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【身入りのいい仕事】と【実入りのいい仕事】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「みいりのいいしごと」という読み方の「身入りのいい仕事」と「実入りのいい仕事」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「身入りのいい仕事」と「実入りのいい仕事」という言葉は同音の言葉ですが、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「身入りのいい仕事」と「実入りのいい仕事」の違い

「身入りのいい仕事」は「実入りのいい仕事」の間違い

「身入りのいい仕事」と「実入りのいい仕事」の違いを分かりやすく言うと、「身入りのいい仕事」とは「実入りのいい仕事」の間違った使い方、「実入りのいい仕事」とは収入がいい仕事のことです。

「身入りのいい仕事」は誤字

一般的には「身入りのいい仕事」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「実入りのいい仕事」のことを間違えて「身入りのいい仕事」を使っている人がほとんどです。

「実入りのいい仕事」は正しい日本語

正しい言葉である「実入りのいい仕事」を使った分かりやすい例としては、「学歴がないので実入りのいい仕事に就くのは大変です」「実入りが良い仕事は危険もたくさんあります」「実入りのいい仕事を紹介されました」などがあります。

「実入りのいい仕事」という言葉はあっても、「身入りのいい仕事」という言葉は存在しません。同時に「実入りのいい仕事」という言い回しの意味について「収入がいい仕事のこと」と覚えておきましょう。

「実入りのいい仕事」の英語表記

「実入りのいい仕事」を英語にすると「lucrative job」「profitable job」となり、例えば上記の「実入りのいい仕事を紹介されました」を英語にすると「I was introduced to a lucrative job」となります。

「身入りのいい仕事」の意味

「身入りのいい仕事」とは

「身入りのいい仕事」とは、「実入りのいい仕事」の間違った使われ方です。

「身入りのいい仕事」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「実入りのいい仕事」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「身入りのいい仕事」と間違えやすい理由

「身入りのいい仕事」と「実入りのいい仕事」を間違ってしまう理由としては、「実入りのいい仕事」が収入がいい仕事のことを意味しているので、自分自身に入るいい利益と勘違いして「実」ではなく「身」を使ってしまうのが原因です。

「身入りのいい仕事」の「身」とは、生きている人間の体のこと、自分自身のこと、自分が何かをやろうとする心のこと、身分のこと、皮や骨に対して食べられる部分のこと、木の皮に包まれた部分のことなどを意味していいます。

上記にあるように、「身」は複数の意味を持つ言葉ですが、「身入りのいい仕事」で通じる意味は一つも持ち合わせていません。そのため、間違った日本語であると覚えておきましょう。

「実入りのいい仕事」の意味

「実入りのいい仕事」とは

「実入りのいい仕事」とは、収入がいい仕事のことを意味しています。

「実入りのいい仕事」の使い方

「実入りのいい仕事」を使った分かりやすい例としては、「学歴がなくても実入りがいい仕事を探しています」「あまり手間がかからなくて実入りがいい仕事を探しています」「同じ業務内容なら実入りのいい仕事をやるべきだ」などがあります。

その他にも、「実入りのいい仕事に就くことができました」「実入りのいい仕事を辞めて企業することにした」「実入りのいい仕事だったが自分のやりたいことのために転職することにしました」などがあります。

「実入り」とは収入や儲けのことを意味しています。そのため、「実入りがいい仕事」とすると、収入や儲けがいい仕事のことを意味しています。

表現方法は「実入りが少ない」「実入りが良い」「実入りが多い」

「実入りがいい仕事」の「実入り」を使った言い回しとしては、「実入りが少ない」「実入りが良い」「実入りが多い」などがあります。

「実入りのいい仕事」の類語

「実入りのいい仕事」の類語・類義語としては、儲けになる仕事のことを意味する「儲け仕事」、収入が高いことを意味する「稼ぎがいい」、労務または物の使用の対価として給付される金銭や物品がいいことを意味する「報酬がいい」などがあります。

「身入りのいい仕事」の例文

1.「身入りのいい仕事」という言葉は存在しないので、おそらく「実入りのいい仕事」の言い間違いだろう。
2.「実入りのいい仕事」という言葉は収入がいい仕事のことで、「身入りのいい仕事」という言葉はない。
3.「身入りのいい仕事」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.身入りのいい仕事を紹介してくださいという言葉を使う人はいるが、正しくは実入りのいい仕事を紹介してくださいです。
5.実入りのいい仕事がしたいという言葉はあるが、身入りのいい仕事がしたいという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「実入りのいい仕事」という言葉を間違えて「身入りのいい仕事」と表現している時などが挙げられます。

「身入りのいい仕事」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「実入りのいい仕事」を間違えて使っている可能性が高い言葉です。

「身入りのいい仕事」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「身入りのいい仕事」ではなく、「実入りのいい仕事」と表現するのが正しい使い方です。

「実入りのいい仕事」の例文

1.楽で実入りのいい仕事など存在しないので、コツコツ働くことが大切です。
2.今の仕事は実入りのいい仕事ではあるが、仕事内容がハードなのでいつまで続けられるか分かりません。
3.子供が二人生まれたので、実入りのいい仕事を求めて転職することにしました。
4.マグロ漁船に乗るのは危険を伴うが、とても実入りのいい仕事です。
5.短時間で高収入を得られる実入りのいい仕事を紹介されたが、実は裏社会と繋がっているとても危険な仕事だったので辞めようか悩んでいる。

この言葉がよく使われる場面としては、収入がいい仕事のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、収入や儲けがいい仕事の意味でしか使われないので使う場面はとても限定的な言葉です。

「身入りのいい仕事」と「実入りのいい仕事」どちらを使うか迷った場合は、「身入りのいい仕事」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「実入りのいい仕事」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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