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【諭す】と【悟す】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「さとす」という読み方の「諭す」と「悟す」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「諭す」と「悟す」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「諭す」と「悟す」の違い

「諭す」と「悟す」の意味の違い

「諭す」と「悟す」の違いを分かりやすく言うと、「諭す」とは他人から教えられて気付くこと、「悟す」とは自分自身で気付くことという違いです。

「諭す」と「悟す」の使い方の違い

一つ目の「諭す」を使った分かりやすい例としては、「私は彼に対して諭すような視線を送りました」「不心得な言動を諭す」「諭すように話したら相手も理解してくれるだろう」「二度と同じ過ちを繰り返さないように諭す」などがあります。

二つ目の「悟す」を使った分かりやすい例としては、「失敗を悟すことで次に繋げる」「危険が迫っていると悟す」「あまり長くは生きられないと悟ったので自分のやりたいことをやろう」「彼女は間違えていることを悟った」などがあります。

「諭す」と「悟す」の使い分け方

「諭す」と「悟す」は同じ読み方の言葉ですが、意味は全く異なっているので間違えないように注意しましょう。

「諭す」は納得するように教え導くことを意味しており、主に目上の人から目下の人に対して使います。一方、「悟す」は自分の運命などについてそれと気づくことを意味しており、自分自身で答えを導いた場合に使います。

つまり、「諭す」は他人から教えられて気付くのに対して、「悟す」は自分自身で気付くというのが違いです。

「諭す」と「悟す」の英語表記の違い

「諭す」を英語にすると「admonish」となり、例えば上記の「二度と同じ過ちを繰り返さないように諭す」を英語にすると「I admonished him not to repeat the same mistake」となります。

一方、「悟す」を英語にすると「perceive」「realize」となり、例えば上記の「彼女は間違えていることを悟った」を英語にすると「She realized that she was mistaken」となります。

「諭す」の意味

「諭す」とは

「諭す」とは、納得するように教え導くことを意味しています。

「諭す」の読み方

「諭す」の読み方は「さとす」です。誤って「ゆす」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「子供を諭す」「優しく諭す」「諭すように」

「子供を諭す」「優しく諭す」「諭すように」「教え諭す」などが、「諭す」を使った一般的な言い回しになります。

「諭す」の使い方

「諭す」を使った分かりやすい例としては、「電車内で騒いでいる子供たちに騒ぐのはダメだと諭す」「部下を諭すのは中々難しいなと感じる」「立派な子に育って欲しいので息子を諭す」「彼女を諭すことで家出を思いとどまらせました」などがあります。

「諭す」は納得するように教え導くことで、主に目上の人から目下の人に対して使うのが特徴です。そのため、「上司が部下を諭す」のようにビジネスシーンにおいても使うことができます。

また、「諭す」は目上から目下の人に対す言葉ではあるものの、相手に対する思いやりがある表現なので、上司から部下、親から子供など、目下であってもとても大事な人に対して使うと覚えておきましょう。

「諭す」は上司など目上には使えない

「諭す」を使う上で注意しなければならないのは、目下の人から目上の人に対しては使えないという点です。もし、目下から目上の人に対して使いたいのであれば、「諫める」(読み方:いさめる)を使うようにしましょう。

「諭す」の類語

「諭す」の類語・類義語としては、目上の人に対してその過ちや悪い点を指摘し改めるように忠告することを意味する「諫める」(読み方:いさめる)、目上の人の過失などを指摘して忠告することを意味する「諫言」(読み方:かんげん)などがあります。

「悟す」の意味

「悟す」とは

「悟す」とは、自分の運命などについてそれと気付くことを意味しています。

「悟す」の読み方

「悟す」の読み方は「さとす」です。誤って「ごす」などと読まないようにしましょう。また、「悟す」は「悟る」や「悟った」などと言い換えることも可能です。

「悟す」の使い方

「悟す」を使った分かりやすい例としては、「事後に事を悟すのは容易だろう」「危険を悟すことで回避することができました」「彼の表情から何があったのか悟す」「人生には無駄なことはないと悟す」などがあります。

「悟す」は自分の運命などについてそれと気付くことや感づくことを意味しており、突然真実や真理が見えてくる場合に使う言葉です。

また、基本的に自分自身に対して使うというのが特徴になります。

「悟す」の語源

「悟す」の語源は仏教用語です。仏教では迷いや煩悩を去って生死を超えた永遠の真理を会得することの意味で使われており、これが転じて、自分の運命などについてそれと気付くことを「悟す」と言うようになりました。

「悟す」の類語

「悟す」の類語・類義語としては、そのことに考えが及ぶことを意味する「気がつく」、見つけ出すことを意味する「見出だす」、直感的に気づくことを意味する「感づく」などがあります。

「諭す」の例文

1.父は小さい頃から信念を持って生きろと諭すのが習慣だったので、その言葉は大人になった今でも身に染みています。
2.部下を育てたいのであれば、怒るよりも諭すことをした方がいいだろう。
3.いじめは絶対にしてはいけないことだと、息子たちに諭すのは大事だろう。
4.社会人でやっていけないことを、先輩として新入社員たちに諭す。
5.我が子のことはとても大事なので、立派な大人になるよう諭すことにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、納得するように教え導くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「諭す」は目上の人から目下の人に対して使う言葉になります。

「悟す」の例文

1.今になって入社時に部長が言っていた言葉の意味を、悟すとは思いませんでした。
2.自分の死期を悟すことで、残りの人生を楽しむ決心ができました。
3.大人になってから、コミュニケーションの大切さを悟すとは思いませんでした。
4.瞑想を繰り返していたら、真実を悟すことができてよかったです。
5.自分の誤りを悟すことで、これから見えてくることもあるだろう。

この言葉がよく使われる場面としては、自分の運命などについてそれと気付くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「悟す」は自分自身で気づいたり察知した時に使う言葉です。

「諭す」と「悟す」は同音の言葉ですが、意味は全く異なっています。どちらの言葉を使うか迷った場合、他人から教えられて気付くことを表現したい時は「諭す」を、自分自身で気付くことを表現したい時は「悟す」を使うと覚えておきましょう。

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