【けりをつける】と【かたをつける】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「けりをつける」と「かたをつける」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「けりをつける」と「かたをつける」という言葉は、どちらも物事の決着をつけることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



「けりをつける」と「かたをつける」の違い

「けりをつける」と「かたをつける」の意味の違い

「けりをつける」と「かたをつける」の違いを分かりやすく言うと、「けりをつける」とは物事の決着をつけること、「かたをつける」とはお金を使って物事の決着をつけることという違いです。

「けりをつける」と「かたをつける」の使い方の違い

一つ目の「けりをつける」を使った分かりやすい例としては、「くだらない論争にけりをつける」「犯人を逮捕してこの事件にけりをつける」「今日で因縁の対決にけりをつける」「彼はこの議論にけりをつけようとしている」などがあります。

二つ目の「かたをつける」を使った分かりやすい例としては、「不祥事を金でかたをつける」「あの政治家は何でも金でかたをつけるので有名です」「この長い論争にかたをつける」「この問題はお金でかたをつけませんか?」などがあります。

「けりをつける」と「かたをつける」の使い分け方

「けりをつける」と「かたをつける」は物事の決着をつけるという同じ意味を持っているので、同じようなニュアンスで使うことが可能ですが、お金を使って物事を解決した場合は「かたをつける」を使うことが多いのが違いです。

また、「くだらない論争にけりをつける」を「くだらない論争にかたをつける」のように、お互いに置き換えて使っても問題ありません。

「けりをつける」と「かたをつける」の英語表記

「けりをつける」を英語にすると「bring an end to」「settle」となり、例えば上記の「彼はこの議論にかたをつけようとしている」を英語にするとHe tried to bring an end to the discussion」となります。

一方、「かたをつける」を英語にすると「fix」「to dispose of」「to settle」となり、例えば上記の「この問題はお金でかたをつけませんか?」を英語にすると「Do you think money can fix this problem?」となります。

「けりをつける」の意味

「けりをつける」とは

「けりをつける」とは、容易に決着が付かない物事を何らかの結論を出して結末をつけることを意味しています。

「けりをつける」の使い方

「けりをつける」を使った分かりやすい例としては、「危険な仕事なので早くけりをつけたい」「長年続いたこの戦いにけりをつける」「彼女とはもう続けられないので自分の気持ちにけりがつけることにした」などがあります。

その他に、「この試合は延長戦でけりがついた」「堕落した生活にけりをつける」「脈がない恋愛にけりをつける」「この試合は1ラウンドでけりをつけると宣言した」「やっとこの論争にけりがついた」などがあります。

「〇〇にけりをつける」というのが「けりをつける」の一般的な言い回しになります。「けりをつける」は、簡単には決着が付かない物事を終わらせる時に使う言葉と覚えておきましょう。

「けりをつける」の由来

「けりをつける」の由来は、和歌や俳句などで「〇〇けり」のように助動詞の「けり」で終わることが多かったため、物事が結末を迎えることを「けりをつける」と表現するようになりました。

また、語り物で「そもそも」と語りだし「けり」で終わらせることを転じたのが、由来という説もあります。

「けりをつける」の漢字表記

「けりをつける」を漢字で表すと「けりを付ける」と表記することができます。しかし、「けり」を漢字にして「蹴りを付ける」とするのは間違いなので使わないようにしましょう。

「けりをつける」の類語

「けりをつける」の類語・類義語としては、物事の終わりのことを意味する「幕切れ」、道理や真理を突き詰めて明らかにすること意味する「究明する」、結末を付けることを意味する「終止符を打つ」、物事が終わることを意味する「幕を閉じる」などがあります。

「かたをつける」の意味

「かたをつける」とは

「かたをつける」とは、物事を処理することを意味しています。

「かたをつける」の使い方

「かたをつける」を使った分かりやすい例としては、「過去の出来事にかたをつけることがきた」「因縁の対決にかたをつける」「この未解決事件にかたをつける」「お金を出して揉め事にかたをつける」などがあります。

その他にも、「スキャンダルをお金でかたをつける」「この作品はどうやってかたをつけるか悩んでいる」「彼はこの事件にかたをつけるために呼ばれた捜査一課のエースです」「今日の話し合いで離婚問題にかたをつける」などがあります。

「〇〇でかたをつける」「○○にかたをつける」「金でかたをつける」などが、「かたをつける」の一般的な言い回しになります。

「かたをつける」は物事をきちんと処理したり、争いごとを解決する場合に使う言葉です。特に、お金を使って物事に決着をつける場合にによく使われています。

「かたをつける」の漢字表記

「かたをつける」を漢字で表すと「方を付ける」または、「片を付ける」と表記することができます。

「かたをつける」の類語

「かたをつける」の類語・類義語としては、問題や事件などを上手く処理することを意味する「解決する」、物事の決まりがついて終わりになることを意味する「決着する」、周囲の人にはっきりと分かる形で自分自身の過ちについて責任を取ることを意味する「けじめを付ける」などがあります。

「けりをつける」の例文

1.日本シリーズ最終戦が延長12回まで行ったが、主砲ホームランでようやくけりがついた。
2.時効寸前で決定的な証拠を見つけることができたため、解決不可能と言われていた未解決事件にけりをつけることができた。
3.そろそろ自分の気持ちにけりをつけて、新しい一歩を踏み出さないと明るい未来は訪れないだろう。
4.もう彼女と一緒にいるのは無理と感じたので、この恋愛にけりをつける。
5.7年続いたこの漫画に対して、どうけりをつけるか作者と編集者は悩んでいる。

この言葉がよく使われる場面としては、容易に決着が付かない物事を何らかの結論を出して結末をつけることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように簡単には決着が付かない物事に対して、結末をつける場合に使います。

「かたをつける」の例文

1.過重労働問題が公になる前に、金でかたをつけようとするなんて汚い企業だ。
2.長年揉めている領土の問題は、今日の話し合いでかたをつけることを目指す。
3.彼はどんな不祥事も金でかたをつけようとする、悪徳政治家です。
4.このスキャンダルが発覚したら、彼女のアイドル人生は終わりなので金でかたをつけることにした。
5.彼には結婚願望が無さそうなので、この恋愛にかたをつけることにした。

この言葉がよく使われる場面としては、物事を処理することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、お金で物事に決着をつけたり、物事を処理する場合に使うことが多いです。

「けりをつける」と「かたをつける」はどちらも物事の決着つける場合に使う言葉ですが、お金を使って物事に決着付ける時には「かたをつける」を使うと覚えておきましょう。

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