【この場を借りて】と【この場をお借りして】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「この場を借りて」(読み方:このばをかりて)と「この場をお借りして」(読み方:このばをおかりして)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「この場を借りて」と「この場をお借りして」という言葉は、どちらも他人のスペースを利用して自分の目的を達成することを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「この場を借りて」と「この場をお借りして」の違い

「この場を借りて」と「この場をお借りして」の意味の違い

「この場を借りて」と「この場をお借りして」の違いを分かりやすく言うと、「この場を借りて」と「この場をお借りして」は意味や使い方の違いはなく、どちらを使っても同じです。

「この場を借りて」と「この場をお借りして」の使い方の違い

一つ目の「この場を借りて」を使った分かりやすい例としては、「この場を借りてお礼申し上げます」「この場を借りてお伝えします」「この場を借りてご連絡させていただきます」などがあります。

二つ目の「この場をお借りして」を使った分かりやすい例としては、「この場をお借りしてお詫び申し上げます」「この場をお借りしてご報告させていただきます」「この場をお借りして感謝申し上げます」などがあります。

「この場を借りて」と「この場をお借りして」の使い分け方

「この場を借りて」と「この場をお借りして」は基本的に意味や使い方の違いはなくどちらを使っても同じなので好きな方を使いましょう。あえて違いを挙げるならば、「この場をお借りして」の方が少し丁寧な印象があるということです。

それよりも「この場を借りて」と「この場をお借りして」を使う上で一番大切なことは、前後の言葉で謙ることでしょう。例えば「許可をいただきましたのでこの場をお借りしてご報告させていただきます」は正しい使い方になりますが、「この場をお借りして報告します」は失礼な使い方になります。

「この場を借りて」と「この場をお借りして」の英語表記の違い

「この場を借りて」も「この場をお借りして」も英語にすると「take this opportunity」となり、例えば上記の「この場を借りてお礼申し上げます」を英語にすると「I would like to take this opportunity to express my appreciation to you all」となります。

「この場を借りて」の意味

「この場を借りて」とは

「この場を借りて」とは、他人のスペースを利用して自分の目的を達成することを意味しています。

「この場を借りて」の使い方

「この場を借りて」を使った分かりやすい例としては、「この場を借りてお詫び申し上げます」「この場を借りてご報告させていただきます」「この場を借りてご挨拶申し上げます」などがあります。

「この場を借りて」とは他人のスペースを利用して自分の目的を達成することを意味しており、ビジネスシーン、結婚式、記者会見、舞台でのスピーチなど様々な場面で使うことができます。

また、実際に話す場合だけではなく、メールやブログなどの文章として使うこともできます。

「この場を借りて」を使う上で注意しなければならないことは、自分を謙って使うということです。もし、謙らずに使ってしまった場合は、相手が不快に思ったり失礼になることがあるので気をつけましょう。

「この場を借りて」の類語

「この場を借りて」の類語・類義語としては、この機会を利用することを意味する「この機会を借りて」があります。

「この場をお借りして」の意味

「この場をお借りして」とは

「この場をお借りして」とは、他人のスペースを利用して自分の目的を達成することを意味しています。

「この場をお借りして」の使い方

「この場をお借りして」を使った分かりやすい例としては、「この場をお借りしてお礼申し上げます」「この場をお借りしてご挨拶申し上げます」「この場をお借りしてご連絡させていただきます」などがあります。

「この場をお借りして」とは他人のスペースを利用して自分の目的を達成することを意味しており、ビジネスシーン、結婚式、記者会見、舞台でのスピーチなど様々な場面で使うことができます。

また、実際に話す場合だけではなく、メールやブログなどの文章として使うこともできます。

「この場をお借りして」を使う上で注意しなければならないことは、自分を謙って使うということです。もし、謙らずに使ってしまった場合は、相手が不快に思ったり失礼になることがあるので気をつけましょう。

「この場をお借りして」の類語

「この場をお借りして」の類語・類義語としては、この機会を利用することを意味する「ここの機会をお借りして」、滅多に得られない恵まれた状況を大切に思う気持ちを表すことを意味する「折角」などがあります。

「この場を借りて」の例文

1.皆様のおかげで無事成人式を終えることができました。関係者各位にはこの場を借りてお礼申し上げます。
2.この場を借りてお集まり頂けました皆様に、感謝の気持ちをお伝えさせてください。
3.今大会を最後に引退することにしました。今まで応援してくださった皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
4.この場を借りてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
5.書面でお伝えするのは失礼と存じますが、この場を借りて、ご報告させていただきます。

この言葉がよく使われる場面としては、他人のスペースを利用して自分の目的を達成することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「この場を借りて」の前後に自分を謙る言葉を入れることが大切です。

「この場をお借りして」の例文

1.この場をお借りしてお集まり頂けました皆様に、感謝の気持ちをお伝えさせてください。
2.皆様のおかげで無事入学式を終えることができました。関係者各位にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
3.この場をお借りしてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
4.書面でお伝えするのは失礼と存じますが、この場をお借りしてご報告させていただきます。
5.今大会を最後に引退することにしました。今まで応援してくださった皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

この言葉がよく使われる場面としては、他人のスペースを利用して自分の目的を達成することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「この場をお借りして」の前後に自分を謙る言葉を入れることが大切です。

「この場を借りて」と「この場をお借りして」どちらの言葉を使うか迷った場合、意味や使い方に違いはないので好きな方を使って問題ありません。

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