを分かりやすく言うと、動画配信を行うのがキャラクターか人かの違いです。
VTuberがYouTube上で動画配信を行うキャラクター、YouTuberはYouTube上で動画配信を行う人を指します。
VTuberの意味
VTuberとは、YouTube上で動画配信を行うCGやイラストのキャラクターを意味し、Virtual YouTuber(バーチャルユーチューバー)の略で、読み方は「ぶいちゅーばー」「ばーちゃるゆーちゅーばー」です。
VTuberの類義語には「バーチャルライバー」があります。
VTuberの代表格として多くの人に知られているのが、美少女系のキャラクターのVTuber「キズナアイ」、親しみやすいキャラクターのVTuber「ミライアカリ」、超ハイテンションキャラクターのVTuber「輝夜月」などです。
YouTuberの意味
YouTuberとは、顔出ししている人・顔出ししていない人に限らずYouTube上で動画配信を行う人を意味し、読み方は「ゆーちゅーばー」です。
YouTuberの類義語には「動画投稿者」や「動画制作者」があり、反対語には「視聴者」「リスナー」があります。
YouTuberの代表格として多くの人に知られているのが、「ブンブン、ハローYouTube、どうもHIKAKINです」の挨拶でお馴染みのYouTuber「ヒカキン」、甘いルックスで女性ファンも多いYouTuber「はじめしゃちょー」、大食いで有名なYouTuber「木下ゆうか」などです。
VTuberの例文
VTuberは、YouTube上で動画配信を行うキャラクターを意味しますので、言葉や文章として使うときは上記の通り主語や名詞として使用します。
VTuberという言葉は、まだまだ登場したばかりで、若者を中心に使われている言葉であるため、目上の方や親など世代が上の方にVTuberの話をするときは、「YouTube上で動画配信を行うキャラクター」という言葉を併せて使うと上手く伝わるはずです。
YouTuberの例文
YouTuberは、YouTube上で動画配信を行う人を意味しますので、VTuberと同じように言葉や文章として使うときは上記の通り主語や名詞として使用します。
VTuberと比較するとYouTuberという言葉の方が知名度は高いのですが、類義語である「動画投稿者」や「動画制作者」という言葉を併せて使うと上手く伝わるはずです。
また、人の名前やキャラクターを表す固有名詞を英語で記載する場合は「Vtuber」や「Youtuber」のように先頭の頭文字のみを大文字で他は小文字にするのが一般的です。
今回のVTuberやYouTuberは、固有名詞ではありますが、YouTubeという配信サービスをモジった言葉であるため、「VTuber」や「YouTuber」という英語が使われることが多いです。