【ハイブリッド】と【ミックス】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ハイブリッド」と「ミックス」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ハイブリッド」と「ミックス」という言葉は、「複合や組み合わせた結果できたもの」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ハイブリッドとミックスの違い

ハイブリットとミックスの意味の違い

ハイブリッドとミックスの違いを分かりやすく言うと、ハイブリッドはミックスより良い性質を持ったものを表現する時に使うという違いです。

ハイブリットとミックスの使い方の違い

一つ目のハイブリッドを使った分かりやすい例としては、「ハイブリッド車は電気とガソリンで動く車だ」「ハイブリッドガラスはスマホの保護に使われていることが多い」「ハイブリッドな人になれるよう様々な知識や技芸を身に付けたい」などがあります。

二つ目のミックスを使った分かりやすい例としては、「ホットケーキミックスはホットケーキ以外を作る場合にも使われる」「黄色とオレンジをミックスしたような色が思いの外気に入った」「男女ミックスの試合はハラハラする」などがあります。

ハイブリットとミックスの使い分け方

ハイブリッドとミックスはどちらも、複合や組み合わせた結果できたものを表す言葉ですが、使い方が若干異なります。

ハイブリッドは、異質のものの混合物を表す言葉で、上記例文の「ハイブリッド車」「ハイブリッドガラス」などのように製品に多く用いられます。また、人に対して使われる場合には、複数の分野にて活躍する様子やその人を意味します。

一方のミックスは、混ぜ合わせることや混ぜたものを表す言葉で、上記例文の「ホットケーキミックス」「ミックスしたような色」などのように名称や動詞として使われています。また、男女混合である様子やそのグループに対しても使われています。

つまり、ハイブリッドは組み合わせた結果がミックスよりも良い性質となる場合に使うという違いがあります。ただし、動物に対して用いる場合には、どちらも雑種と言い換えられるため大きな違いとはされていません。

ハイブリットとミックスの英語表記の違い

ハイブリッドを英語にすると「hybrid」となり、例えば上記の「ハイブリッド車」を英語にすると「a hybrid car」となります。一方、ミックスを英語にすると「mix」となり、例えば上記の「ホットケーキミックス」を英語にすると「pancake mix」となります。

ハイブリッドの意味

ハイブリットとは

ハイブリッドとは、異質のものの混合物を意味しています。

その他にも、文武両道、複数の分野において秀でた能力を持っていることを意味する言葉として使われています。

表現方法は「ハイブリット開催」「ハイブリット車」

「ハイブリット開催」「ハイブリット車」などが、ハイブリットを使った一般的な言い回しです。

ハイブリットの使い方

「ハイブリッドドッグが何と何の掛け合わせなのかを考えるのは面白い」「ハイブリッドカーの購入を検討している」「新しいグラウンドにはハイブリッド芝が導入された」などの文中で使われているハイブリッドは、「混合物や混合種」の意味で使われています。

一方、「会社員の傍らイラストレーター業に勤しむハイブリッドワーカーである」「ハイブリッドな人材を募集しているのだろうが、なかなか応募が来ないようだ」などの文中で使われているハイブリッドは、「複数の分野で活躍する様子」の意味で使われています。

ハイブリッドは英語で「hybrid」と表記され、「雑種」「あいのこ」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われ、まれに「ハイブリット」と表記されることもありますが、ハイブリッドの誤記とされています。

ハイブリットの語源

豚とイノシシから生まれた子孫を意味するラテン語の「hybrida」が語源となっており、「ハイブリッドドッグ」のように使われていますが、「ハイブリッドカー」「ハイブリッド芝」などのように製作物などにも用いられるようになりました。

また、17世紀初頭には「自由人と奴隷の間に生まれた人」に対して使われていましたが、今日では複数の分野で活躍する人や、文武両道な人に対して使われています。

ハイブリットの対義語

ハイブリッドの対義語・反対語としては、純血種、血筋や家柄の良い人を意味する「サラブレッド」があります。

ハイブリットの類語

ハイブリッドの類語・類義語としては、異なった品種のものを混ぜ合わせることを意味する「ブレンド」、人種の違う父母の間に生まれた人を意味する「ハーフ」、全体の中から良い部分だけを取り出すことを意味する「いいとこ取り」などがあります。

ミックスの意味

ミックスとは

ミックスとは、混ぜ合わせることや混ぜたものを意味しています。

その他にも、男女混合のグループを意味する言葉として使われています。

ミックスの使い方

「ミックスペーパーも分別する」「曲のミックスをする時エフェクトに頼りすぎないようにしたい」「ミックス粉があれば子どもでも簡単にお好み焼きが作れる」などの文中で使われているミックスは、「混ぜ合わせることや混ぜたもの」の意味で使われています。

一方、「球技のミックスは力の差があり不平等のように思う」「卓球のミックスにエントリーすることになった」「バドミントンのミックス交流会が行われるそうだ」などの文中で使われているミックスは、「男女グループ」の意味で使われています。

ミックスは英語で「mix」と表記され、「混ぜる」「混合する」「色々な材料を混ぜてある料理の素」といった意味を持つ言葉です。「混合物」を表す場合は「mixture」が用いられますが、日本語ではどちらの場合でもミックスという言葉が用いられています。

「ミックスペーパー」の意味

上記例文の「ミックスペーパー」とは、新聞紙、雑誌、段ボール、紙パックといった資源回収物ではない紙を指す言葉で、水に溶ける性質を持っています。リサイクルを行い再び紙として生成するため、汚れている紙はミックスペーパーとして扱われません。

また、上記例文の「球技のミックス」「卓球のミックス」などのように、スポーツにおいては男女混合の一組を指す言葉として使われることもあります。

ミックスの対義語

ミックスの対義語・反対語としては、混じりけのない様子を意味する「ピュア」があります。

ミックスの類語

ミックスの類語・類義語としては、融合することを意味する「フュージョン」、二つ以上のものが結合して一つになることを意味する「合成」、様々な種類のものが一か所に入り混じって存在することを意味する「雑居」などがあります。

ハイブリッドの例文

1.ハイブリッド車は純粋な電気自動車とは異なり、事前に充電をする必要はないそうだ。
2.シマウマと別の種類のウマのハイブリッドはゼブロイドという総称がつけられるほどには繁殖している。
3.ハイブリッド開催の説明会は田舎に住んでいる自分としては好都合であり、積極的に参加していきたいと思っている。
4.ハイブリッドな人材はグローバルに活躍することが大前提として語られているように思う。
5.本業と副業を持つ母親はいわゆるハイブリッドワーカーと呼ばれているようだ。

この言葉がよく使われる場面としては、異質のものの混合物を意味する時などが挙げられます。

例文3の「ハイブリッド開催」とは、説明会などの催しを会場で行うだけでなく、オンライン上でも参加できるよう開催する方式を指す言葉です。

また、例文4や例文5のように、人間に対して使う場合、文武両道である様子や、複数の分野などで活躍する人を表す言葉としても使われています。

ミックスの例文

1.冷凍のミックスベジタブルはハンバーグに添えたり、スープの具材として使ったりと多くの場面で役に立ってくれる。
2.ミックスジュースは作られる地域によって特徴が異なる上、使われている素材の良さも異なるため各地で飲んでみたい。
3.好きな作家の作風と自身の作風をミックスして作品を生み出そうとしたがなかなか上手くいかずに悩んでいる。
4.ゴルフにもミックスペア戦たるものがあるそうで、夫婦で参加してみても面白いかもしれないと思った。
5.ボウリングだけは球技でもどうしても苦手なため、ミックスダブルスに誘われても応援することしかできなかった。

この言葉がよく使われる場面としては、混ぜ合わせることや混ぜたものを意味する時などが挙げられます。

例文4や例文5のミックスは、男女混合の一組を表す言葉として使われています。

ハイブリッドとミックスは、どちらも「複合や組み合わせた結果できたもの」を表します。どちらを使うか迷った場合は、「ミックス」よりも良い性質を持ったものを表す場合は「ハイブリッド」を使うと覚えておけば間違いありません。

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