似た日本語の「ふとぶとしい」と「ふてぶてしい」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。
どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。
「ふとぶとしい」と「ふてぶてしい」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。
「ふとぶとしい」と「ふてぶてしい」の違い
「ふとぶとしい」は「ふてぶてしい」の間違い
「ふとぶとしい」と「ふてぶてしい」の違いを分かりやすく言うと、「ふとぶとしい」とは「ふてぶてしい」の間違った使い方、「ふてぶてしい」とは図太くて平然としている態度のことです。
「ふとぶとしい」は誤字
一般的には「ふとぶとしい」という言葉は存在しません。音が似ていることから、「ふてぶてしい」のことを間違えて「ふとぶとしい」を使っている人がほとんどです。
「ふてぶてしい」は正しい日本語
正しい言葉である「ふてぶてしい」を使った分かりやすい例としては、「彼はふてぶてしい態度で謝ろうとしない」「失敗してもふてぶてしく振る舞っている」「彼女のふてぶてしい態度に驚いた」「あの新人はなかなかふてぶてしいです」などがあります。
「ふてぶてしい」という言葉はあっても、「ふとぶとしい」という言葉は存在しません。同時に「ふてぶてしい」という単語の意味について「図太くて平然としている態度」と覚えておきましょう。
「ふてぶてしい」の英語表記
「ふてぶてしい」を英語にすると「brazen」「impudent」「shameless」となり、例えば上記の「彼はふてぶてしい態度で謝ろうとしない」を英語にすると「He behaves brazenly and refuses to apologize」となります。
「ふとぶとしい」の意味
「ふとぶとしい」とは
「ふとぶとしい」とは、「ふてぶてしい」の間違った使われ方です。
「ふとぶとしい」が間違っている理由
「ふとぶとしい」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。「太々しい」という漢字のイメージや音の似ていることから、「太い=ふとい」という連想で誤って「ふとぶとしい」と表現してしまったのが原因と考えられます。
ただし、「ふとぶとしい」という日本語は存在しないので、うっかり使わないように注意しましょう。
近い言葉である「ふとい」を使った例文
「ふとい」を使った分かりやすい例としては、「このロープはとてもふといので安心して使えます」「彼はふとい声で挨拶をした」「この木は幹がふとくて立派です」「線をもう少しふとく書いてください」などがあります。
「ふてぶてしい」の意味
「ふてぶてしい」とは
「ふてぶてしい」とは、図太くて平然としている態度のことを意味しています。
「ふてぶてしい」の漢字表記
「ふてぶてしい」を漢字にすると、「太々しい」と表記することができます。
表現方法は「ふてぶてしい態度」「ふてぶてしい性格」「ふてぶてしい振る舞い」
「ふてぶてしい態度」「ふてぶてしい性格」「ふてぶてしい振る舞い」などが、「ふてぶてしい」を使った一般的な言い回しになります。
「ふてぶてしい」の使い方
「ふてぶてしい」を使った分かりやすい例としては、「彼は注意されてもふてぶてしい態度を崩さない」「彼女はどんな場面でもふてぶてしく振る舞う」「失敗してもふてぶてしい態度で開き直っている」「その選手はふてぶてしいほど落ち着いている」などがあります。
「ふてぶてしい」は、図太い様子を意味する「ふてぶて」に形容詞語尾の「しい」が付いた言葉で、周囲の状況に動じず、開き直ったような態度を表します。
「ふてぶてしい」の特徴
「ふてぶてしい」は、主にマイナスのイメージで使われるのが特徴です。反省していない様子や、図々しい態度を批判的に表す際に用いられます。ただし、場合によっては「度胸がある」「肝が据わっている」というニュアンスで、やや肯定的に使われることもあります。
「ふてぶてしい」の類語
「ふてぶてしい」の類語・類義語としては、図々しく遠慮がないことを意味する「厚かましい」、恥を感じないことを意味する「恥知らず」などがあります。
「ふとぶとしい」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、「ふてぶてしい」という言葉を間違えて「ふとぶとしい」と表現している時などが挙げられます。
「ふとぶとしい」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「ふてぶてしい」を間違えて使っている可能性が高いです。
「ふとぶとしい」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「ふとぶとしい」ではなく、「ふてぶてしい」と表現するのが正しい使い方になります。
「ふてぶてしい」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、図太くて平然としている態度を表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「ふてぶてしい」は主にマイナスのイメージで使われる言葉です。
「ふとぶとしい」と「ふてぶてしい」どちらを使うか迷った場合は、「ふとぶとしい」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「ふてぶてしい」を使うようにしましょう。