似た意味を持つ「つまらない」と「面白くない」(読み方:おもしろくない)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。
どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。
「つまらない」と「面白くない」という言葉は、どちらも興味を引かないことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。
「つまらない」と「面白くない」の違い
「つまらない」と「面白くない」の意味の違い
「つまらない」と「面白くない」の違いを分かりやすく言うと、「つまらない」はマイナスのイメージ以外でも使える、「面白くない」はマイナスのイメージでしか使えないという違いです。
「つまらない」と「面白くない」の使い方の違い
一つ目の「つまらない」を使った分かりやすい例としては、「彼はつまらないことしか言いません」「息子はつまらない女に騙されました」「この試合はとてもつまらないです」「インフレの時は貯金をしてもつまらない」「私はつまらないことを気にする」などがあります。
二つ目の「面白くない」を使った分かりやすい例としては、「あの先生の講義は面白くないです」「この漫画はあまり面白くない」「彼は真面目すぎて面白くない」「彼と付き合っても面白くないので別れることにしました」「私にとってその映画は面白くない」などがあります。
「つまらない」と「面白くない」の使い分け方
「つまらない」と「面白くない」はどちらも興味を引かないことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。
「つまらない」は興味を引かないことの意味の他に、大したものではないこと、意味がないこと、それだけのかいがないことの意味を持っており、「つまらない物ですがお納めください」のように、マイナスのイメージ以外でも使うことができます。
一方、「面白くない」は興味を引かないことや、つい笑いたくならないこと、心が晴れ晴れしないことを意味する言葉なので、「彼は面白くない人です」のようにマイナスのイメージでしか使えないというのが違いです。
「つまらない」と「面白くない」の英語表記の違い
「つまらない」を英語にすると「trifling」「trivial」「silly」「boring」となり、例えば上記の「私はつまらないことを気にする」を英語にすると「I worry about little trivial」となります。
一方、「面白くない」を英語にすると「not interesting」「not funny 」となり、例えば上記の「私にとってその映画は面白くない」を英語にすると「The movie was not interesting for me」となります。
「つまらない」の意味
「つまらない」とは
「つまらない」とは、興味を引かないことを意味しています。その他にも、大したものではないこと、意味がないこと、それだけのかいがないことの意味も持っています。
「つまらない」の漢字表記
「つまらない」を漢字にすると、「詰まらない」と表記することができます。
表現方法は「毎日つまらない」「つまらない時」
「毎日つまらない」「つまらない時」などが「つまらない」を使った一般的な言い回しになります。
「つまらない」の使い方
「つまらないドラマだったのですぐ観るのを辞めてしまいました」「つまらないものですがお受け取りください」などの文中で使われている「つまらない」は、「興味を引かないことや大したものではないこと」の意味で使われています。
一方、「つまらない噂話で時間を潰してしまいました」「ここでやめたらそれこそつまらないと思います」などの文中で使われている「つまらない」は、「意味がないことやそれだけのかいがないこと」の意味で使われています。
「つまらない」は動詞「つまる」の未然形に、打消しの助動詞「ない」が合わさった連語です。連語とは二つ以上の単語が連結して、一つの単語と似たような働きをもつもののことを意味しています。
「つまらない」の特徴
「つまらない」はマイナスのイメージで使うことが多いですが、「つまらないものですがお受け取りください」のように、マイナスのイメージ以外でも使うことができるというのが特徴です。
「つまらない」はそのものに対する評価というより、心が惹かれなかったり楽しめないという状態の場合によく使われています。
「つまらない」の対義語
「つまらない」の対義語・反対語としては、満ち足りていて愉快な気持ちであることを意味する「楽しい」があります。
「つまらない」の類語
「つまらない」の類語・類義語としては、無意味でくだらなく見えることを意味する「馬鹿馬鹿しい」、飽き飽きして嫌けがさすことを意味する「つまらない」、問題として取り上げる価値もないことを意味する「取るに足らない」などがあります。
「面白くない」の意味
「面白くない」とは
「面白くない」とは、興味を引かないことを意味しています。その他にも、つい笑いたくならないこと、心が晴れ晴れしないことの意味も持っています。
表現方法は「面白くない気持ち」「面白くない人生」
「面白くない気持ち」「面白くない人生」などが、「面白くない」を使った一般的な言い回しになります。
「面白くない」の使い方
「この漫画は面白くない」「最近仕事が全然面白くないです」などの文中で使われている「面白くない」は、「興味を引かないこと」の意味で使われています。
一方、「面白くない冗談を聞かされた」「無視されたようで面白くない」などの文中で使われている「面白くない」は、「つい笑いたくならないことや心が晴れ晴れしないこと」の意味で使われています。
「面白くない」は興味を引くことを意味する「面白い」に、否定形の「ない」が合わさり、興味を引かないことの意味で使われている言葉です。
「面白くない」の特徴
「面白くない」は関心や興味が引かれなかったり、すぐに飽きてしまう様な場合によく使われる言葉なので、基本的にマイナスのイメージを伴っています。
また、「こんな結果になるなんて面白くない」のように、自分にとって屈辱的や気にいらないといった嫉妬や傲慢な気持ちを表す場合にも使うことができると覚えておきましょう。
「面白くない」の対義語
「面白くない」の対義語・反対語としては、興味を引くことを意味する「面白い」があります。
「面白くない」の類語
「面白くない」の類語・類義語としては、納得がいかず不満に思うことを意味する「不服」、しゃくにさわることを意味する「むかつく」、不満であることを意味する「気に食わない」などがあります。
「つまらない」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、興味を引かないことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、大したものではないこと、意味がないこと、それだけのかいがないことを表現したい時にも使います。
例文1と例文2は興味を引かないこと、例文3は大したものではないこと、例文4は意味がないこと、例文5はそれだけのかいがないことの意味で使っています。
「面白くない」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、興味を引かないことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、つい笑いたくならないこと、心が晴れ晴れしないことを表現したい時にも使います。
例文1から例文3は興味を引かないこと、例文4はつい笑いたくならないこと、例文5は心が晴れ晴れしないことの意味で使っています。
「つまらない」と「面白くない」はどちらも興味を引かないことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、マイナスのイメージ以外でも使えるのが「つまらない」、マイナスのイメージでしか使えないのが「面白くない」と覚えておきましょう。