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【ご教くださいますと幸いです】と【ご教示くださいますようお願いいたします】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ご教示くださいますと幸いです」(読み方:ごきょうじくださいますとさいわいです)と「ご教示くださいますようお願いいたします」(読み方:ごきょうじくださいますようおねがいいたします)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」という言葉は、どちらも教えてくれるようにお願いをすることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」の違い

「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」の意味の違い

「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」の違いを分かりやすく言うと、「ご教示くださいますと幸いです」は必ず教えて欲しい場合には使えない、「ご教示くださいますようお願いいたします」は必ず教えて欲しい場合に使えるという違いです。

「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」の使い方の違い

一つ目の「ご教示くださいますと幸いです」を使った分かりやすい例としては、「先方への対応についてご教示くださますと幸いです」「来月のスケジュール変更についてご教示くださいますと幸いです」「どのように操作するかご教示くださいますと幸いです」などがあります。

二つ目の「ご教示くださいますようお願いいたします」を使った分かりやすい例としては、「こちらの手順についてご教示くださいますようお願いいたします」「到着時間をご教示くださいますようお願いいたします」などがあります。

「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」の使い分け方

「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」はどちらも教えてくれるようにお願いをすることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「ご教示くださいますと幸いです」の「幸いです」という言葉は、してもらえると嬉しいや、してもらえるとありがたいというニュアンスなので、急ぎで対応して欲しい場合や必ず相手にして欲しい場面で使う言葉ではありません。

一方、「ご教示くださいますようお願いいたします」の「お願いします」は、相手に必ずして欲しいというニュアンスなので、急いで対応して欲しい場合や、必ずお願いしたい場面で使うというのが違いです。

「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」の英語表記の違い

「ご教示くださいますと幸いです」も「ご教示くださいますようお願いいたします」も英語にすると「Please let me know」「I would appreciate it if you could」「lease advise」となり、上記の「到着時間をご教示くださいますようお願いいたします」を英語にすると「Please let me know your expected arrival time」となります。

「ご教示くださいますと幸いです」の意味

「ご教示くださいますと幸いです」とは

「ご教示くださいますと幸いです」とは、教えてくれると嬉しいことを意味しています。

「ご教示くださいますと幸いです」の使い方

「ご教示くださいますと幸いです」を使った分かりやすい例としては、「改善点についてご教示くださいますと幸いです」「こちらの商品の値段についてご教示くださいますと幸いです」「この件についてご教示くださいますと幸いです」などがあります。

「ご教示くださいますと幸いです」は知識や方法などを教え示すことを意味する「教示」に、接頭語の「ご」、くれるの尊敬語の「くださいます」、その人にとって望ましくありがたいことを意味する「幸いです」が合わさり、教えてくれると嬉しいことを意味する敬語表現です。

「ご教示くださいますと幸いです」は、主にビジネスシーンにおいて使う言葉になります。また、敬語でありとても丁寧な表現なので、上司や取引先などの目上の人に対して使うことも可能です。

「ご教示くださいますと幸いです」を使う上で注意しなければならないのは、「幸いです」という表現です。「幸いです」はしてもらえると嬉しいや、してもらえるとありがたいというニュアンスなので、急ぎで対応して欲しい場合や必ず相手にして欲しい場面で使う言葉ではありません。

そのため、急いで対応して欲しい場合や必ず相手にして欲しい場合は、「お願いいたします」の方を使うようにしましょう。

また、「ご教示くださいますと幸いです」の「幸いです」は、主にメールや文章などの書き言葉として使うのが一般的なので、会話などの話し言葉には向いていないと覚えておきましょう。

「ご教示くださいますと幸いです」の類語

「ご教示くださいますと幸いです」の類語・類義語としては、武術や芸能などを指導してもらうと嬉しいことを意味する「ご指南いただけますと幸いです」があります。

「ご教示くださいますようお願いいたします」の意味

「ご教示くださいますようお願いいたします」とは

「ご教示くださいますようお願いいたします」とは、教えてくれるようにお願いをすることを意味しています。

「ご教示くださいますようお願いいたします」の使い方

「ご教示くださいますようお願いいたします」を使った分かりやすい例としては、「再来週のスケジュールをご教示くださいますようお願いいたします」「今後どのように進めていけばいいかご教示くださいますようお願いいたします」などがあります。

「ご教示くださいますようお願いいたします」は知識や方法などを教え示すことを意味する「教示」に、接頭語の「ご」、くれるの尊敬語の「くださいます」、お願いすることを丁寧にした言葉の「お願いいたします」が合わさり、教えてくれるようにお願いをすることを意味する敬語表現です。

「ご教示くださいますようお願いいたします」は、主にビジネスシーンにおいて使う言葉になります。また、敬語でありとても丁寧な表現なので、上司や取引先などの目上の人に対して使うことも可能です。

「ご教示くださいますようお願いいたします」の「お願いします」は、急いで対応して欲しい場合や必ず相手にして欲しい場合にも使うことができるというのが特徴です。

また、手紙やメールなどの書き言葉としてだけではなく、会話などの話し言葉としても使うことができると覚えておきましょう。

「ご教示くださいますようお願いいたします」の類語

「ご教示くださいますようお願いいたします」の類語・類義語としては、指示してくれるようにお願いすることを意味する「ご指示願います」、目上の方に専門的な知識な教えてくれれるようにお願いすることを意味する「ご教授くださいますようお願いいたします」などがあります。

「ご教示くださいますと幸いです」の例文

1.ご教示くださいますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
2.昨日この辺りで起きた事故について、ご教示くださいますと幸いです。
3.忘年会の日程を決めたいので、来月のスケジュールをご教示くださいますと幸いです。
4.差し支えのない範囲で構わないので、昨日の件についてご教示くださいますと幸いです。
5.お忙しいところ大変恐縮ですが、この件に関してご教示くださいますと幸いです。

この言葉がよく使われる場面としては、教えてくれると嬉しいことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご教示くださいますと幸いです」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「ご教示くださいますようお願いいたします」の例文

1.再来月のスケジュールについて、差し支えない範囲でご教示くださいますようお願いいたします。
2.こちらの機械の操作方法が分からないので、ご教示くださいますようお願いいたします。
3.お忙しいところ恐れ入りますが、今後の方針についてご教示くださいますようお願いいたします。
4.この製品の製造元を、ご教示くださいますようお願いいたします。
5.送別会の日程の決めたいので、ご都合の良い日程をご教示くださいますようお願いいたします。

この言葉がよく使われる場面としては、教えてくれるようにお願いをすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご教示くださいますようお願いいたします」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「ご教示くださいますと幸いです」と「ご教示くださいますようお願いいたします」はどちらも教えてくれるようにお願いをすることを表します。

どちらの言葉を使うか迷った場合、必ず教えて欲しい場合には使えないのが「ご教示くださいますと幸いです」、必ず教えて欲しい場合に使えるのが「ご教示くださいますようお願いいたします」と覚えておきましょう。

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