【ロハス】と【エコ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ロハス」と「エコ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ロハス」と「エコ」という言葉は、「地球環境に配慮する生活様式」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ロハスとエコの違い

ロハスとエコの意味の違い

ロハスとエコの違いを分かりやすく言うと、ロハスは人間の健康維持を含む表現であり、エコは人間の健康維持を含まない表現であるという違いです。

ロハスとエコの使い方の違い

一つ目のロハスを使った分かりやすい例としては、「ロハス体験を親子ですることができるワークショップへと出掛けた」「ロハス食品を定期的に通販で頼んでいる」「有名なロハスカフェが近くにあるらしい」などがあります。

二つ目のエコを使った分かりやすい例としては、「夏はエコボトルを持参して飲み物を飲んでいる」「今ではエコバッグを忘れた場合のレジ袋にもお金が掛かるのが当たり前となった」「ランドスケープエコロジーは初めて聞いた言葉だ」などがあります。

ロハスとエコの使い分け方

ロハスとエコはどちらも、地球環境に配慮する生活様式を指す言葉ですが、語に含まれる意味が若干異なります。

ロハスは、健康で持続可能な社会を重視する生活様式を指す言葉です。また、自身の精神性の向上にも意欲的であることや、それを行動に起こしている人に対して使われています。

一方のエコは、人間生活と自然との調和を図るための環境にやさしい生活様式を指す言葉で、それを達成するための商品などにも用いられています。

つまり、ロハスは地球だけでなく健康にも意識を向ける生活様式を指し、エコは地球環境に絞って意識を向ける生活様式を指すという違いがあります。

ロハスとエコの英語表記の違い

ロハスを英語にすると「LOHAS」となり、例えば上記の「ロハス体験」を英語にすると「LOHAS experiences」となります。一方、エコを英語にすると「ecology」となり、例えば上記の「エコボトル」を英語にすると「ecology bottle」となります。

ロハスの意味

ロハスとは

ロハスとは、健康で持続可能な社会を重視する生活様式を意味しています。

ロハスの使い方

ロハスを使った分かりやすい例としては、「ロハススタイルを目指したいが気にし過ぎずに暮らしたい」「定期的にロハスフェスタが開催されているようだ」「SNSで見たロハスレストランのオススメメニューはどれも美味しそうだった」などがあります。

その他にも、「新居ではロハスインテリアにこだわってみたい」「ロハスな空間でゆっくり本を読むだけでストレス発散になりそうだ」「ロハスな食生活を送るために色々と調べている」「ロハスを突き詰めていけばダイエットにも良さそうだ」などがあります。

ロハスは英語で「LOHAS」と表記されますが、「Lifestyles Of Health And Sustainability」のそれぞれの語の頭文字をとって省略した言葉です。1990年後半にアメリカで生まれた用語です。

アメリカでは、環境や健康、精神性の向上に関心が高く、社会問題へ意識を持ち、実際に行動を起こす人々と定義されていますが、日本では健康と環境を重要視するライフスタイルや、健康や環境に関連する商品およびサービスの総称として使われています。

表現方法は「ロハススタイル」「ロハスレストラン」「ロハスインテリア」

上記例文の「ロハススタイル」「ロハスレストラン」「ロハスインテリア」などのように名称として使われることもあれば、「ロハスな空間」「ロハスな食生活」などのような使い方をすることもあります。

ロハスの対義語

ロハスの対義語・反対語としては、無駄に費やすことを意味する「浪費」があります。

ロハスの類語

ロハスの類語・類義語としては、環境に負荷をかけずより良くしていく持続可能な取り組みを意味する「サステナブル」、農薬や化学肥料を使わずに生産されたものや生産方法を意味する「オーガニック」などがあります。

エコの意味

エコとは

エコとは、人間生活と自然との調和を図るための環境にやさしい生活様式を意味しています。

その他にも、生態学や自然環境を意味する言葉として使われています。

表現方法は「エコ活動」「エコ生活」

「エコ活動」「エコ生活」などが、エコを使った一般的な言い回しです。

エコの使い方

「日用品や事務用品など様々なものにエコマークが付いている」「エコツーリズムで観光客に満足してもらえればそれが町おこしにもなる」「エコ活動はいつでも始められる」などの文中で使われているエコは、「環境にやさしい生活」の意味で使われています。

一方、「ジオエコロジーやジオエコツーリズムに興味がある」「ランドスケープエコロジーは森林の管理方法に大いに役立つだろう」「ヒューマンエコロジーは家政学とも呼ばれている」などの文中で使われているエコは、「生態学」の意味で使われています。

エコはエコロジーが省略された言葉で、英語で「ecology」と表記されます。「生態学」「自然環境」といった意味を持ちます。日本語でも同じように使われていますが、今日では環境にやさしいライフスタイルやそれを達成するための商品に対して使われます。

また、経済や節約といった意味を持つ「エコノミー」の略語でもあり、こちらの言葉として使われる場合は、エネルギー消費を抑えることや環境問題のために経済面からアプローチすることを表す時に使われています。

エコの対義語

エコの対義語・反対語としては、公害や自然破壊など環境の状態が悪化したり破壊される事態を意味する「環境破壊」があります。

エコの類語

エコの類語・類義語としては、自然環境や労働環境を意識した行動や生活様式を意味する「エシカル」、石油や電力、ガスなどのエネルギー消費を節約することを意味する「省エネ」、自然であることを意味する「ナチュラル」などがあります。

ロハスの例文

1.ロハスフェスタでは健康的な食事を持参した食器で楽しめたり、木材や布地などの素材をリユースするワークショップなどが開催される。
2.オーガニック食品を好んで食べている友人を誘ってロハスレストランへとやってきた。
3.せっかくロハススタイルを送るのであれば、都心から離れた場所でスローライフを送りつつ取り組んでみたいものだ。
4.ロハスフェスタに一度行ってみたいためマイボトルなどの必要な持ち物を揃えておかなければならない。
5.ロハスな暮らしを実現するには、環境に配慮することも大切だが、自分自身の健康を維持できるか否かも問題だ。
6.ゲームや動画に興じるのもいいが、ウォーキングをしたり野菜を育ててみたり、心を重視するロハスな生き方をしてみたいと思うようになった。
7.週末は、オーガニック野菜を使った料理教室に参加して、ロハスなランチ作りに挑戦してみるつもりです。
8.省エネ家電に買い替え、ロハスな暮らしを実践するなんて言ったところで、夫は納得してくれません。
9.上司の週末は別荘のウッドデッキで読書を楽しみ、ロハスな時間を過ごしているそうで、とても羨ましく思います。
10.上京したら、ロハスなカフェで、オーガニックコーヒーを味わいながら読書するのが、ずっと憧れでした。

この言葉がよく使われる場面としては、健康で持続可能な社会を重視する生活様式を意味する時などが挙げられます。

どの例文のロハスも、環境だけでなく人間の健康も重要視しているという特徴があります。

エコの例文

1.エコ活動として家庭で取り組めることも多く、リサイクルやゴミの分別はもちろん、冷蔵庫に物の詰め込み過ぎないなどもある。
2.最近では旦那も常日頃からエコバッグを持ち歩くようになってくれたこともあり、家に予備のエコバッグがいくつかある。
3.エコアクションは個人ではなく事業者らに対して環境へ配慮した取り組みを積極的に行ってもらうための政策だ。
4.地形と生態系にフォーカスしたジオエコロジーという学問は、この世界の生態系を守るのに重要と言えると思う。
5.ヒューマンエコロジーは様々な学問とかかわりを持つため、人間と環境のためにもより掘り下げられるべき学問だ。
6.娘の学校で、普段行っているエコな取り組みについて宿題が出たそうで、エコバッグ、リサイクル、ほかに何かないかなと書き出していた。
7.うちのばあちゃんはエコという言葉は知らないが、生活の中で自然とエコを実践しているのである。
8.環境のためというと大げさだが、マイボトルを持ち歩き、ペットボトルのゴミを減らすエコな習慣を心掛けることはできるはずだ。
9.エコのために、過剰包装を避けて、シンプルな包装の商品を選ぶ。必要最低限の包装で済む商品を選び、ゴミを減らします。
10.単に観光客を呼び込むだけではなく、エコツーリズムで、より自然と調和してもらうことができればそれが町おこしにもなる。

この言葉がよく使われる場面としては、人間生活と自然との調和を図るための環境にやさしい生活様式を意味する時などが挙げられます。

例文4や例文5のように、生態学や自然環境を意味する言葉としても使われています。

ロハスとエコは、どちらも「地球環境に配慮する生活様式」を表します。どちらを使うか迷った場合は、人間の健康維持を含む場合は「ロハス」を、人間の健康維持を含まない場合は「エコ」を使うと覚えておけば間違いありません。

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