【気絶】と【失神】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「気絶」(読み方:きぜつ)と「失神」(読み方:しっしん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「気絶」と「失神」という言葉は、どちらも「意識を失うこと」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




気絶と失神の違い

気絶と失神の意味の違い

気絶と失神の違いを分かりやすく言うと、気絶とは俗語、失神とは医学用語という違いです。

気絶と失神の使い方の違い

一つ目の気絶を使った分かりやすい例としては、「思わず相手を殴って気絶させてしまった」「気絶して頭を打ったので病院に行きました」「緊張のあまり気絶寸前です」「毎晩のように気絶のような寝落ちをしています」などがあります。

二つ目の失神を使った分かりやすい例としては、「失神時の対応について看護師にアドバイスをもらう」「最新の失神に関するガイドラインを確認する」「失神ゲームは危険なのでやめてください」などがあります。

気絶と失神の使い分け方

気絶と失神という言葉は、どちらも気を失ったり意識がなくなることを意味しますが、使い方には違いがあります。

気絶とは、一時的に気を失うこと、一時的に気を失う状態を意味します。学術用語ではない俗語的表現であり、脳への血流が一時的に不足することで起こる短時間の意識消失を指します。また、意識がなく死んだかのように見える場合にも使われる言葉です、

失神とは、意識を失うことを意味する医学用語です。多くは、強い精神的ショックや肉体的打撃、あるいは脳貧血などによって起こります。失神は脳の血流低下による一過性の意識消失発作であり、その原因は多岐にわたります。

つまり、気絶とは俗語的表現であり、失神とは医学的表現です。二つの言葉は同じ症状を指しますが、使い方や使う場面は異なることを覚えておきましょう。

気絶と失神の英語表記の違い

気絶も失神も英語にすると「faint」「losing consciousness」となり、例えば上記の「殴って気絶させる」を英語にすると「knock somebody unconscious」となります。

気絶の意味

気絶とは

気絶とは、一時的に意識を失うことを意味しています。

気絶の使い方

気絶を使った分かりやすい例としては、「目の前の人が気絶したら呼吸を確保してください」「クラスメイトが英語のテスト中に気絶してしまった」「AIイラストで気絶を表現するプロンプトを一覧にする」などがあります。

その他にも、「気絶の原因はストレスだけではありません」「気絶で後遺症が残るケースを調べています」「気絶するほど悩ましい問題を抱えています」「気絶するように眠るのは病気のサインかもしれません」などがあります。

気絶の「気」は心の働きや心が知覚を有しているときの状態を表します。連続しているものや関係が切れることを表す「絶」と組み合わさり、気絶とは、突然起こる一過性の意識消失を意味します。気絶は、失神や卒倒のほか窒息などの仮死状態をも示す広い意味をもった言葉です。

表現方法は「気絶するように眠る」

上記の例文にある「気絶するように眠る」とは、布団に入って数分で意識を失うように眠り落ちる状態を表しています。健康な入眠は10〜20分程度かかるのが正常なので、5分以内に眠ってしまうのは要注意です。

気絶の対義語

気絶の対義語・反対語としては、目を覚ますことを意味する「覚醒」などがあります。

気絶の類語

気絶の類語・類義語としては、脳貧血などにより突然意識を失って倒れることを意味する「卒倒」、苦しみもだえて気絶することを意味する「悶絶」、精神の障害により、行動を制御する能力を欠くことを意味する「心神喪失」、意識を失うことや気絶することを意味する「気を失う」などがあります。

失神の意味

失神とは

失神とは、意識を失うことを意味しています。

失神の使い方

失神を使った分かりやすい例としては、「失神の原因はストレスかもしれません」「英語の先生が授業中に失神してしまった」「もし失神したら病院の何かに行くべきですか」「失神時の応急処置を習いました」などがあります。

その他にも、「失神と失神以外の発作を鑑別する」「病院で反射性失神と診断されました」「失神する直前に呼吸が苦しくなりました」「失神の定義をインターネットで調べる」「失神で救急車を呼んでもいいのだろうか」などがあります。

失神の読み方

失神の読み方は「しっしん」です。同じ読み方をする熟語に「湿疹」や「失心」がありますが、意味が異なるので書き間違いに注意しましょう。

失神の「失」は備わっていたものをなくすことや安定した状態でなくなることを表し、「神」は霊妙な心の働きを表す漢字です。失神とは、意識が完全になくなっている状態を意味し、脳貧血やショックなどによる脳の酸素欠乏などが原因で起こるものです。

表現方法は「失神ゲーム」

失神を用いた日本語には「失神ゲーム」があります。失神ゲームとは、胸を強く押すなどして意識的に失神させる危険な遊びです。罰ゲームやいじめの一環で行われることもあります。たとえ遊び半分であっても、結果的に致傷・致死となった場合は犯罪行為になり得ます。

失神の対義語

失神の対義語・反対語としては、息をふきかえすことを意味する「蘇生」などがあります。

失神の類語

失神の類語・類義語としては、 意識を失うことを意味する「喪心」、意識障害のうち意識混濁のもっとも強いものを意味する「昏睡」、意識がないことを意味する「無意識」、気を失うことや気絶することを意味する「目を回す」などがあります。

気絶の例文

1.父が職場で気絶した原因は、仕事のストレスじゃないかと思います。
2.もし誰かが気絶して倒れたら、息をしてるかどうかを確認してください。
3.意識を失くして気絶したらどうなるのか、看護師の友人に聞いてみました。
4.数時間も気絶してしまうと、後遺症が残る可能性が高まります。
5.あなたが気絶したように眠ってしまうのは、ただの睡眠不足が原因ではないかもしれません。

この言葉がよく使われる場面としては、脳の血流低下による一過性の意識消失発作を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、気絶という言葉は日常会話の中で使用され、失神や卒倒あるいは仮死状態などを幅広く表現します。

失神の例文

1.精神的あるいは身体的がストレスが原因となって、失神することもあります。
2.軽い失神であっても、発症したら軽く考えないで病院に行くべきです。
3.失神の前兆のような症状の一つに、人の声が聞こえにくくなることが挙げられます。
4.目の前の人が失神して意識を戻さない時は、救急車を呼んでもかまいません。
5.多くの失神は後遺症を残さずに軽快しますが、脳や心臓に何らかの障害が残る場合もあります。

この言葉がよく使われる場面としては、一時的に気を失う状態を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、失神という言葉は医学用語として用いられ、脳への血流が一時的に不足することで起こる短時間の意識消失を表します。

気絶と失神という言葉は、どちらも「意識を失うこと」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、意識を失うことを俗語で表現したい時は「気絶」を、意識を失うことを医学用語で表現したい時は「失神」を使うようにしましょう。

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