【夏バテ】と【秋バテ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「夏バテ」(読み方:なつばて)と「秋バテ」(読み方:あきばて)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「夏バテ」と「秋バテ」という言葉は、どちらも体調不良のことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「夏バテ」と「秋バテ」の違い

「夏バテ」と「秋バテ」の意味の違い

「夏バテ」と「秋バテ」の違いを分かりやすく言うと、「夏バテ」は夏に起こる体調不良のこと、「秋バテ」は秋に起こる体調不良のことという違いです。

「夏バテ」と「秋バテ」の使い方の違い

一つ目の「夏バテ」を使った分かりやすい例としては、「夏バテして寝込みました」「夏バテを感じているので今日はゆっくり休むつもりです」「夏バテ予防にビタミンをたくさん取るようにしています」「夏バテで食欲がでません」などがあります。

二つ目の「秋バテ」を使った分かりやすい例としては、「秋バテのせいで体がとてもだるいです」「秋バテの原因は朝晩の気温差だとも言われている」「秋バテで一日中寝込んでいました「それは秋バテかもしれません」などがあります。

「夏バテ」と「秋バテ」の使い分け方

「夏バテ」と「秋バテ」はどちらも体調不良のことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

結論から申しあげますと、「夏バテ」は夏に起こる体調不良のことなのに対して、「秋バテ」は秋に起こる体調不良のことというのが違いになります。

そのため、「夏バテ」は最も暑い時期である7月から8月にかけて起こるの対して、「秋バテ」は9月以降に起こる体調不良であると覚えておきましょう。

「夏バテ」と「秋バテ」の英語表記の違い

「夏バテ」を英語にすると「summer heat」となり、例えば上記の「夏バテで食欲がでません」を英語にすると、「I have a poor appetite because of the summer heat」となります。

一方、「秋バテ」を英語にすると「autumn fatigue」「autumn slump」となり、例えば上記の「それは秋バテかもしれません」を英語にすると「You might be experiencing autumn fatigue」となります。

「夏バテ」の意味

「夏バテ」とは

「夏バテ」とは、夏の暑さで疲れ動作や思考力が鈍くなることを意味しています。

「夏バテ」の使い方

「夏バテ」を使った分かりやすい例としては、「夏バテで外出する気力が起きません」「彼の症状的に夏バテといっていいだろう」「日頃から体を鍛えているので夏バテしたことがありません」「夏バテのせいで仕事に支障が出てしまいました」などがあります。

「夏バテ」は夏の暑さで疲れ動作や思考力が鈍くなること名詞です。

「夏バテ」は一般的に7月から8月に起こる体調不良のことを指しています。

「夏バテ」の解消方法

「夏バテ」を解消するには食事、運動、睡眠のバランスを整えることが大切と言われているので、基本的には規則正しい生活をすることが解消への一番の近道です。

「夏バテ」対策に良いと言われている食材を挙げると、「豚肉」「レバー」「ごま」「牛乳」「納豆」「魚介類」「大豆製品」「ミネラル」などになります。

「夏バテ」の類語

「夏バテ」の類語・類義語としては、夏の暑さのために食欲が減退し体が衰弱してやせることを意味する「夏痩せ」があります。

「秋バテ」の意味

「秋バテ」とは

「秋バテ」とは、秋の初めごろにみられる体の不調のことを意味しています。

「秋バテ」の使い方

「秋バテ」を使った分かりやすい例としては、「秋バテ防止のためにしっかりご飯を食べるようにしよう」「秋バテのせいで何もやる気が起きませんでした」「秋バテの影響で一日中寝込んでいました」「体がだるいのは秋バテのせいではないかと考え始める」などがあります。

「秋バテ」は秋の初めごろにみられる体の不調のことを意味する言葉です。

「秋バテ」の解消方法

「秋バテ」を解消するには食事、運動、睡眠のバランスを整えることが大切と言われているので、基本的には規則正しい生活をすることが解消への一番の近道です。

「秋バテ」対策に良いと言われている食材を挙げると、「豚肉」「レバー」「ごま」「牛乳」「納豆」「魚介類」「大豆製品」「ミネラル」などになります。

「秋バテ」の特徴

そのため、「秋バテ」は一般的に9月から10月にかけて起こる体調不良のことを意味しています。

「秋バテ」は基本的にマイナスのイメージを伴っていると覚えておきましょう。

「夏バテ」の例文

1.夏バテを防止するために、しっかりご飯を食べて栄養を確保することにしました。
2.私は日頃から運動しているので、夏バテなんか怖くありませんよ。
3.夏バテで何もやる気が起きなかったので、お盆休み中はずっと家で過していました。
4.夏バテで食欲が落ちている時期もあったが、何とか乗り切ることができました。
5.夏バテで疲弊しているのか、起き上がることができず一日中寝込んでいました。

この言葉がよく使われる場面としては、夏の暑さで疲れ動作や思考力が鈍くなることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「夏バテ」は夏の季節に使う言葉です。

「秋バテ」の例文

1.ずっと体調が悪いので、もしかしたら秋バテの可能性があります。
2.私は日頃から運動し栄養があるものを食べているので、秋バテになったことはありません。
3.夏の暑さによる体の疲れが秋になっても続いているのは、秋バテかもしれません。
4.せっかくの休日だったのに、秋バテのせいで一日中寝込んでいました。
5.規則正しい生活を送ることによって、秋バテを防ぐことができます。

この言葉がよく使われる場面としては、秋の初めごろにみられる体の不調のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「秋バテ」は秋の季節に使う言葉です。

「夏バテ」と「秋バテ」はどちらも体調不良のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、夏に起こる体調不良のことを表現したい時は「夏バテ」を、秋に起こる体調不良のことを表現したい時は「秋バテ」を使うと覚えておきましょう。

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