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【いよいよ】と【とうとう】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「いよいよ」と「とうとう」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「いよいよ」と「とうとう」という言葉は、どちらも最終的にそうなることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「いよいよ」と「とうとう」の違い

「いよいよ」と「とうとう」の意味の違い

「いよいよ」と「とうとう」の違いを分かりやすく言うと、「いよいよ」とは嬉しいことが近づく時に使う、「とうとう」とは残念なことが近づく時に使うという違いです。

「いよいよ」と「とうとう」の使い方の違い

一つ目の「いよいよ」を使った分かりやすい例としては、「明日はいよいよお別れの日です」「来年からいよいよ新社会人です」「いよいよの時は上司に頼ろうと思います」「彼女はいよいよしっかり勉強しなければなりません」などがあります。

二つ目の「とうとう」を使った分かりやすい例としては、「事件の真相はとうとう分かりませんでした」「夫への不満がとうとう我慢の限界を超えました」「宿題が終わってないのにとうとう夏休みの最終日になってしまった」「彼女はとうとう考えを変えました」などがあります。

「いよいよ」と「とうとう」の使い分け方

「いよいよ」と「とうとう」はどちらも最終的にそうなることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「いよいよ」はどちらかと言うと嬉しいことが近づく時に使うのに対して、「とうとう」はどちらかと言うと残念なことが近づく時に使うというのが違いになります。

例えば、部活動で明日から3年生の最後の大会が始まる場合、きちんと練習して臨んでいれば「いよいよ明日から最後の大会が始まる」と言いますし、全然練習できなくて準備不足の場合は「とうとう明日から最後の大会が始まってしまう」と言います。

ただし、あくまでそういう傾向があるだけなので、「3年かけてとうとう合格することができました」のようにプラスのイメージで使うことも可能です。

「いよいよ」と「とうとう」の英語表記の違い

「いよいよ」を英語にすると「more and more」「at last」「finally」となり、例えば上記の「彼女はいよいよしっかり勉強しなければなりません」を英語にすると「She must study harder than ever」となります。

一方、「とうとう」を英語にすると「at last」「finally」「after all」となり、例えば上記の「彼女はとうとう考えを変えました」を英語にすると「She changed her mind at last」となります。

「いよいよ」の意味

「いよいよ」とは

「いよいよ」とは、待望していた物事が成立したり実現したりすることを意味しています。その他にも、不確定なものが確定的になること、持続的に程度が高まること、重大な事態に至ろうとしていることの意味も持っています。

「いよいよ」の漢字表記

「いよいよ」を漢字にすると、「愈々」や「愈」と表記することができますが、常用漢字ではないため一般的ではありません。したがって、基本的にはひらがなの「いよいよ」の方を使うようにしましょう。

表現方法は「いよいよ始まる」「いよいよやばい」「いよいよ明日」

「いよいよ始まる」「いよいよやばい」「いよいよ明日」などが、「いよいよ」を使った一般的な言い回しになります。

「いよいよ」の使い方

「いよいよワールドッカップが開催されました」「彼の昇進はいよいよ明らかです」などの文中で使われている「いよいよ」は、「待望していた物事が成立したり実現したりすることや不確定なものが確定的になること」の意味で使われています。

一方、「台風が近づいてきていよいよ雨が激しくなりました」「いよいよの時は加勢お願いしますよ」などの文中で使われている「いよいよ」は、「持続的に程度が高まることや重大な事態に至ろうとしていること」の意味で使われています。

「いよいよ」は待望していた物事が成立したり実現したりすること、不確定なものが確定的になること、持続的に程度が高まること、重大な事態に至ろうとしていることという複数の意味を持つ副詞ですが、どの意味でも使われています。

待望していた物事が成立したり実現したりすることの意味の場合は、嬉しいことが近づく時に使うというプラスのイメージで使うことが多いです。

また、重大な事態に至ろうとしていることの意味の場合は、いざという時という深刻なニュアンスで使います。

「いよいよ」の類語

「いよいよ」の類語・類義語としては、長い間待ち望んでいた事態が遂に実現することを意味する「ようやく」、長い時間や労力を費やして実現や成立することを意味する「やっと」、程度が一段と進むことを意味する「一層」などがあります。

「とうとう」の意味

「とうとう」とは

「とうとう」とは、物事が最終的にそうなることを意味しています。

「とうとう」の漢字表記

「とうとう」を漢字にすると「到頭」と表記することができますが、あまり一般的ではありません。余程の理由がない限り、ひらがなの「とうとう」を使うようにしましょう。

「とうとう」の使い方

「とうとう」を使った分かりやすい例としては、「彼はとうとう考えを変えてくれました」「とうとう私の発表の番が来てしまいました」「恐れいたことがとうとう起こってしまいました」「貯金がなくなってしまいとうとう土地を売ることにしました」などがあります。

「とうとう」は物事が最終的にそうなることを意味する副詞です。副詞とは品詞の一つであり、他の言葉を修飾して説明を加えるという役割を担っています。

「とうとう」は「彼はとうとう待ち合わせ場所に来ませんでした」「大好きなアニメがとうとう終わってしまいました」などのように、残念なことが近づくというマイナスなイメージで使うことが多いですが、プラスのイメージで使うことができるというのが特徴です。

プラスのイメージでは、「数年休載していた漫画の連載がとうとう再開しました」「3年目にしてとうとう合格することができました」などのように、実現が危ぶまれていたことが実現したという場合に使います。

「とうとう」の類語

「とうとう」の類語・類義語としては、長い時間ののち、最終的にある結果に達することを意味する「遂に」、物事の終わりの部分のことを意味する「終いに」、最後の最後にはのことを意味する「挙げ句の果てに」などがあります。

「いよいよ」の例文

1.いよいよ今日は決勝戦の日だ。最後まで楽しんで行こうと思います。
2.いよいよ明日から大学生活の始まりです。たくさん勉強しようと思います。
3.彼が新社長になるのはいよいよ明らかです。どんな経営をするのだろうか。
4.いよいよ川が氾濫しそうなので、高台へ避難した方がいいだろう。
5.いよいよの時までは、誰にも頼らず私一人で持ちこたえたいです。

この言葉がよく使われる場面としては、待望していた物事が成立したり実現したりすることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、不確定なものが確定的になること、持続的に程度が高まること、重大な事態に至ろうとしていることを表現したい時にも使います。

例文1と例文2の「いよいよ」は待望していた物事が成立したり実現したりすること、例文3の「いよいよ」は不確定なものが確定的になること、例文4の「いよいよ」は持続的に程度が高まること、例文5の「いよいよ」は重大な事態に至ろうとしていることの意味で使っています。

「とうとう」の例文

1.友人たちはみんな結婚してしまい、独身なのはとうとう私だけになりました。
2.待ち合わせ場所で彼女のことをずっと待っていたが、とうとう現れませんでした。
3.大好きな漫画がとうとう最終回を迎えたので、とても寂しいです。
4.司法試験を5年目も失敗したので、とうとう諦めることにしました。
5.ここ数年成績が振るわなかったので、とうとう戦力外通告を受けました。

この言葉がよく使われる場面としては、物事が最終的にそうなることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「とうとう」はマイナスなイメージで使われることが多い言葉です。

「いよいよ」と「とうとう」はどちらも最終的にそうなることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、嬉しいことが近づく時に使うのが「いよいよ」、残念なことが近づく時に使うのが「とうとう」と覚えておきましょう。

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