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【前置き】と【前書き】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「前置き」(読み方:まえおき)と「前書き」(読み方:まえがき)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「前置き」と「前書き」という言葉は、どちらも本題に入る前のお話のことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「前置き」と「前書き」の違い

「前置き」と「前書き」の意味の違い

「前置き」と「前書き」の違いを分かりやすく言うと、「前置き」は文章と会話どちらでも使える、「前書き」は文章でしか使えないという違いです。

「前置き」と「前書き」の使い方の違い

一つ目の「前置き」を使った分かりやすい例としては、「事情を前置きしてから話を始めることにしました」「前置きが長くなって申し訳ないね」「彼女は前置きの言葉を少々述べました」「前置きは抜きでお願いします」などがあります。

二つ目の「前書き」を使った分かりやすい例としては、「前書きはお客さんに本を買ってもらうために書くことが多いです」「前書きはその本の大まかな内容を書くのがいいだろう」「この本は前書きに心を引かれたので購入しました」などがあります。

「前置き」と「前書き」の使い分け方

「前置き」と「前書き」はどちらも本題に入る前のお話のことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「前置き」は文章や談話などで本題に入る前に述べることを意味しており、文章と会話のどちらでも使うことができる言葉になります。

一方、「前書き」は本文に入る前に簡単に書き添えることを意味しており、文章でしか使えないというのが違いです。

「前置き」と「前書き」の英語表記の違い

「前置き」も「前書き」も英語にすると「preface」「introduction」となり、例えば上記の「彼女は前置きに冗談を言ってから講演を始めた」を英語にすると「She prefaced her lecture with a joke.」となります。

「前置き」の意味

「前置き」とは

「前置き」とは、文章や談話などで本題に入る前に述べることを意味しています。

「前置き」の読み方

「前置き」の読み方は「まえおき」です。誤って「ぜんおき」などと読まないようにしましょう。

「前置き」の使い方

「前置き」を使った分かりやすい例としては、「どうしても言いたいことがあったので前置きが長くなってしまいました」「部長はいつも前置きが長いので苦手です」「前置きはいいので要点を言って欲しいです」「彼女は前置きとして少し話しました」などがあります。

「前置き」は文章や談話などで本題に入る前に述べることを意味する名詞です。また、文章と会話のどちらでも使うことができます。

「前置き」のメリットとデメリット

「前置き」のメリットとしては、いきなり本題に入るわけではないので、聞いている人たちの注意を集めて、集中するように働きかけられるという点です。そのため、話の本質を理解してもらいたい場合にはとても便利な言葉です。

「前置き」のデメリットとしては、長くなったりしてしまうと、聞いている側に嫌になる可能性があるという点になります。

そのため、「前置き」をする際には長くならないよう注意が必要です。

「前置き」の類語

「前置き」の類語・類義語としては、文章や談話のはじめの部分のことを意味する「冒頭」、論文などで本論への導入部分として最初に述べられる論説のことを意味する「序論」、 本題へ導入するための部分のことを意味する「導入部」などがあります。

「前書き」の意味

「前書き」とは

「前書き」とは、本文に入る前に簡単に書き添えることを意味しています。

「前書き」の読み方

「前書き」の読み方は「まえがき」です。誤って「ぜんがき」「まえかき」などと読まないようにしましょう。

「前書き」の使い方

「前書き」を使った分かりやすい例としては、「長い間作家をやっているが前書きがとても苦手です」「この本を購入した理由は前書きが良かったからです」「卒論の前書きの部分がやっと終わりました」「前書きの書き方が実はよく分かっていません」などがあります。

「前書き」は本文に入る前に簡単に書き添えることを意味する名詞です。また、「前書き」は文章でのみ使う言葉なので、会話などでは使うことはできないと覚えておきましょう。

「前書き」はその本を初めて手に取った読者に、どんなことが書いてあるのか伝えることです。したがって、前書きの完成度によって、その本の売り上げが左右するとも言われています。

「前書き」を書く上で意識したいこと

では「前書き」を書く上で意識したいことをいくつか挙げると、一つ目は何をテーマとした本か、二つ目は誰に向けて書いたものか、三つ目はこの本を通じて何を訴えたいのかになると覚えておきましょう。

「前書き」の対義語

「前書き」の対義語・反対語としては、手紙や文章や著書などの終わりに書き添える言葉のことを意味する「後書」があります。

「前書き」の類語

「前書き」の類語・類義語としては、書物の初めに著作や出版の趣旨などを書き記した文章のことを意味する「序文」、書物や文章の序文のことを意味する「端書き」、小説や論文などの本題に入る前に前置きとして置かれた文章のことを意味する「序章」などがあります。

「前置き」の例文

1.校長先生はいつも前置きが長いので、生徒達にとってはとても苦痛の時間です。
2.この小説は前置きが長すぎて、途中で読むのを辞めてしまいました。
3.前置きがだいぶ長くなって申し訳ないが、これから本題に入ろうと思います。
4.プレゼンや会議で説明をする際は、分かりやすい前置きがとても大切だと思っています。
5.彼は前置きが長すぎて、本当に言いたいことを理解することができませんでした。

この言葉がよく使われる場面としては、文章や談話などで本題に入る前に述べることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「前置き」は文章と会話どちらでも使える言葉です。

「前書き」の例文

1.アンケートの回収率を上げるには、前書きをしっかりするのがいいと言われています。
2.この本が売れた一番の理由は、前書きがとても良かったかららしいです。
3.前書きに何を書いていいか全く分からなかったので、編集者の方に相談することにしました。
4.短いレポートには前書きが必要ないみたいなので、気軽に書くことができます。
5.私が本を購入する際に注目しているのが、前書きにどんなことが書かれているかです。

この言葉がよく使われる場面としては、本文に入る前に簡単に書き添えることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「前書き」は文章でしか使えない言葉です。

「前置き」と「前書き」はどちらも本題に入る前のお話のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、文章と会話どちらでも使えるのが「前置き」、文章でしか使えないのが「前書き」と覚えておきましょう。

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