【顔ぶれ】と【面々】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「顔ぶれ」(読み方:かおぶれ)と「面々」(読み方:めんめん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「顔ぶれ」と「面々」という言葉は、どちらもそこに集まっている人々のことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「顔ぶれ」と「面々」の違い

「顔ぶれ」と「面々」の意味の違い

「顔ぶれ」と「面々」の違いを分かりやすく言うと、「顔ぶれ」とは一人一人ではなくグループ全体に着目すること、「面々」とは一人一人に着目することという違いです。

「顔ぶれ」と「面々」の使い方の違い

一つ目の「顔ぶれ」を使った分かりやすい例としては、「この会議には錚々たる顔ぶれが揃う」「いつもの顔ぶれでやるバーベキューは楽しい」「今年のサマーライブは名だたる顔ぶれが揃っている」「バスケットボール日本代表の新しい顔ぶれが発表されました」などがあります。

二つ目の「面々」を使った分かりやすい例としては、「決勝トーナメントとなると錚々たる面々が揃っている」「名だたる面々を抑えて見事優勝しました」「食堂に集まった面々は眠たそうな顔をしている」「委員会の面々は顔見知りばかりでした」などがあります。

「顔ぶれ」と「面々」の使い分け方

「顔ぶれ」と「面々」はどちらもそこに集まっている人々のことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「顔ぶれ」は一人一人ではなくグループ全体に着目し、全体に重きを置いてるのに対して、「面々」は一人一人に着目し、個に重きを置いてるというのが違いになります。

分かりやすい例を挙げると、「名だたる顔ぶれが集まっている」とすると、有名な人達が集まった集団を指しているのに対して、「名だたる面々が集まっている」とすると、あそこの集団をみたら、一人一人がとても有名な人達だというニュアンスで使います。

また、「顔ぶれ」は目上の人に対しても使えることができるのに対して、「面々」は対等か目下の人に対してしか使えないというのも違いの一つです。

「顔ぶれ」と「面々」の英語表記の違い

「顔ぶれ」を英語にすると「members」「personnel」となり、例えば上記の「バスケットボール日本代表の新しい顔ぶれが発表されました」を英語にすると「The new members of the Japan Basketball National Team were announced」となります。

一方、「面々」を英語にすると「each one」「everybody」「each person」となり、例えば上記の「委員会の面々は顔見知りばかりでした」を英語にすると「I knew each member of the committee by sight」となります。

「顔ぶれ」の意味

「顔ぶれ」とは

「顔ぶれ」とは、会合や事業などに参加する人々のことを意味しています。

表現方法は「顔ぶれが変わる」「顔ぶれが変わらない」「いつもの顔ぶれ」

「顔ぶれが変わる」「顔ぶれが変わらない」「いつもの顔ぶれ」「錚々たる顔ぶれ」「名だたる顔ぶれ」「新しい顔ぶれ」などが、「顔ぶれ」を使った一般的な言い回しになります。

「顔ぶれ」の使い方

「顔ぶれ」を使った分かりやすい例としては、「今年の同窓会に参加したのはいつもの顔ぶれです」「新内閣の顔ぶれが発表されました」「今のサッカー日本代表は錚々たる顔ぶれです」「このドラマは名だたる顔ぶれが出演しているので見逃せません」などがあります。

「顔ぶれ」はそこに集まっている人々の中で一人一人ではなくグループ全体に着目し、全体に重きを置いてる場合に使う言葉です。

「顔ぶれ」の特徴としては、目上の人に対して使っても問題ないという点になります。

分かりやすい例を挙げると「今日の会議には社長や専務など錚々たる顔ぶれが出席するらしい」のように、敬意を込めるある必要がある立場の人たちが集まる場合に使うことも可能です。

「顔ぶれ」の漢字表記

「顔ぶれ」を漢字にすると「顔触れ」と表記することができます。

「顔ぶれ」の類語

「顔ぶれ」の類語・類義語としては、集団を構成する人のことを意味する「メンバー」、団体を構成する人のことを意味する「団員」、部に所属し部を構成する人のことを意味する「部員」、隊に所属している人のことを意味する「隊員」などがあります。

「面々」の意味

「面々」とは

「面々」とは、一人一人のことを意味しています。

表現方法は「錚々たる面々」「名だたる面々」

「錚々たる面々」「名だたる面々」などが、「面々」を使った一般的な言い回しになります。

「面々」の使い方

「面々」を使った分かりやすい例としては、「上位チームとなるとやはり錚々たる面々が名を連ねている」「彼は名だたる面々を抑えてホームラン王になっている」「他の面々も同じことを考えているに違いありません」などがあります。

「面々」はそこに集まっている人々の中で一人一人に着目し、個に重きを置いてる場合に使う言葉です。

「面々」は対等または目下の多数の者に呼びかける時に使う言葉なので、目上の人に対して使わないように注意しましょう。「錚々たる面々」や「名だたる面々」などのように相手に敬意を込めたつもりでも、使うことができません。

もし目上の人に対して使いたい場合は、「顔ぶれ」を使用した「錚々たる顔ぶれ」「名だたる顔ぶれ」を使うようにしましょう。

「面々」の類語

「面々」の類語・類義語としては、それぞれの人のことを意味する「各自」、多くの中のそれぞれの人のことを意味する「一人一人」、それぞれのことを意味する「銘銘」(読み方:めいめい)などがあります。

「顔ぶれ」の例文

1.サッカー日本代表の合宿に参加したが、錚々たる顔ぶれだったので、この中でレギュラーを取れるか不安です。
2.選手の顔ぶれは変わっても、日本代表のプレースタイルは変わりません。
3.このレストランはセレブ御用達の店なので、大物芸能人や有名企業の社長など錚々たる顔ぶれが足を運んでいる。
4.日本選手権を優勝すると意気込んでいたが、参加者が名だたる顔ぶれなので、自信がなくなってきました。
5.クリスマスに飲み会を開催したら、いつのも顔ぶれが揃って一安心です。
6.きょうの会議はいつもと違ってそうそうたる顔ぶれがそろっていたので、新人のわたしは緊張しっぱなしであった。
7.友人からいつもの顔ぶれで飲み会をやると誘いがあったが、わたしは意中の人と予定があったので適当な理由でごまかして断りを入れた。
8.全国大会ではわが校は名だたる顔ぶれがそろっていたのにもかかわらず、勝利を挙げることができなかったので地元では落胆の声が上がった。
9.この昔のドラマは子役時代の有名俳優の顔ぶれがこぞって出演しているので、今見てみるととても面白く感じられるよ。
10.やっとの思いで避難場所にたどり着くと町内のいつもの顔ぶれを見かけたので、不安な心だったわたしも少し安心できた。

この言葉がよく使われる場面としては、会合や事業などに参加する人々のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「錚々たる顔ぶれ」や「名だたる顔ぶれ」という言い回しはよく使われています。

「面々」の例文

1.やはり日本代表となると、錚々たる面々が名を連ねている。
2.今回私の誕生日会に集まってくれた面々に、感謝の気持ちを伝えたいです。
3.名だたる面々を抑えて金メダルを取ったのは、若干18歳の新人でした。
4.毎回宿題を忘れてくるのは同じ面々なので、担任として注意をしました。
5.ここに集まっているほとんどの面々とは、中学卒業以来の対面となります。
6.初めて全国大会に出場したはいいものの、各地からそうそうたる面々がそろっていたので、思わずひるんでしまいそうになった。
7.仕事で大学の研究室を出入りしているうちに、研究室の学生の面々とも仲良くなり、一緒に食事をするまでになった。
8.わたしたちのチームが強豪チームの名だたる面々を抑えて勝利することができたのも、新しい監督の指導のおかげであった。
9.委員会といってもいつも顔を合わせているような面々ばかりだったので、堅苦しさはなくざっくばらんに会議は進んだ。
10.同窓会の会場には懐かしい面々がぞろぞろ入ってくるので、最初の30分くらいは久しぶりの掛け声の大合唱になってしまう。

この言葉がよく使われる場面としては、一人一人のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「錚々たる面々」や「名だたる面々」という言い回しはよく使われています。

「顔ぶれ」と「面々」はどちらもそこに集まっている人々のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、全体に重きをおいてる時は「顔ぶれ」を、個人に重きを置いてる場合には「面々」を使うようにしましょう。

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