【陳謝】と【謝罪】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
今日の買取件数:10件/今月の買取件数:464件/累計買取件数:3,536件
(現在、例文買取センターでは、買取数を増やして元気になって頂く負けるなキャンペーンを実施中!)

似た意味を持つ「陳謝」(読み方:ちんしゃ)と「謝罪」(読み方:しゃざい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「陳謝」と「謝罪」という言葉は、どちらも謝ることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



陳謝と謝罪の違い

陳謝と謝罪の意味の違い

陳謝と謝罪の違いを分かりやすく言うと、謝罪は罪を認めて謝ることに対して、陳謝は事情を述べて謝るという違いです。

陳謝と謝罪の使い方の違い

一つ目の陳謝を使った分かりやすい例としては、「この度の件は当方で厳粛に受け止め陳謝いたします」「本件の関係者の皆様に事情を説明し陳謝した」「私どもの不手際によりご迷惑をおかけしたことを深く陳謝いたします」などがあります。

二つ目の謝罪を使った分かりやすい例としては、「被害者の訴えの事実を認め深く謝罪した」「明日謝罪会見を行う予定だ」「この度はご迷惑をお掛けしたことを謝罪いたします」などがあります。

陳謝と謝罪の使い分け方

陳謝と謝罪どちらとも謝るという共通する意味を持っているのですが、謝罪は罪を認めて謝ることに対して陳謝は事情を述べて謝るというのが明確な違いです。そのため、謝罪の方が広い範囲で使えます。

上記の「この度はご迷惑をお掛けしたことを謝罪いたします」を例に挙げてみます。罪を認めて謝っているので謝罪を使えるのですが、事情を述べて謝っているわけではないので陳謝という言葉は使えません。謝罪に理由を付けて謝っているのが陳謝ということを覚えておいてください。

陳謝と謝罪の英語表記の違い

陳謝も謝罪も英語にすると、謝ることを意味する「apology」となり、例えば上記の「この度はご迷惑をお掛けしたことを謝罪いたします」を英語にすると「We apologize for any inconvenience this time」となります。

陳謝の意味

陳謝とは

陳謝とは、事情を述べて謝ることを意味しています。

表現方法は「陳謝する」「陳謝申し上げます」「陳謝いたします」

「陳謝する」「陳謝申し上げます」「陳謝いたします」などが、陳謝を使った一般的な表現方法です。

陳謝の使い方

陳謝を使った分かりやすい例としては、「私の判断ミスにより今回の事故が起きたことを心より陳謝いたします」「今回の事態を深く受け止め、陳謝いたします」「システムの復旧と不具合の原因を調査しています、皆様にご迷惑をお掛けしたことを心から陳謝申し上げます」

陳謝という言葉は、ただ謝るだけではなく事情を述べて謝るということがとても重要です。そのため、「申し訳ございません」と一言で謝る場合は陳謝は使えません。

上記の「私の判断ミスにより今回の事故が起きたことを心より陳謝いたします」を例に挙げてみます。「私の判断ミスにより今回の事故が起きた」という事情を述べたことによって「陳謝」という言葉が使えるようになっています。

陳謝の類語

陳謝の類語・類義語としては、自分の非を認めて、相手の許しを願うことを意味する「詫びる」、事情などを説明してはっきりさせることを意味する「弁明」、謝罪の言葉を意味する「詫言」(読み方:わびごと)などがあります。

陳謝の陳の字を使った別の言葉としては、意見や考えを口頭で述べることを意味する「陳述」、意見や気持ちなどを文字に書き表すことを意味する「陳書」、実状を述べることを意味する「陳状」、事情を述べて訴えることを意味する「陳訴」などがあります。

その他にも、目上の人に実情や心情を述べることを意味する「陳情」、事情や理由を述べて弁解することを意味する「陳弁」、非公式に意見などを述べることを意味する「内陳」、面と向かって述べるを意味する「面陳」などがあります。

謝罪の意味

謝罪とは

謝罪とは、罪を認めて謝ることを意味しています。

表現方法は「謝罪を伝える」「謝罪を要求される」「謝罪を受け入れる」

「謝罪を伝える」「謝罪を要求される」「謝罪を受け入れる」などが、謝罪を使った一般的な言い回しです。

謝罪の使い方

謝罪を使った分かりやすい例としては、「部下の不手際を謝罪した」「今回の不祥事についての謝罪会見を行った」「パワハラの事実を認め深く謝罪しました」「謝罪できない人とはあまり仲良くなれない」などあります。

その他にも、「事実関係を認め心から謝罪申し上げます」「記者会見で社長が謝罪した」「明日取引先に謝罪に行く予定です」「私の不適切な発言によって皆様を不快にさせたことを謝罪いたします」などがあります。

謝罪という言葉は、罪を認めて謝ることを意味しているため一度は目にしたことがあるでしょう。「申し訳ございません」や「すみません」は謝罪言葉であり、日常生活やビジネスシーンなど幅広い範囲で使うことができます。

また、不祥事を起こした政治家や芸能人が開く謝罪会見や、企業が謝罪広告を掲載したなどという使い方もよく目にするはずです。

謝罪の類語

謝罪の類語・類義語としては、非を詫びる言葉を意味する「謝辞」、やむを得ない事情を説明して了解を求めることを意味する「言い訳」、恐れ謹むことを意味する「畏まり」(読み方:かしこまり)などがあります。

謝罪の罪の字を使った別の言葉としては、罪を犯した、悪いことをしたと思う気持ちを意味する「罪悪感」、法律や道徳に背いた行いのことを意味する「罪過」、問われている罪の具体的な事実を意味する「罪状」、罪を犯した人を意味する「罪人」などがあります。

陳謝の例文

1.この度は数々の不祥事を起こしてしまい深く陳謝いたします。
2.私どもの安全管理が徹底しておらず、ご迷惑をお掛けしたことを深く陳謝いたします。
3.今回の事故について、社長が事故の経緯を述べ心から陳謝いたしました。
4.私の監督不行き届きが今回の事件の原因です。ご迷惑をお掛けしたことを心より陳謝申し上げます。
5.不祥事を起こした代表は非礼を深く陳謝し、代表を辞任しました。

この言葉がよく使われる場面としては、事情を述べて謝っていることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文1から例文5のように、ただ謝っているだけではなく、謝罪に理由を付けて謝っている時に陳謝という言葉を使います。また、「陳謝いたします」や「陳謝申し上げます」という表現で使われることが多いです。

謝罪の例文

1.仕事で重大なミスを犯しため、取引先企業に謝罪に行くことになった。
2.謝罪するタイミングやスピードは重要なため、少しでも早く行うことが大切です。
3.メールやラインではなく直接会って謝罪するのが社会人としての基本だ。
4.皆様に多大なるご迷惑をお掛けしたことを謝罪いたします。
5.上司のようなプライドが高くて謝罪できない人にならないと心に誓った。

この言葉がよく使われる場面としては、罪を認めて謝ることを表現したい時などが挙げられます。

謝罪はとても幅広い範囲で使用可能なため、使いやすい言葉でしょう。例文4のような使い方は、謝罪会見などでよく見かけるはずです。また、例文5のように謝罪できない人は嫌われることが多いため、しっかりと謝罪できる人になってください。

謝罪と陳謝どちらを使うか迷った時には幅広い範囲で使える謝罪を使えば間違いありません。
また、陳謝という言葉を使う場合は、謝罪に理由や事情を述べて謝る時と覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター