【のべつくまなし】と【のべつまくなし】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た日本語の「のべつくまなし」と「のべつまくなし」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「のべつくまなし」と「のべつまくなし」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。



「のべつくまなし」と「のべつまくなし」の違い

「のべつくまなし」は「のべつまくなし」の間違い

「のべつくまなし」と「のべつまくなし」の違いを分かりやすく言うと、「のべつくまなし」とは「のべつまくなし」の間違った使い方、「のべつまくなし」とは引っ切り無しに続くことです。

「のべつくまなし」は誤字

一般的には「のべつくまなし」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「のべつまくなし」のことを間違えて「のべつくまなし」を使っている人がほとんどです。

「のべつまくなし」は正しい日本語

正しい言葉である「のべつまくなし」を使った分かりやすい例としては、「彼女はのべつまくなしに口を動かしている」「のべつまくなしお酒を飲んでいたら体調を崩した」「借金返済のためにのべつまくなしに働かなければならない」「彼はのべつまくなしに喋る」などがあります。

「のべつまくなし」という言葉はあっても、「のべつくまなし」という言葉は存在しません。同時に「のべつまくなし」という単語の意味について「引っ切り無しに続くこと」と覚えておきましょう。

「のべつまくなし」の英語表記

「のべつまくなし」を英語にすると「without intermission」「all of the time」となり、例えば上記の「彼はのべつまくなしに喋る」を英語にすると「He keeps talking all the time」となります。

「のべつくまなし」の意味

「のべつくまなし」とは

「のべつくまなし」とは、「のべつまくなし」の間違った使われ方です。

「のべつくまなし」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「のべつまくなし」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「のべつくまなし」と間違えやすい理由

「のべつくまなし」と「のべつまくなし」を間違えてしまう理由は「くま」と「まく」を逆さにして覚えてしまっていることです。

また、単純に逆さにしてしまっただけなく、「くまなし」は行き届かないところはないことを意味する言葉で、すべて行き届かせるという間違った意味で「のべつくまなし」を使ってしまう人もいます。

その他にも、「のべつまくなし」は休みなく続くことを意味しているので、暇がないことと勘違いし、「のべつ暇なし」と間違える人も一定数いるようです。

文化庁が発表した平成23年度に行われた国語に関する世論調査では、正しい使い方である「のべつまくなし」を使う人が42.8%、間違った使い方である「のべつくまなし」を使う人が32.1%という結果が出ています。

上記の結果からも分かるように、「のべつくまなし」と「のべつまくなし」は非常に間違えやすい日本語になります。正しい日本語は「のべつまくなし」と覚えておきましょう。

「のべつまくなし」の意味

「のべつまくなし」とは

「のべつまくなし」とは、引っ切り無しに続くことを意味しています。

「のべつまくなし」の使い方

「のべつまくなし」を使った分かりやすい例としては、「のべつまくなしに働いています」「どんなに面白い冗談でものべつまくなしに言われたら飽きてしまう」「彼女はのべつまくなしに喋り続けました」「彼はのべつまくなしに愚痴を言う」などがあります。

「のべつまくなし」の漢字表記

「のべつまくなし」を漢字にすると「のべつ幕無し」と表記することができます。

「のべつまくなし」の語源

「のべつまくなし」は「のべつ」と「幕無し」という同義語を重ねて強調した言葉で、引っ切り無し続くことや同じ行為を休まず続けることを意味しています。

「のべつ」は「延ぶ」の連用形の「延べ」に助動詞の「つ」がついた言葉で絶え間なく続くことを意味しており、「幕無し」は、芝居で幕を引かずに演じ続けることが転じて、絶え間ないことを意味する言葉です。

「のべつまくなし」の類語

「のべつまくなし」の類語・類義語としては、頻繁に行われることを意味する「始終」(読み方:しじゅう)、いつものことを意味する「しょっちゅう」、終わるところがないことを意味する「止め処無い」などがあります。

「のべつくまなし」の例文

1.「のべつくまなし」という言葉は存在しないので、おそらく「のべつまくなし」の言い間違いだろう。
2.「のべつまくなし」という言葉は引っ切り無しに続くことで、「のべつくまなし」という言葉はない。
3.「のべつくまなし」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.のべつくまなしに悪口を言うという言葉を使う人はいるが、正しくはのべつまくなしに悪口を言うです。
5.のべつまくなしに喋るという言葉はあるが、のべつくまなしに喋るという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「のべつまくなし」という言葉を間違えて「のべつくまなし」と表現している時などが挙げられます。

「のべつくまなし」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「のべつまくなし」を間違えて使っている可能性が高いです。

「のべつくまなし」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「のべつくまなし」ではなく、「のべつまくなし」と表現するのが正しい使い方です。

「のべつまくなし」の例文

1.夏休み中、のべつまくなしに甘い物を食べていたら、5キロも太ってしまい困っている。
2.新しくオープンした喫茶店に行ったが、のべつまくなしに喋る客がいたため、寛ぐことができなかった。
3.居酒屋行ったら中学の同級生と再会したので、酒を飲みながらのべつまくなしに話した。
4.新会社を立ち上げた時は、のべつまくなしに働き、ギリギリまで追い詰められていました。
5.のべつまくなしにお酒を飲んでいたら、健康診断に引っかかったので、しばらくお酒は控えようと思う。

この言葉がよく使われる場面としては、引っ切り無しに続くことを表現したい時などが挙げられます。

「のべつまくなし」は引っ切り無しに続けていたり、休みなく続けたりいたりする場合に使う言葉なので、ビジネスシーンでも日常生活でも使うことができます。

「のべつくまなし」と「のべつまくなし」どちらを使うか迷った場合は、「のべつくまなし」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「のべつまくなし」を使うようにしましょう。

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