【ベストセラー】と【ロングセラー】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ベストセラー」と「ロングセラー」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ベストセラー」と「ロングセラー」という言葉は、「売れている商品」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ベストセラーとロングセラーの違い

ベストセラーとロングセラーの違いを分かりやすく言うと、ベストセラーは短い期間中最も売れた商品を表現する時に使い、ロングセラーは長い間売れている商品を表現する時に使うという違いです。

一つ目のベストセラーを使った分かりやすい例としては、「昨年のベストセラーを購入しただけでまだ読了していない」「総合ベストセラーランキングを見て気になる本を探す」「歴代のベストセラー本を読むのが楽しい」などがあります。

二つ目のロングセラーを使った分かりやすい例としては、「発売から愛されてきたロングセラー商品は私も好んで食べている」「世界的なロングセラーは聖書と言えるだろう」「ロングセラーの商品を参考に新商品の研究を行う」などがあります。

ベストセラーとロングセラーはどちらも、売れている商品を表しますが、ニュアンスが若干異なります。

ベストセラーは、ある期間に最も売れた商品を指します。1週間や1か月など、ある程度の期間の間で評判となり、他の商品と比べて売れた商品に対して使われ、特に書籍に用いられている言葉です。

一方のロングセラーは、長い間人気があり、よく売れる商品を指します。短い期間中に売れたベストセラーとは異なり、5年や10年と長い年月愛され続けている商品に対して用いられており、書籍だけでなく食品や日用品など様々なものに対して用いられています。

つまり、ベストセラーは短い期間中最も売れた商品を表し、ロングセラーは長い間売れている商品を表すという違いがあります。

ベストセラーを英語にすると「best seller」となり、例えば上記の「昨年のベストセラー」を英語にすると「the last years bestseller」となります。

一方、ロングセラーを英語にすると「longtime best seller」「long-running bestseller」となり、例えば上記の「ロングセラー商品」を英語にすると「a longtime best seller product」となります。

ベストセラーの意味

ベストセラーとは、ある期間に最も売れた商品を意味しています。

ベストセラーを使った分かりやすい例としては、「世界三大ベストセラーはタイトルだけでも聞いたことがある人ばかりだろう」「今月のベストセラーランキングを見て気になる本は通販で頼んでいる」「ベストセラーでなくとも好きな本は多い」などがあります。

その他にも、「ベストセラーを書いた作家の他の作品も読んでみることにした」「週間ベストセラーから一冊ずつ購入していくと棚がすっかり埋まってしまう」「ベストセラーだからといって苦手な人がいないとも限らない」などがあります。

ベストセラーは英語で「best seller」と表記され、「ある期間に大量に売れた本」「多く売れたレコード」といった意味を持つ言葉です。英語では、書籍、CDやレコードに対して使われていますが、日本語では書籍に対して多く用いられています。

上記例文の「世界三大ベストセラー」は、『聖書』、『資本論』、『星の王子さま』とされており、長い年月の間で多くの国と地域の言葉に翻訳され、星の数ほど多く出版されており、この記録を破ることはできないと言われることもあります。

ベストセラーの対義語・反対語としては、売れ行きが悪い商品を意味する「ワーストセラー」があります。

ベストセラーの類語・類義語としては、販売数量が多い品目を意味する「売れ筋商品」などがあります。

ロングセラーの意味

ロングセラーとは、長い間人気があり、よく売れる商品を意味しています。

ロングセラーを使った分かりやすい例としては、「ロングセラーブランドとして知られている企業の新商品が気になっている」「困った時にはロングセラー食品を購入しておけば間違いはない」などがあります。

その他にも、「ロングセラーから新しいロングセラー商品を生み出す企業のたゆまぬ努力がテレビで放映されていた」「ロングセラーのパッケージを昔と今で比較するのも楽しい」「ロングセラー絵本は世代を超えて愛されている」などがあります。

ロングセラーは英語で「longtime best seller」「long-running bestseller」と表記され、「長期間売れ続けている商品」といった意味を持つ言葉です。ロングセラーは和製英語であり、英語圏で同じ使い方をすることはありません。

明確に期間が定義されているわけではありませんが、5年や10年、もしくはそれ以上の年数で愛されている食料品や日用品、書籍やCDなどのメディアといった様々な商品に対して用いられています。

ロングセラーの対義語・反対語としては、人気のない商品や売り上げが伸びない商品を意味する「死に筋」があります。

ロングセラーの類語・類義語としては、流行に左右されず、安定した売れ行き上げる定番商品を意味する「鉄板」などがあります。

ベストセラーの例文

1.ベストセラー作家となった人の他の作品が好きだったため、新作ももちろん読破済みだ。
2.基準は明確ではないが、10万冊以上売り上げた場合にベストセラーと呼ばれるそうだ。
3.ベストセラーの共通の特徴は分からないが、おもしろいと思える本に出会えるきっかけとなったのは嬉しく思う。
4.今月のベストセラーランキングを本屋が掲載しているため、いつも参考にしている。
5.新書ベストセラーのおかげで、自宅の本棚がいっぱいになってしまった。

この言葉がよく使われる場面としては、ある期間に最も売れた商品を意味する時などが挙げられます。

1週間や1か月、1年の間など、短い期間で飛ぶように売れた商品を指し、特に書籍に対して用いられることがほとんどです。

ロングセラーの例文

1.ロングセラー商品の中でもお菓子やジュースは、自分が小さい頃から口にしており、今では子どもも食べているのだから不思議だ。
2.ロングセラー商品は安心できる味と品質であるため、困った時には世話になっている。
3.企業はロングセラー商品を生み出すためにどんな努力をしてきたのだろうか。
4.ロングセラー食品はいくつもあるが、パッケージが昔とは違うこともある。
5.ロングセラーを排出する人気ブランドも安泰ではないため、新たなヒット商品を生み出し続けている。

この言葉がよく使われる場面としては、長い間人気があり、よく売れる商品を意味する時などが挙げられます。

数年や数十年と長く愛されている商品を指し、食料品や日用品、書籍やCDなどのメディアといった様々な商品に対して用いられています。

ベストセラーとロングセラーは、どちらも「売れている商品」を表します。どちらを使うか迷った場合は、短い期間中最も売れた商品を表す場合は「ベストセラー」を、長い間売れている商品を表す場合は「ロングセラー」を使うと覚えておけば間違いありません。

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