【忙しさにかまけて】と【暇にかまけて】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「忙しさにかまけて」(読み方:いそがしさにかまけて)と「暇にかまけて」(読み方:ひまにかまけて)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「忙しさにかまけて」と「暇にかまけて」という言葉は、どちらも時間がないことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「忙しさにかまけて」と「暇にかまけて」の違い

「忙しさにかまけて」と「暇にかまけて」の意味の違い

「忙しさにかまけて」と「暇にかまけて」の違いを分かりやすく言うと、「忙しさにかまけて」とは忙しくて時間がないこと、「暇にかまけて」は暇で他の物事に対して熱中して時間がないことという違いです。

「忙しさにかまけて」と「暇にかまけて」の使い方の違い

一つ目の「忙しさにかまけて」を使った分かりやすい例としては、「忙しさにかまけて連絡が遅くなり申し訳ございません」「忙しさにかまけて子供たちと遊ぶ暇がありませんでした」「忙しさにかまけて育児をないがしろにするのは良くないです」などがあります。

二つ目の「暇にかまけて」を使った分かりやすい例としては、「暇にかまけて気のすむまで調べることにしました」「暇にかまけて新しいことに手を出し始める」「暇にかまけて動画配信サービスでアニメを観ることにしました」などがあります。

「忙しさにかまけて」と「暇にかまけて」の使い分け方

「忙しさにかけまて」と「暇にかまけて」はどちらも似た言葉ですが、意味は異なった言葉なので間違えないように注意しましょう。

「忙しさにかまけて」は忙しさのせいで他のことをがおざなりにすることを意味しており、忙しさが原因で、他のことがいい加減になってしまっている場合に使う言葉です。

一方、「暇にかまけて」は暇があることを良いことを多くの時間を費やすことを意味しており、自由な時間がたくさんあることをいいことに、とある物事に対して莫大な時間を使用する場合に使う言葉になります。

また、「忙しさにかまけて」は忙しくて時間がない場合に使い、「暇にかまけて」は暇で他の物事に対して熱中して時間がない場合に使うと覚えておけばいいでしょう。

「忙しさにかまけて」と「暇にかまけて」の英語表記の違い

「忙しさにかまけて」も「暇にかまけて」も直訳した英語表現はありませんが、近い表現として「too busy to」「so busy that」「occupied with」などがあります。

「忙しさにかまけて」の意味

「忙しさにかまけて」とは

「忙しさにかまけて」とは、忙しさのせいで他のことをがおざなりにすることを意味しています。

「忙しさにかまけて」の漢字表記

「忙しさにかまけて」を漢字にすると、「忙しさに感けて」と表記するこができますが、あまり一般的ではありません。余程の理由がない限り、ひらがなの「忙しさにかまけて」を使うようにしましょう。

「忙しさにかまけて」の使い方

「忙しさにかまけて」を使った分かりやすい例としては、「忙しさにかまけて予定をドタキャンしてしまいました」「忙しさにかまけて周囲の人に当たってしまったので反省しています」「忙しさにかまけて彼女の誕生日を忘れてしまいました」などがあります。

「忙しさにかまけて」は多くの用事に追われて暇がないことを意味する「忙しい」に、あることに気を取られ、他のことをなおざりにすることを意味する「かまける」が合わさり、忙しさのせいで他のことをがおざなりにすることの意味で使われている言葉です。

「忙しさにかまけて」はマナイナスなイメージを伴っている

「忙しさにかまけて」は忙しいあまり他のことが疎かになっている場合に使うので、基本的にマイナスなイメージを伴っています。

「忙しさにかまけて」を誤用だと主張する人もいると思いますが、誤用ではなく正しい日本語になります。ただし、クドい表現には変わりないので、シンプルに表現したいのであれば「忙しくて」を使うのがいいでしょう。

「忙しさにかまけて」の類語

「忙しさにかまけて」の類語・類義語としては、 仕事や用件が一時に多く重なることを意味する「立て込む」、あってもないもののように軽んじることを意味する「ないがしろ」などがあります。

「暇にかまけて」の意味

「暇にかまけて」とは

「暇にかまけて」とは、暇があることを良いことを多くの時間を費やすことを意味しています。

「暇にかまけて」の漢字表記

「暇にかまけて」を漢字にすると、「暇に感けて」と表記することができますが、あまり一般的ではありません。余程の理由がない限り、ひらがなの「暇にかまけて」を使うようにしましょう。

「暇にかまけて」の使い方

「暇にかまけて」を使った分かりやすい例としては、「暇にかまけてドラマを鑑賞する」「暇にかまけて小説を書き始めることにしました」「暇にかまけてゲームをしているので一人でも全然辛くありません」などがあります。

「暇にかまけて」は自由に使える時間のことを意味する「暇」に、あることに気を取られて他のことをなおざりにする「かまける」が合わさり、暇があることを良いことを多くの時間を費やすことの意味で使われている言葉です。

「暇にかまけて」は正しい日本語

「暇にかまけて」は矛盾した言葉を組み合わせているので誤用ではないかと思う人もいるかもしれませんが、誤用ではなく正しい日本語になります。

なぜなら、「暇にかまけて」は自由に使える時間があるので、何か物事に熱中してその結果、時間がなくなった場合に使う言葉だからです。

「暇にかまけて」は日常生活や雑談で使われている

また、「暇にかまけて」はビジネスシーンではあまり使われることはなく、どちらかというと日常会話や雑談などにおいて使用されていると覚えてきましょう。

「暇にかまけて」の類語

「暇にかまけて」の類語・類義語としては、暇があるため多くの時間を費やすことを意味する「暇に飽かす」があります。

「忙しさにかまけて」の例文

1.忙しさにかまけて家族との時間をないがしろにしたので、奥さんから離婚届を渡されました。
2.忙しさにかまけて部屋の掃除をしていなったら、ゴミ屋敷みたいになってしまいました。
3.忙しさにかまけて旅行の準備が全くできていませんでした。
4.忙しさにかまけて育児をないがしろにしたら、妻が実家に帰ってしまいました。
5.忙しさにかまけて勉強をサボっていたら、試験に落ちてしまいました。
6.仕事の忙しさにかまけて、大切なアポイントメントをすっかり失念し、相手に迷惑をかけてしまった。
7.忙しさにかまけて、料理をせずに外食ばかりしていたら、食費がかさんでしまったので、節約を考えています。
8.忙しさにかまけて、デートをサボってしまったことが原因で、パートナーから別れを告げられてしまいました。
9.同僚は日々の忙しさにかまけて、ストレスを溜め込んでしまい、精神的に病んでしまいました。
10.さすがの私も、忙しさにかまけて君の誕生日を忘れてしまっていたなんて口が裂けても言えない。

この言葉がよく使われる場面としては、忙しさのせいで他のことをがおざなりにすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「忙しさにかまけて」はマイナスなイメージで使われることが多い言葉です。

「暇にかまけて」の例文

1.暇にかまけて書いていた漫画が出版社の目に留まり、今度連載させていただけることになりました。
2.暇にかまけて英語のCDをたくさん聞いていたら、少しだけ英語が喋れるようになりました。
3.漁師引退後は暇にかまけて、昼間から仲間たちと街で飲み歩いています。
4.暇にかまけて絵を描いていたので、色んな人に見てもらうために、個展を開催することにしました。
5.気になっていることについて、暇にかまけて徹底的に調べ尽すことにしました。
6.テレビでイソギンチャクのニュースをやっていたので、暇にかまけて気のすむまで調べることにしました。
7.最近は暇にかまけて、思い立ったら気ままにピアノの練習をしているので、弾き語りの実力が少しずつ上がってきました。
8.暇にかまけて、ずっと家で動画配信サービスを見続けていたら、目が疲れてきてしまいました。
9.暇にかまけて新しいスマートフォンのアプリをダウンロードして遊んでいたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
10.会社を辞めてから暇にかまけて部屋の片づけをしてをしていたらお宝グッズがいくつも出てきて臨時収入になった。

この言葉がよく使われる場面としては、暇があることを良いことを多くの時間を費やすことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「暇にかまけて」は他のことに熱中して時間がない場合に使う言葉です。

「忙しさにかまけて」と「暇にかまけて」はどちらも時間がないことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、忙しくて時間がないことを表現したい時は「忙しさにかまけて」、暇で他の物事に対して熱中して時間がないことを表現したい時は「暇にかまけて」を使うと覚えておきましょう。

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