今日の買取件数:20件/今月の買取件数:480件/累計買取件数:9,801件

【大前提】と【前提】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「大前提」(読み方:だいぜんてい)と「前提」(読み方:ぜんてい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「大前提」と「前提」という言葉は、どちらも物事が成り立つ条件を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




大前提と前提の違い

大前提と前提の意味の違い

大前提と前提の違いを分かりやすく言うと、大前提とは前提という言葉の強調表現、前提とは物事の成立条件という違いです。

大前提と前提の使い方の違い

一つ目の大前提を使った分かりやすい例としては、「家族構成は住居選びの大前提となる」「感染対策を大前提に大会を開催します」「大前提としてここは私の家です」「三段論法は大前提と小前提と結論から成り立つ」などがあります。

二つ目の前提を使った分かりやすい例としては、「システム運用の前提条件を提示する」「雇用契約の前提条件として英語は必須です」「大会参加はワクチン接種を前提としていない」「結婚を前提にお付き合いしています」などがあります。

大前提と前提の使い分け方

大前提と前提という言葉は、どちらも物事が成り立つ条件を表し、似た表現をする言葉ですが、厳密な意味や使い方には違いがあります。

大前提とは、物事が成立する根本的な条件を意味します。一方、前提とは、物事が成立するための前置きとなる条件を意味します。大前提とは、程度が甚だしいことを意味する「大」と「前提」が組み合わさった言葉であり、前提よりも大前提の方が物事の根幹に関わる条件であることを表します。

つまり、大前提は前提という言葉の強調表現になります。絶対に外せない根本的な条件であることを表現したい時には、前提よりも大前提を使うと良いでしょう。

大前提と前提の英語表記の違い

大前提を英語にすると「major premise」となり、例えば上記の「大前提となる」を英語にすると「becomes a major premise」となります。一方、前提を英語にすると「premise」となり、例えば上記の「運用の前提」を英語にすると「premise for application」となります。

大前提の意味

大前提とは

大前提とは、あるものの成立や存在の根本となる条件を意味しています。

その他にも、「論理学で、三段論法の2前提のうち大概念を含む前提」の意味も持っています。

表現方法は「大前提として」「大前提です」「大前提にある」

「大前提として」「大前提です」「大前提にある」などが、大前提を使った一般的な言い回しです。

大前提の使い方

「安全を大前提にサービスを提供します」「雇用条件に英語の資格は大前提としてあります」「病院ではチーム医療が大​前提となる」「命と健康を守るのが大前提です」などの文中で使われている大前提は、「成立や存在の根本となる条件」の意味で使われています。

一方、「大前提と小前提から結論を出す」「大前提の命題を捉える」「演繹の順序は大前提の次に小前提です」などの文中で使われている大前提は、「三段論法の2前提のうち大概念を含む前提」の意味で使われています。

大前提という言葉は、一般的に、物事の成立や存在の根本となる条件の意味で使われています。また、論理学において、三段論法の二つの前提のうち大概念を含む前提の意味も持っています。大前提とは簡単に言うと、物事を成り立たせるときの絶対条件のことです。

大前提の対義語

大前提の対義語・反対語としては、論理学で三段論法において小概念を含む前提を意味する「小前提」などがあります。

大前提の類語

大前提の類語・類義語としては、本論への導入部分として最初に述べられる論説を意味する「序論」、 物事の基礎や物事の根本を意味する「土台」、ある物事を成り立たせる大もとの部分を意味する「基礎」、物事の基礎となる大切なものを意味する「礎」などがあります。

前提の意味

前提とは

前提とは、ある物事が成り立つための、前置きとなる条件を意味しています。

その他にも、「論理学で、推論において結論が導き出される根拠となる判断」の意味も持っています。

表現方法は「前提として」「前提にする」「前提が崩れる」

「前提として」「前提にする」「前提が崩れる」などが、前提を使った一般的な言い回しです。

前提の使い方

「この企画は新たな予算成立を前提とする」「取引の前提条件を英語で記す」「相続の前提として血縁関係があります」「アプリケーション開発の前提条件を提示する」などの文中で使われている前提は、「前置きとなる条件」の意味で使われています。

一方、「前提から結論を導き出す」「推論の前提や結論が必ずしも真とは限らない」「前提とする判断を整理する」「前提と結論が論理的に繋がっている」などの文中で使われている前提は、「推論において結論が導き出される根拠となる判断」の意味で使われています。

前提という言葉は、上記の例文にあるように二つの意味がありますが、一般的には物事が成立するための前置きとして必要な事柄の意味で使われています。また、論理学においては、推論の際に結論を導く基礎となる命題を意味します。

「特称前提虚偽」の意味

前提を用いた日本語には「特称前提虚偽」があります。定言的三段論法で、二前提がともに特称前提なら結論が出ないという規則に反して、無理に結論するために生じる虚偽のことです。

前提の対義語

前提の対義語・反対語としては、論理学で推論において前提から導き出された判断を意味する「結論」などがあります。

前提の類語

前提の類語・類義語としては、ある物事が成立実現するために必要あるいは充分な事柄を意味する「条件」、必要な条件を意味する「要件」、一般の社会人が共通にもつ普通の知識や判断力を意味する「常識」、ある現象を合理的に説明するため仮に立てる説を意味する「仮設」などがあります。

大前提の例文

1.災害時に助け合いの精神は必要ですが、まずは自分の身を守ることが大前提です。
2.雇用を守ることが労働組合の大前提であるのだから、リストラに反対することは当たり前だろう。
3.お客様の安全を確保することは大前提の上で、コストダウンを図る経営のスリム化を検討しています。
4.大前提として英語を習得するための留学なのだから、日本人との交流は控えた方が良いでしょう。
5.三段論法では、最初に大前提と小前提があり、最後に結論を導き出します。

この言葉がよく使われる場面としては、絶対の条件や根本的な条件、論理学で三段論法の二つの前提のうち大概念を含む方の前提を表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文4の文中にある大前提は、絶対の条件や根本的な条件の意味で使われています。例文5の大前提は、三段論法での二つの前提のうち大概念を含む方の前提の意味で使われています。

前提の例文

1.今後もテレワークが続くことを前提として、住まいを選ぶ人が増えています。
2.この推計は日本経済の復活を前提としているが、景気低迷が続いた場合も考えるべきだろう。
3.日常英語が話せることが、交換留学応募の前提条件になります。
4.前提知識がないと専門書が読み進められないことは、基本を疎かにしてはいけないという典型例です。
5.前提から結論が間違いなく導かれるとき、その推論は妥当であると言えます。

この言葉がよく使われる場面としては、ある物事を成立させるための条件、推論の際に結論を導く基礎となる命題を表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文4の文中にある前提は、ある物事を成立させるための条件の意味で使われています。例文5の文中にある前提は、推論の際に結論を導く基礎となる命題の意味で使われています。

大前提と前提という言葉は、どちらもを物事が成立する条件を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、絶対に外せない根本となる条件を表現したい時は「大前提」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター