【チャイム】と【ブザー】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「チャイム」と「ブザー」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「チャイム」と「ブザー」という言葉は、「何かを知らせる音」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




チャイムとブザーの違い

チャイムとブザーの違いを分かりやすく言うと、チャイムは複数もしくは単音の鐘の音であり、ブザーは電気式の単音であるという違いです。

一つ目のチャイムを使った分かりやすい例としては、「玄関のチャイムが鳴らされたが料理中で手が離せなかった」「学校のチャイムは少し遠くまで鳴り響く」「終業のチャイムが鳴っても残業が待っている」などがあります。

二つ目のブザーを使った分かりやすい例としては、「防犯ブザーを子どもに必ず持たせている」「ブザーが鳴ってからパソコンにさわるのが少し怖い」「スマホから突然ブザー音が鳴ったが、ウイルス感染でもしてしまっただろうか」などがあります。

チャイムとブザーはどちらも、何かを知らせる音や、その音を鳴らす装置を指す言葉ですが、いくつか違いがあります。

チャイムは、鐘の音のような音を出す装置、もしくはその音を指します。楽器のように鐘や鈴が鳴らされたり、電子音で鐘の音が再現されており、単音だけでなく複数の音階で構成されているという特徴があります。

一方のブザーは、電磁石を利用して振動板を振動させ、音を出す装置を指します。スポーツ競技における試合開始や終了を知らせる際に用いられるだけでなく、警告として用いられることが多く、上記例文の「防犯ブザー」「警報ブザー」などのように使われています。

つまり、チャイムは複数もしくは単音の鐘の音や鐘の音のような合成音を指し、ブザーは電気式の単音を指すという違いがあります。電子音のチャイムが電気式のブザーと似ていることから、混同して用いられることがあります。

チャイムを英語にすると「chime」となり、例えば上記の「玄関のチャイム」を英語にすると「the door chimes」となります。

一方、ブザーを英語にすると「buzzer」となり、例えば上記の「防犯ブザー」を英語にすると「the crime prevention buzzer」となります。

チャイムの意味

チャイムとは、鐘の音のような音を出す装置、もしくはその音を意味しています。

チャイムを使った分かりやすい例としては、「授業開始のチャイムが鳴り始めたら席につかなければならない」「自宅の目の前に学校があるため、チャイムの音が毎日聞こえてくる」「職場のチャイムは変わったメロディーだと思う」などがあります。

その他にも、「今日はノーチャイムの日であるため、時計を見て過ごさなければ授業に遅れてしまう」「チャイムが聞こえなかったため、授業が終わったことに気が付かなかった」「チャイムの旋律は世界で違うのだろうか」などがあります。

チャイムは英語で「chime」と表記され、「一組の鐘」「ドアや置時計のチャイム」「鐘を鳴らして呼ぶ」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように、何かを知らせ伝える音や旋律、その音を鳴らす装置を指します。

日本では671年に鐘鼓を用いて時報が鳴らされたのが最初のチャイムとされています。最もポピュラーとされる「キンコンカンコン」のチャイムは、イギリスの「ウェストミンスターの鐘」であり、1954年に採用されたことから、日本全国で定着するようになりました。

チャイムの類語・類義語としては、鐘や鈴、呼び鈴を意味する「ベル」、テレビやラジオのコマーシャルに使われる歌や音楽を意味する「ジングル」などがあります。

ブザーの意味

ブザーとは、電磁石を利用して振動板を振動させ、音を出す装置を意味しています。

ブザーを使った分かりやすい例としては、「玄関ブザーが全く聞こえなかったが荷物が玄関前に置かれていた」「防犯ブザーは逃げる方向と別の方向に投げるべきだ」「ブザー音が鳴り響いてパソコンの画面が真っ暗になってしまった」などがあります。

その他にも、「ブザービーターによって奇跡の逆転となった試合だった」「試合開始のブザーがなってからすぐに選手たちが仕掛けに行っていた」「ブザーの音がうるさかったため、耳栓を用意しようと思った」などがあります。

ブザーは英語で「buzzer」と表記され、「ブンブンいうもの」「汽笛」「耳障りな音を立てる信号装置」といった意味を持つ言葉です。日本語でも似たように使われていますが、汽笛を指すことや、ブンブンいうものを表すことはありません。

来客を知らせる「玄関ブザー」などのように通知を知らせる目的や、危険を感じた際に助けを求めるために使う「防犯ブザー」、犯罪者や侵入者が現れるなど異常を察知した際に鳴り響く「警報ブザー」などのように警告する目的で使われています。

また、上記例文の「ブザービーター」とは、競技者や観客などに時間切れを大音響で知らせる装置が鳴り響いたと同時に放たれて決まるシュートを指す言葉で、バスケットボールやアイスホッケーなどで用いられています。

ブザーの類語・類義語としては、誤操作やエラーが発生したことを通知する信号音を意味する「ビープ音」、刑法や時報に使われる音響発生装置やその音響を意味する「サイレン」などがあります。

チャイムの例文

1.チャイムがキンコンカンコンと文字で表せるのは、そのチャイムの音を大多数が耳にしたことがあるからだろう。
2.始業のチャイムが鳴り終わるまでに席についていなかった場合は遅刻とみなすと先生に怒られてしまった。
3.玄関のチャイム音が聞こえるように受信機を持ち歩くことができるようになっているインターホンもあるそうだ。
4.チャイムが鳴ると愛犬が吠えてしまうため、夜にもキャンキャン吠えてしまう時がある。
5.チャイム音のフリー素材がインターネット上でいくつも公開されている。

この言葉がよく使われる場面としては、鐘の音のような音を出す装置、もしくはその音を意味する時などが挙げられます。

楽器のように鐘や鈴が鳴らされたり、電子音で鐘の音が再現されており、複数の音階で構成されている旋律であるという特徴がありますが、単音である場合にも用いられています。

ブザーの例文

1.防犯ブザーが誤って鳴らされることが多いため、本当に危険を知らせることになった時信じてもらえるか不安だ。
2.警察庁のホームページでは防犯ブザーのサンプル音を聞くことができる。
3.祖母の介護のためにに用意した呼び出しブザーは一度も鳴らされることがなく不安になった。
4.警報ブザーが深夜に鳴り響いて目を覚ましてしまい、しばらく鳴り止まなかったため、警察に連絡して対処してもらうことにした。
5.ブザーが鳴った時にゴールに向かってボールが放たれた時のシュートも得点となる。

この言葉がよく使われる場面としては、電磁石を利用して振動板を振動させ、音を出す装置を意味する時などが挙げられます。

電気式の単音であるという特徴があり、旋律に対してブザーという言葉が用いられることはありません。

チャイムとブザーは、どちらも「何かを知らせる音」を表します。どちらを使うか迷った場合は、複数もしくは単音の鐘の音を表す場合は「チャイム」を、電気式の単音を表す場合は「ブザー」を使うと覚えておけば間違いありません。

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