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【リッチ】と【セレブ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「リッチ」と「セレブ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「リッチ」と「セレブ」という言葉は、「裕福な人」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




リッチとセレブの違い

リッチとセレブの意味の違い

リッチとセレブの違いを分かりやすく言うと、リッチは金銭的に豊かな人を表現する時に使い、セレブは大衆に認知されている人を表現する時に使うという違いです。

リッチとセレブの使い方の違い

一つ目のリッチを使った分かりやすい例としては、「リッチな生活を夢見て宝くじを買ってみた」「ミルクのリッチさが引き立つアイスはまた食べたいと思えた」「リッチなコンテンツ量に圧倒されながらもゲームを楽しんだ」などがあります。

二つ目のセレブを使った分かりやすい例としては、「セレブのような扱いを受けるほど有名ではない」「セレブだからといって金銭的に余裕があるわけではない」「同僚が隠れセレブだなんて気が付かなかった」などがあります。

リッチとセレブの使い分け方

リッチとセレブはどちらも、裕福な人を表す言葉ですが、意味合いが若干異なります。

リッチは、金銭的かつ物質的に恵まれている様子を指す言葉です。また、内容が充実している様子を表す言葉としても使われています。

一方のセレブは、著名人や有名人を指す言葉です。この意味が転じて、リッチと同じように金銭的に裕福な人を表す言葉としても使われるようになりました。

つまり、リッチは金銭的に豊かな人を表し、セレブは大衆に認知されている人を表すという違いがあります。必ずしもリッチだからセレブであるとも、セレブだからリッチであるとも言えません。

リッチとセレブの英語表記の違い

リッチを英語にすると「rich」となり、例えば上記の「リッチな生活」を英語にすると「a rich living」となります。

一方、セレブを英語にすると「celebrity」となり、例えば上記の「セレブのような扱いを受ける」を英語にすると「be treated like a celebrity」となります。

リッチの意味

リッチとは

リッチとは、裕福である様子を意味しています。

その他にも、感情や味わいなどの抽象的なものが豊かである様子や、濃度や栄養価が高い様子を表す言葉として使われています。

リッチの使い方

「彼のようなリッチな人はきっと女性にモテる」「港区にはリッチな生活を送る人が多いと思っている」「リッチな叔母はアフタヌーンティーへと出掛けるのが趣味らしい」などの文中で使われているリッチは、「裕福である様子」の意味で使われています。

一方、「リッチテキスト形式のメールの方が個人的に見やすい」「リッチな味わいの中に少しの苦味を感じる」「幼少期のキャンプはリッチな体験だったと言える」などの文中で使われているリッチは、「豊かである様子」の意味で使われています。

リッチは英語で「rich」と表記され、「金持ちの」「豊かな」「よく肥えた」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われており、英語同様に味わいや色などの物理的に存在するわけではないものに対しても使われています。

「リッチテキスト形式」の意味

上記例文の「リッチテキスト形式」とは、メールの作成などにおいて、文字のサイズ、フォント、色、画像の配置などレイアウトに関する情報を付加した形式を指す言葉で、色彩豊かなメールを送ることが可能です。

リッチの対義語

リッチの対義語・反対語としては、淡泊であっさりした様子を意味する「プレーン」、あまり手の加えられていない自然のままに近い状態を意味する「素朴」があります。

リッチの類語

リッチの類語・類義語としては、非常に多くの金銭や財産を持っている人を意味する「億万長者」、金持ちや財産家を意味する「ブルジョア」、資産や費用を出してくれるような金持ちを意味する「金穴」(読み方:きんけつ)などがあります。

セレブの意味

セレブとは

セレブとは、著名人や有名人を意味しています。

その他にも、優雅な富裕層や高級である様子を意味する言葉として使われています。

セレブの使い方

「ハリウッドセレブは日本に家を買うことが多いと聞いた」「海外セレブのゴシップのようにどこの国でもゴシップを好む人が一定数いる」「セレブのお忍び旅行に注目が集まった」などの文中で使われているセレブは、「著名人」の意味で使われています。

一方、「セレブ生活を夢見て玉の輿に乗ることを狙うのは難しい」「隠れセレブの友人は普段から華美な服装ではない」「セレブな家庭に生まれた人は習い事をしているイメージだ」などの文中で使われているセレブは、「富裕層」の意味で使われています。

セレブは英語で「celebrity」と表記され、「名声」「高名」「有名人」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように「セレブリティ」という語が使われていますが、これを省略した形が「セレブ」です。

本来は著名人や有名人を指す言葉ですが、この意味が転じて有名人や著名人のような様子や状態を表すようになり、「派手な暮らしをする人」「金銭に余裕がある人」を直接表す和製英語となりました。そのため、英語圏でセレブという言葉を使うことはできません。

セレブの対義語

セレブの対義語・反対語としては、世間に名が知られていないことを意味する「無名」、財産や収入が少なくて生活が苦しいことを意味する「貧乏」があります。

セレブの類語

セレブの類語・類義語としては、名前を知られていることを意味する「名代」(読み方:なだい)、芸能人やスポーツ選手など際立った人気者を意味する「スター」、急に金持ちになった人を意味する「成金」などがあります。

リッチの例文

1.今日はリッチなお弁当を持参して職場で食べることにしたため朝から気分よく出勤した。
2.リッチな生活を送っている友人は金銭だけでなく環境にも恵まれており、周囲の人に素直な気持ちで手を差し伸べていた。
3.お金の使い方が超リッチだと言われたが、こだわりたいものにはお金を掛けて長く使える方が良いと思っている。
4.他の常時発売の商品とは異なり、限定品ともあって非常にリッチな味わいを楽しむことができると評判だった。
5.リッチインターネットアプリケーションはウェブ開発にて使われる言葉で、RIAとも呼ばれている。

この言葉がよく使われる場面としては、裕福である様子を意味する時などが挙げられます。

例文4や例文5のように、抽象的なものが豊かである様子や、濃度や栄養価が高い様子を表す言葉としても使われています。

セレブの例文

1.海外セレブに関するニュースが映画情報と一緒に伝えられていた。
2.大物セレブらが日本にやってくるというニュースを見てから、有名な観光地を訪れているなら一目見れるのではないかと思ってしまう。
3.テレビでセレブ生活に関する特集をやっており、宝くじが当たれば自分にも実現可能だろうかと現実逃避をしてしまう。
4.セレブの定義は明確ではないものの年収が2000万以上であると言われることが多いらしい。
5.月収が100万を超えている旦那を持つセレブ女性でも、現状幸せではないとこぼしていた。

この言葉がよく使われる場面としては、著名人や有名人を意味する時などが挙げられます。

例文3から例文5のように、優雅な富裕層や高級である様子を意味する言葉としても使われています。

リッチとセレブは、どちらも「裕福な人」を表します。どちらを使うか迷った場合は、金銭的に豊かな人を表す場合は「リッチ」を、大衆に認知されている人を表す場合は「セレブ」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
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