似た意味を持つ「ぶっちぎり」と「ダントツ」(読み方:だんとつ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。
どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。
「ぶっちぎり」と「ダントツ」という言葉は、どちらも他より大きく優れていることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。
「ぶっちぎり」と「ダントツ」の違い
「ぶっちぎり」と「ダントツ」の違いを分かりやすく言うと、「ぶっちぎり」は勢いよく大差をつけて引き離す様子を表すこと、「ダントツ」は比較の結果として群を抜いている状態を表すことはという違いです。
一つ目の「ぶっちぎり」を使った分かりやすい例としては、「彼は大会でぶっちぎりの一位を獲得した」「売上レースでぶっちぎりにトップを走っている」「スタート直後からぶっちぎりで差を広げた」などがあります。
二つ目の「ダントツ」を使った分かりやすい例としては、「彼女はクラスでダントツの成績を誇っている」「この店は人気ランキングでダントツ一位だ」「あの選手は得点数がダントツで高い」などがあります。
「ぶっちぎり」と「ダントツ」はどちらも他より大きく優れていることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。
「ぶっちぎり」は、もともと競走などで後続を大きく引き離すことを意味する口語的な表現で、「ぶっちぎりで優勝する」「ぶっちぎりに差をつける」のように、動きや過程を含んだ勢いのあるニュアンスがあります。躍動感や圧倒的な差を強調する言葉です。
一方、「ダントツ」は「断然トップ」の略とされ、他と比較した結果として群を抜いている状態を示す言葉です。「ダントツの人気」「ダントツで多い」のように、順位や数値の比較結果を客観的に示す場面で使われます。動きよりも結果の突出に焦点があります。
つまり、勢いよく大差をつけて引き離す様子を表すのが「ぶっちぎり」、比較の結果として群を抜いている状態を表すのが「ダントツ」と覚えておきましょう。
「ぶっちぎり」を英語にすると「win by a landslide」「pull far ahead」「leave others in the dust」などとなり、例えば「彼は大会でぶっちぎりの一位を獲得した」を英語にすると「He won the competition by a landslide」となります。
一方、「ダントツ」を英語にすると「by far」「far ahead」「head and shoulders above the rest」などとなり、例えば「彼女はクラスでダントツの成績だ」を英語にすると「She is by far the top student in her class」となります。
「ぶっちぎり」の意味
「ぶっちぎり」とは、大きく引き離すことを意味しています。
「ぶっちぎりで勝つ」「ぶっちぎりのトップ」「ぶっちぎりに差をつける」などが、「ぶっちぎり」を使った一般的な言い回しになります。
「ぶっちぎり」を使った分かりやすい例としては、「大会でぶっちぎりの一位を獲得しました」「序盤からぶっちぎりで独走しました」「売上で他社をぶっちぎりに引き離しています」「人気投票でぶっちぎりの票数を集めました」などがあります。
「ぶっちぎり」は、他を大きく引き離して圧倒的な差をつけることを意味する口語的な表現です。簡単に言うならば、「競争や比較において、圧倒的な差をつけて先頭に立つこと」を表します。
「ぶっちぎり」はもともとは競走などで後続を大きく引き離す場面から生まれた言葉で、「ぶっちぎる」という動詞形でも使われます。そのため、単に順位が高いという意味だけでなく、「大差をつけて勝つ」という過程や迫力まで含んだニュアンスがあります。
例えば「彼はぶっちぎりで優勝した」と言うと、接戦ではなく、他を寄せつけない圧倒的な勝ち方をした様子が自然に思い浮かびます。一方で、ややくだけた口語表現であるため、公式文書やフォーマルな場面では避けられる傾向があります。
このように、「ぶっちぎり」は単なる最上位を示す言葉ではなく、圧倒的な差と勢いを強調する言葉です。そのため、カジュアルな会話やスポーツ、娯楽の文脈で使われやすいと覚えておきましょう。
「ぶっちぎり」の類語・類義語としては、大差で勝つことを表す「圧勝」、圧倒的に優れていることを意味する「群を抜く」などがあります。
「ダントツ」の意味
「ダントツ」とは、他を大きく引き離していることを意味しています。
「ダントツでトップ」「ダントツに多い」「ダントツの成績」などが、「ダントツ」を使った一般的な言い回しになります。
「ダントツ」を使った分かりやすい例としては、「彼はクラスでダントツの成績を取っています」「この商品は売上がダントツで高いです」「人気投票でダントツの票数を獲得しました」「彼女は社内でダントツに仕事が速いです」などがあります。
「ダントツ」は、他と比較した結果として群を抜いていることを意味する言葉です。簡単に言うならば、「比べたときに圧倒的に一番であること」を表します。
「ダントツ」は「断然トップ」の略語とされ、比較やランキングの文脈でよく使われる口語的表現です。
「ぶっちぎり」が勢いや過程を含んだニュアンスを持つのに対し、「ダントツ」は結果として突出している状態そのものに焦点があります。そのため、「ダントツで人気」「ダントツの売上」のように、数値や順位の差を客観的に示す場面で使われやすい言葉です。
例えば「彼はダントツの一位だ」と言うと、他との差が明確で、比較した中で最も優れていることが強調されます。ただし、ややくだけた表現であるため、正式な文書では「断然トップ」「群を抜いている」などに言い換えられることもあります。
このように、「ダントツ」は比較の結果としての突出を示す言葉であり、特にランキングや数値評価の場面で使われやすいと覚えておきましょう。
「ダントツ」の類語・類義語としては、明らかに優れていることを表す「断然トップ」などがあります。
「ぶっちぎり」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、大きく引き離すことを表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「ぶっちぎり」は勢いよく大差をつけて引き離す様子を表す時に使う言葉です。
「ダントツ」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、他を大きく引き離していることを表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「ダントツ」は比較の結果として群を抜いている状態を表す時に使う言葉です。
「ぶっちぎり」と「ダントツ」はどちらも他より大きく優れていることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、勢いよく大差をつけて引き離す様子を表すのが「ぶっちぎり」、比較の結果として群を抜いている状態を表すのが「ダントツ」と覚えておきましょう。