【出来る】と【できる】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「できる」という読み方の「出来る」と「できる」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「出来る」と「できる」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「出来る」と「できる」の違い

「出来る」と「できる」の意味の違い

「出来る」と「できる」の違いを分かりやすく言うと、「出来る」は公用文で使えない、「できる」は公用文でも使えるという違いです。

「出来る」と「できる」の使い方の違い

一つ目の「出来る」を使った分かりやすい例としては、「そんな難しいことも出来るのですか」「あなたはそれを食べることが出来る」「彼女はスノーボードが出来る」「出来るだけ早く来てください」「私は勉強が出来る」などがあります。

二つ目の「できる」を使った分かりやすい例としては、「駅の近くに新しいお店ができるらいしい」「彼は仕事ができる人です」「大雨が降ったので水溜まりができる」「近くにショッピングモールができる」「バターは牛乳からできる」などがあります。

「出来る」と「できる」の使い分け方

「出来る」と「できる」はどちらも物事がある状態に達することを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

平成22年に提示された各行政機関作成の公用文における漢字使用に関する「常用漢字表」において、「できる」はひらがなで使うと定義されました。

したがって、「出来る」は公用文では使えないのに対して、「できる」は公用文で使えるというのが違いになります。

そのため、一般的にもひらがなの「できる」の方を使うのが浸透していると覚えておきましょう。

「出来る」と「できる」の英語表記の違い

「出来る」も「できる」も英語にすると「finished」「ready」「made」「grow」「born」「come into existence」「form」となり、例えば上記の「バターは牛乳からできる」を英語にすると「Butter is made from milk」となります。

「出来る」の意味

「出来る」とは

「出来る」とは、今までなかった物事が作られて存在することを意味しています。

「出来る」の使い方

「出来る」を使った分かりやすい例としては、「時間が取れたので試験勉強がやっと出来る」「それなら私にも出来る」「出来るだけ詳しく説明してください」「彼は料理をすることが出来る」「彼女はよく出来る生徒です」などがあります。

「出来る」はとても複数の意味を持つ言葉で、上記の今までなかった物事が作られて存在することの他にも、作物などが作られること、 建物や組織などが新しく作られること、まとまったものに作り上げられること、作りや構造がそのようであることの意味でも使われています。

その他にも、結果がそうするように生まれつくこと、人格や能力などが優れていること、恋愛関係になること、それをする能力や可能性があることなどの意味でも使うことが可能です。

「出来る」の注意点

「出来る」を使う上で注意しなければならないのは、公用文において使えないという点です。なぜなら、平成22年に提示された各行政機関作成の公用文における漢字使用に関する「常用漢字表」において、「できる」はひらがなで使うと定義されているからです。

また、公用文で使うことができない影響もあり、「出来る」という表記自体あまり一般的に使われていないと覚えておきましょう。

「出来る」の類語

「出来る」の類語・類義語としては、完成することを意味する「出来上がる」、いくつかの要素が組み合わさって出来上がることを意味する「成り立つ」などがあります。

「できる」の意味

「できる」とは

「できる」とは、今までなかった物事が作られて存在することを意味しています。

「できる」の使い方

「できる」を使った分かりやすい例としては、「殴り合いの喧嘩をしたので顔に痣ができる」「来年新校舎ができる」「彼女は料理ができる人です」「甘いものをたくさん食べたので顔にニキビができる」「彼の意見には合意できる」などがあります。

「できる」はとても複数の意味を持つ言葉で、上記の今までなかった物事が作られて存在することの他にも、作物などが作られること、 建物や組織などが新しく作られること、まとまったものに作り上げられること、作りや構造がそのようであることの意味でも使われています。

その他にも、結果がそうするように生まれつくこと、人格や能力などが優れていること、恋愛関係になること、それをする能力や可能性があることなどの意味でも使うことが可能です。

「できる」は様々な場面で使える

「できる」は動詞や副詞として使う言葉で、日常生活やビジネスシーンなど、様々な場面において使うことができます。

また、平成22年に提示された各行政機関作成の公用文における漢字使用に関する「常用漢字表」において「できる」はひらがなで記載すると表記されているので、公用文においても使うことが可能です。

そのため、公用文以外においても、ひらがなの「できる」を使うのが一般的になっていると覚えておきましょう。

「できる」の類語

「できる」の類語・類義語としては、ある動作を行うことが可能であることを意味する「られる」、作っていたものが完成することを意味する「仕上がる」、実現することを意味する「成る」などがあります。

「出来る」の例文

1.近くに新しい焼き肉屋さんが出来るので、一緒に行く約束をしました。
2.彼女はスケートが出来るので、今度教えてもらうことにしました。
3.ここに空港が出来るという話があったが、近隣住民が反対したので建設が中止になりました。
4.彼は平気で嘘をつくことが出来る人間なので、あまり信用しない方がいいだろう。
5.覚えている範囲で構いませんので、今日の事件のことを出来るだけ詳しくお話ください。

この言葉がよく使われる場面としては、今までなかった物事が作られて存在することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「出来る」は公用文では使うことができない表現です。

「できる」の例文

1.ゴールデンウィークはどこもホテルが埋まるので、できるだけ早く予約しなければいけません。
2.ここはのんびりできるので、私のお気に入りスポットの一つです。
3.できるだけ早く迎えに行くので、もう少し待っててください。
4.近所にアウトレットができると聞いたので、この町も少しは賑やかになるだろう。
5.彼は仕事ができるので、このままいけば出世すると思います。

この言葉がよく使われる場面としては、今までなかった物事が作られて存在することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「できる」は公用文でも使うことができる言葉です。

「出来る」と「できる」はどちらも物事がある状態に達することを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、公用文で使えないのが「出来る」、公用文でも使えるのが「できる」と覚えておきましょう。

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