【づかづか】と【ずかずか】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「づかづか」と「ずかずか」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「づかづか」と「ずかずか」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「づかづか」と「ずかずか」の違い

「づかづか」と「ずかずか」の違いを分かりやすく言うと、「づかづか」とは「ずかずか」の間違った使い方、「ずかずか」は遠慮なく乱暴に入ったり近寄ったりすることです。

一般的には「づかづか」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「ずかずか」のことを間違えて「づかづか」を使っている人がほとんどです。

正しい言葉である「ずかずか」を使った分かりやすい例としては、「初対面なのにずかずかと私生活に踏み込まれた」「相手の気持ちを考えずにずかずか話を進めてしまった」「許可もなくずかずか人の領域に入るのは失礼だ」などがあります。

「ずかずか」という言葉はあっても、「づかづか」という言葉は存在しません。同時に「ずかずか」という単語の意味について「遠慮なく乱暴に入ったり近寄ったりすること」と覚えておきましょう。

「ずかずか」を英語にすると「intrusively」「without hesitation」「push one’s way into」となり、例えば「彼女はずかずか人の話題に踏み込んだ」を英語にすると「She intrusively pushed into the conversation」となります。

「づかづか」の意味

「づかづか」とは、「ずかずか」の間違った使われ方です。

「づかづか」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「ずかずか」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「づかづか」と「ずかずか」を間違えてしまう理由としては、「づ」と「ず」の発音がほぼ同じであることに加え、どちらも擬態語として直感的に意味が通じてしまうため、耳で覚えた表現を誤った仮名で記憶してしまっていることが原因です。正しい日本語表記は「ずかずか」なので、間違えないように注意しましょう。

ではなぜ「づかづか」が誤りとされるのかというと、日本語の表記規則と語の成り立ちに理由があります。

「づかづか」と「ずかずか」は、見た目や音がよく似ていますが、擬態語として一般的に定着しているのは「ずかずか」のみです。

「ずかずか」は、人の領域や心情に遠慮なく踏み込む様子を表す擬態語で、「他人の家にずかずか入る」「プライベートな話題にずかずか踏み込む」などのように使われます。このように、「ずかずか」は相手への配慮を欠いた行動をやや否定的に表現する言葉として定着しています。

一方、「づかづか」は、「ずかずか」を誤って濁点付きで表記したものであり、辞書にも見出し語としては載っていません。そのため、「づかづか」という形で意味を成す慣用表現は存在しないとされています。

したがって、遠慮なく踏み込む様子や無神経な行動を表したい場合には、「づかづか」ではなく、「ずかずか」を使用するのが正しい日本語であると覚えておきましょう。

このように、「ずかずか」は正しい擬態語であり、「づかづか」はそれを誤って表記した形に過ぎません。文章を書く際には、正しい仮名遣いである「ずかずか」を用いるようにしましょう。

「ずかずか」の意味

「ずかずか」とは、遠慮なく乱暴に入ったり近寄ったりすることを意味しています。

「ずかずか入る」「ずかずか近づく」「ずかずか踏み込む」などが、「ずかずか」を使った一般的な言い回しになります。

「ずかずか」を使った分かりやすい例としては、「断りもなくずかずか部屋に入ってきました」「相手の気持ちを考えずにずかずか話題に踏み込みました」「距離感を無視してずかずか近づかれると落ち着きません」「初対面なのにずかずか私生活を聞かれて困りました」などがあります。

「ずかずか」は、遠慮や配慮をせずに、人の領域や心情に踏み込む様子を意味する副詞です。副詞とは品詞の一つであり、動作や状態の様子、程度、態度などを補足的に説明する役割を担っています。

「ずかずか」は「ずかずか立ち入る」「ずかずか詮索する」「ずかずか近寄る」などのように、本来は慎むべき距離や話題に、ためらいなく入り込む場面に用いられます。

また、「配慮が足りずずかずか踏み込んでしまった」「悪気はないが、ずかずか物を言う人だ」といったように、行動や発言の無遠慮さをやや批判的に表す際に使われることも多い表現です。

「ずかずか」は、相手との距離感や境界を軽視した行動を強調する表現であり、マイナスのイメージを含みやすいのが特徴です。そのため、日常会話では人の態度や振る舞いを評価する文脈で使われることが多い言葉と覚えておきましょう。

「ずかずか」の類語・類義語としては、配慮なく踏み込む様子を表す「遠慮なく」、無神経さを表す「ずけずけ」、距離を詰める行為を示す「踏み込んで」などがあります。

「づかづか」の例文

1.「づかづか」という言葉は存在しないので、おそらく「ずかずか」の言い間違いだろう。
2.「ずかずか」という言葉は遠慮なく乱暴に入ったり近寄ったりすることで、「づかづか」という言葉はない。
3.「づかづか」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.彼女は会話の輪へづかづかと加わってきましたという言葉を使う人はいるが、正しくは彼女は会話の輪へずかずか加わってきましたです。
5.説明の途中で核心にずかずか触れられて困ったという言葉はあるが、説明の途中で核心にづかづか触れられて困ったという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「ずかずか」という言葉を間違えて「づかづか」と表現している時などが挙げられます。

「づかづか」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「ずかずか」を間違えて使っている可能性が高いです。

「づかづか」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「づかづか」ではなく、「ずかずか」と表現するのが正しい使い方になります。

「ずかずか」の例文

1.初対面にもかかわらず、彼は遠慮なくずかずか部屋に入ってきました。
2.プライベートな話題にずかずか踏み込まれ、少し戸惑ってしまいました。
3.AIのおすすめ機能が、私の趣味にずかずか踏み込んできて驚きました。
4.相手ディフェンスの間合いに、フォワードがずかずか切り込んでいきました。
5.人の領域にずかずか入り込む態度は、誤解を招きやすいと思いました。

この言葉がよく使われる場面としては、遠慮なく乱暴に入ったり近寄ったりすることを表現したい時などが挙げられます。

「づかづか」と「ずかずか」どちらを使うか迷った場合は、「づかづか」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「ずかずか」を使うようにしましょう。

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